花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ご褒美は絶品フルーツパフェ?

2016年11月23日 | 研究
南極北極ジュニアフォーラムに参加した帰り、
東京駅でちょっと時間ができたので
練習に頑張った3年生たちにご馳走することにしました。
この日の東京は天気も良く気温も上がったため
パフェが食べたいという彼ら。
最近は男子も女子もパフェをよく食べるんです!
なかなか東京に行く機会がない彼らにとって
すべてが貴重な思い出になるので
ここは思い切って贅沢パフェを用意しました。
なんとここは銀座千疋屋のパーラー。
写真は梨のパフェです。
もちろん味は絶品で全員満足という顔をしています。
フルーツの里の南部町だったら
美味しいフルーツパフェができるはず。
直売所などと連携して季節毎のフルーツパフェを開発したら
話題を呼んで名物になること間違いありません。
誰か考えてくれませんか?
頑張った3年生、千疋屋のパーラーに
もう来ることはないかもしれませんが
いつか思い出してくれると嬉しいですね。
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極地の花にネクターガイドはあるだろうか

2016年11月22日 | 研究
まずは北極科学賞を受賞したテーマ、
「極地の花にネクターガイドはあるのか?」です。
花には昆虫を呼び寄せるためのサインである
ネクターガイドを持つ草花が多くあります。
しかしこれは昆虫がいての話です!
極地のように昆虫が私たちが住む日本より少なく
極限られた夏だけに咲くのであれば
ネクターガイドなどそもそもあるのでしょうか。
もしかしたら虫に頼らない
繁殖方法に進化しているかもしれません。
もしかしたら少ない昆虫を招くために
もっと発達しているかもしれません。
とても興味深いのでぜひ調べてみたい。
これがチームの提案理由です。
いかにも農業高校らしい提案だと思いませんか。
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極地のブルーモーメントは長いって本当ですか?

2016年11月22日 | 研究
こちらのテーマは南極科学賞に選ばれたテーマ。
みなさんはブルーモーメントを知っていますか。
日没後、真っ暗な夜になる直前に
空がきれいな青色に染まる10数分の現象をいいます!
チームは白夜や極地のある極地であれば
太陽が地平線のすぐ下にいる時間が日本より長いので
絶対ブルーモーメントも長いはずなので
ぜひ観測してほしいと提案しました。
こちらは見事南極の研究テーマに選ばれました。
表彰式及び発表会であるジュニアフォーラムは
11月13日に東京の極地研究所で開催され
出席したチームの3名は今月27日に出発する南極越冬隊長と
簡単な観測の打ち合わせもしました。
これには理由があります。
ブルーモーメントにせよ、ネクターガイドにせよ
極地と日本の花や空を比較するというテーマ。
したがって日本での観測はチームが担うことになるからです。
これからなんと南極の昭和基地からチームに
観測データが送られてくる予定。
つまりこのコンテストに選ばれると
南極観測隊と北極研究グループと実際に協同実験を
することになるのです。
結果発表は1年後の来年の秋。
チームの2年生がその任務を負うことになります。
そんな新研究の紹介でしたが、
チームフォローラフォと二クスはまた新しい研究結果を
コンテストで披露するため、本日秋の京都大学を目指します。
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久しぶりの取材対応!!

2016年11月22日 | 研究
チームフローラフォトニクスの3年生が先日、
地元新聞社の取材を受けました。
理由は今年、国立極地研究所が公募していた
極地での研究テーマコンテストに応募したところ、
最優秀を受賞したからです!
この公募は今年で8年目になるもので
今年は全国の中高生から400件以上の応募があったそうです。
面白いのはその中から実際に南極で行う研究と
北極で行う研究の2つを選ぶというシステムですが
なんとチームが応募したテーマが南極と北極の
それぞれの研究テーマに選ばれたのです。
今までひとつの提案が南極北極のどちらでもできるとして
両極の研究テーマに選ばれたことはありますが
まったく違いテーマを提案してそれぞれは選ばれたのは
8年の大会の歴史でも初めてだそうです。
審査は学校名を伏せて行うので
審査員はどの高校を選んだのかまったくわからないということで
一番驚いたのは審査を務めた極地研のスタッフや専門家だったそうです。
この日の取材内容は本日の新聞に掲載されたのぜひご覧下さい。
それではチームが提案した2つの研究テーマを紹介します。
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目指すは京大!

2016年11月21日 | 研究
京都大学で開催される科学技術アイデアコンテストの
決戦大会に出場するチームの3年生。
結成8年目で7度目の出場となりました!
全国から数百件も応募がある中で
選ばれた数校しか決戦大会に行けないことを考えると
ラッキーが続いているともいえます。
しかしめったに農業高校と決戦大会で会うことはありません。
理由は農業クラブのプロジェクトとは
審査の視点がまったくことなるからです。
ポイントは世の中に役立つ発明やアイデアかどうか。
すでにどこかにある技術はだめなのです。
それを実験などを通した結果を紹介しながら
プレゼンテーションするのですが
おそらくこの独特な大会内容がチームの研究スタイルに
とてもマッチして相性がいいのだと思います。
さて大会は今週23日の朝から夜までと長丁場。
したがって前日の明日出発することになります。
3年生の中にはこれで3度目の京都という強者もいます。
今日も土肥室で2台のMacを駆使して最終練習が行われます。
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