朝夕は冷えていますが、日中は時折暖かな太陽が顔を出す南部町。
そんな小春日和となった先週、FLORAは2つのミッションを行いました。
そのうちのひとつをご紹介します。
これはイチジクの越冬準備。
枝にわらでできたムシロを巻きつけています。
本来なら北国には適さないイチジク。
温暖化で生育可能になったと考え、栽培に乗り出したFLORAですが
それは夏の話。問題は氷点下になる冬を乗り越えられるかです。
それも根づけば困ると思い、地植えではなく大鉢に植えたため
根圏がかなりの低温にさらされる可能性があります。
そこで何か鉢を覆うものはないかと馴化温室を探してみると
偶然見つけたのがサーマルブランケット。
一昨年、露天風呂栽培にチャレンジしていた先輩が
使い残したものです。これを鉢に巻いてみると
まるで人工衛星のような姿になってしまいました。
でもまたまた悲劇。3つの鉢を覆うには少し足りないらしいのです。
見ると中途半端な状態。シャツが短く、お腹を出しているかのようです。
とはいってももう効果がありそうなものは見つかりません。
本格的な冬が来る前に、なんとか対策したいものです。