主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

間もなく消える国鉄特急色の381系

2015年10月08日 19時00分00秒 | JR西日本

北陸新幹線の開業に伴い余剰となった683系を直流専用の289系に改め

「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に投入します。

この289系投入によりこれらの列車で運用されていた381系の運転が10月30日をもって終了となります。

大幅なリニューアルを受けた「やくも」用の381系はまだ活躍を続けますが

国鉄特急色を纏った381系は今月姿を消す事になります。

 

今日は嵯峨野線(山陰線)を利用してコスモスの花の撮影に出掛けてました。

せっかくなので途中駅で下車し381系の姿をカメラに納めました。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f6.3  1/2500sec   ISO640   (92mm) 


今日はまずまずの天気だったのですが381系を待っている間に分厚く大きな雲の塊が流れて来ました。

再び陽が差すよりも定刻にやって来た『きのさき』の方が早かった様で

残念ながらご覧の通り曇りでの記録となりました。

 

いよいよ今月で、定期運用を続ける国鉄特急色の電車ともおさらばです。

 

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特別なトワイライトエクスプレス

2015年05月23日 13時00分00秒 | JR西日本

先週、BIGMAの試写の為に米原駅に行きました。

実はその時に、あの引退した筈のトワイライトエクスプレスに遭遇しました。

調べてみると引退した編成から『スイート』・『ロイヤル』客車を抽出し新たに編成を組成し直して

“特別なトワイライトエクスプレス”と銘打った旅行会社専用団体臨時列車としての運行だったようです。


個人的には定期トワイライトエクスプレスの引退という事実を受け止めていたものの

実際にまた走るとなると「見たい、撮りたい!」と思ってしまうのも当然でしょう。


運良く今回の“特別なトワイライトエクスプレス”の運行区間に琵琶湖一周が組み込まれており

地元を通ってくれるというラッキーなものでした。

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

TAvモード  1/1000sec   f8   ISO1250   +0.3EV  (370mm)


牽引機EF81 114の後ろにはスロネフ25形に続いてスロネ25形が3両連なります。

それにしても国鉄形電機が牽く国鉄形客車の編成は威風堂々としており存在感抜群です。

最近、この付近では上りの外側線と内側線の間にロープが張られた様です。

他線区でも黄色と黒色のいわゆる“タイガー”と呼ばれるロープやポールで同様の物を

見る事が出来ますが邪魔ですね。一体何の為にロープを張るのでしょうか?


PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

TAvモード  1/1000sec   f8   ISO1250   +0.3EV  (140mm)

 

更にワイド側にズーミングしてもう1カット狙います。

曇りなので車体の緑が潰れない様に軽くプラス補正を掛けています。

 

7月からは山陰方面も走るプランが登場するらしいですね。

それまでは琵琶湖一周プランがまだ数回運行されるようなので次は好天で

この“特別なトワイライトエクスプレス”を撮影したいものです。

 

 《おまけ編》

本日はこんな素晴らしい被写体も捉える事が出来ました。

 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f5.6  1/1600sec   ISO400   (96mm) 

 

国鉄時代の塗色で残るEF65PF形と12系客車です。

SL北びわこ号用の客車で運行前日に行なわれる送り込み回送を撮影したものです。

天気はイマイチ良くなかったもののこれらの列車を撮影出来たのは嬉しい限りです。


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近場の国鉄特急色   ~381系  きのさき~

2015年02月15日 19時00分00秒 | JR西日本

3月のダイヤ改正。

トワイライトエクスプレスの運行終了だけでなく、北陸新幹線金沢までの開業に伴い同じく運行を終える

国鉄色485系『北越』やスノーラビットエクスプレス『はくたか』も撮っておきたかったのですが

不安定な天候が多く、出撃に伴う労力とその釣果とを勘案すると重い腰が中々上がらず

実は今日・明日で出撃予定だったのです。

しかし、軽い腰痛症が発症、若干の体調不良も有り出撃は断念決定。

残念ですがこのまま撮る機会を逸したまま終わりそうです。

 

ふと、地元ではあの『雷鳥』が去ってから国鉄特急色との遭遇が難しいと思っていたのですが

まだ“アイツ”が居た事を忘れていました。特急『きのさき』・『はしだて』です。

紀勢線の特急『くろしお』はオーシャンブルーカラーのパノラマグリーン車を持つ

381系リニューアル編成が用いられていますがこちらはオーソドックスな国鉄色編成です。

 

電車に乗り、途中1回の乗換えだけで見る事が出来る381系を今日は撮りに行きました。

 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f8  1/800sec   ISO500  (150mm) 

 

『きのさき』。基本は4両編成ですが今日は増結込みの6連です。

相変わらずの曇り空、E-M10のコントラストと彩度を一段ずつ上げて撮影しました。

重厚感のある485系も良いのですがすっきりとした低い屋根と裾の絞込みの大きい車体を持つ381系も

負けず劣らず格好良いと思います。

それにしてもこのスタイル、このカラーリングは良いですね。

 

