花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

「おかのり」って何?

2016年11月21日 | 環境システム科
環境システム科には全国でも名久井農業高校にしかない
「起業チャレンジ」というオリジナルの授業があります。
これは3班に分かれた3年生に最新の水耕栽培装置を貸し
これを自由に使って野菜の生産販売を行わせ
その技術を競うとてもユニークな科目です。
5月から行ってきた経営活動も11月一杯でゲームセット。
したがって最後の売り込みにどの会社も必死です!
この農業会社は変わった野菜を売っています。
名前を聞いてみると「おかのり」というそうです。
シソの葉のような形をしていますがアオイ科。
その葉をかいて収穫するので、いくらでも採れるのだそうです。
最後まで食べる機会はありませんでしたが
茹でると粘りが出てくるそうです。
栄養豊富な野菜ですが、あまり知名度がないので
はたして売れるのかと心配していましたが大丈夫。
お客様はけっこうはまっていたようです。
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農仕舞い

2016年11月20日 | 学校
先日、第3農場ではダイコンの収穫があったようです。
第1農場ではりんご「ふじ」の収穫が真っ盛りかもしれません。
とはいってもさすがに寒さも厳しくなりました。
そろそろ今年の実習も終了を迎えています!
昔は農作業の終わりを「農仕舞い」といって
お膳を作ってお祝いしたといわれています。
今ではこのような風習はなくなりつつありますが
自然や農の神様へ感謝する心が育つのはもちろん、
家族の団結も強まったのではないでしょうか。
先日、農場をまわってみたら農作業で使った物が
きれいに整理されていました。
そろその農仕舞いのようです。
昔の農仕舞いの時期は11月20日頃。
でも旧暦なので新暦に直すと12月下旬。
先人たちは薪となる木の枝を探したり
稲藁で縄をつくったりとまだまだ農作業をしていたようです。


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プラタナス、それともすずかけ?

2016年11月20日 | 学校
正門から校舎に続く坂道にある大きなNAKUIの文字!
朝夕、さらに名農生は農場への行き帰りで見ているため
あるのが当たり前という感じになり
上級生ともなるとまったく気にしなくなってしまいます。
しかしピンクの花が咲いたときとか
雪が積もって文字がとても立体に見えるときなど
人によって年に数回、ハッとすることがあるようです。
これは先日の風景。
NAKUIの文字に大きな葉のトッピングがされています。
葉の正体は土手の上に植栽されているプラタナス。
存在感のある大きな葉なのでついつい見とれてしまいました。
さてみなさんはプラタナスといいますか?
それともすずかけですか。
いずれにしても歌詞や文学にもよく出てくる
愛される木のようです。
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零余子(むかご)!!

2016年11月20日 | 
零余子と書いてむかごと読みます。
ヤマノイモなどの蔓につく球状のイモ。
これが地面に落ちるとそこから芽を伸ばして
増殖する栄養繁殖器官です!
青森県は日本有数の長いも産地。
名農でも栽培していますが、
蔓はご覧のとおりすっかり褐変しています。
おそらく収穫していなければ
この蔓にむかごがついているはずです。
実はこのむかご、美味しく食べることができるのです。
なかでもご飯と一緒に炊く「むかごご飯」は
全国で食べられています。
しかしむかごはスーパーマーケットで
見かけることはなかなかありません。
青森県なら手に入ると思うので
まだ食べたことのない人はぜひ食べてみてください。
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新しいせんべい誕生

2016年11月19日 | 
先日、南部せんべいをもらったのですが
ご覧のとおり焦げ茶色です。
食べてみるとチョコレート風味で
ビスケットのような食感の
とても美味しいものでした。
最近、いろいろアレンジされた
南部せんべいをみることができます。
若い人も好きそうな味になったこの軽いせんべいは
観光客にもお土産として人気となるでしょう!
どこで作っているのかと思って
袋の記載をみるとなんとお隣の岩手県。
残念ながら青森県のものではありませんでした。
しかし同じ「戸の里」の南部の商品。
応援したいと思います。
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