せっかくなので移動して折り返しを狙います。

待っている間に雨が降って来ました。

傘は用意していませんでしたのでそのまま381系を待ちました。

 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード   f6.3   1/1600sec    ISO800    (150mm)

 

もう少し長いレンズが有れば編成が曲線に掛かって良かったのですが今日のお供は

EM-10なのでテレ端150mmに合わせたフレーミングで撮りました。

4両編成だと何とも締まらない写真になったと思いますが6両で助かりました。

 

あっ!そう言えばEM-10って防滴じゃなかったんだ。

慌ててボディとレンズの水を拭き取りながら帰路に着きました。

 

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関西急電の末裔  ~JR西日本 117系~

2013年11月19日 23時00分00秒 | JR西日本

私鉄王国関西において国鉄が初めて車両の標準化という殻を破り送り出した電車が117系でした。

特に京阪間において京阪3000系・阪急6300系・国鉄117系の熱いデッドヒートは

当時の関西鉄道ファンを大いに楽しませてくれました。

既に京阪3000系は引退しましたが阪急6300系は『京とれいん』や嵐山線専用車としてまだ活躍しています。

また京都近郊でも117系も改造を受けた300番台を中心とした6連編成がひっそり?と湖西線・草津線でローカル運用に就いています。

そんな117系ですが団体運用を主とした8両編成が2本存在しています。

T01・T02の編成番号を持つこの2本は団体用臨時列車が主たる任務で『金光臨』と呼ばれる団体列車は有名です。

今日はたまたま試運転中のT01編成8連を捉える事が出来ました。

K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/1600sec  ISO400  -0.3EV  (210mm)

 

かつての関西急電52系電車を彷彿させるクリーム車体にブラウン帯の登場時まんまのカラーの8連は

117系が新快速時代に見せた輝きを放っている様に思えました。

編成に組み込まれた100番台の2両のクリーム色が他の車両とは少し違い浮いているのはご愛嬌でしょうか?

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簡単に撮れない?225系新快速

2013年09月24日 22時14分05秒 | JR西日本

前回撮影する事が出来なかった225系。

2時間半程同じポイントに張り付いてようやく捕獲出来ました。

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f8  1/640sec  -0.3EV   ISO400  (450mm) 

 

久々に持ったバッテリーグリップ付きのK-5とBIGMAの組み合わせはズッシリ来ます。

今年1月の記事でも紹介した225系ですが私にとってなぜか写欲をくすぐる存在となりました。

ただ223系とは共通運用の為にどの列車が225系か分からず、また運良く225系がやって来ても223系と

併結されている場合編成の前か後ろか?といった点も含めて安易に撮影出来ない様ですね。

阪和線用の5000番台、福知山線用の6000番台を含めるとかなりの数が投入されているのですが

新快速用の0番台はそれ程多くないのかも知れません。


少し違う場所での225系を狙おうと今日もロケハンがてら出撃しましたが遭遇出来ずに終わりました。

今日も225系はカメラを向ける逆方向の列車ばかりに入っていました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/640sec  -0.3EV  ISO250  (170mm)

 

223系12連の新快速。

関東地区の15両編成には及びませんが関西では最長となる新快速の12両編成は

この様なS字カーブでは躍動感を感じさせてくれます。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4   1/500sec   ISO100    -0.3EV   (108mm)

 

この後は更に西へ進み曲線を下る新快速を狙いました。

土日の新快速は終日12両運用ですが平日はラッシュ時以外は8両編成が多くなります。

この場所も12両だと絵になりそうですが8両だと少々物足りません。

 

こうして撮った写真を見てみるとやはりステンレス車体の近郊型電車という事で

華やかさは無くとっても地味ですが身近な鉄道被写体という事で

これからも気が向いた時には撮影したいと思います。

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一ヶ月ぶりの鉄撮りは身近な電車で

2013年09月17日 20時15分43秒 | JR西日本

心身共にようやく忙しさから開放されつつありますが本調子まではもう一歩?という感じでしょうか。

こんな時は焦らずのんびりと構えたいものです。

 

台風一過。

湿度も低く清々しい晴天に恵まれた今日は運良く休日でしたが遠征する気力も無く、リハビリがてら

自宅から一番近い鉄道に向いました。今日の相棒はまたもやネオ一眼のFZ200。

一眼レフカメラに較べると僅かにタイムラグも大きいFZ200。

予めレリーズポイントが決まっている場合はAF・AE固定の12コマ/秒を活かしての連写も良いのですが

私が多用するのはAFが連動する5.5コマ/秒連写です。

ほぼ任意の場所にAFフレームを設定出来るオートフォーカスモードの1点を選びAF-Cを設定。

シャッターボタン半押しのままAFフレームを列車の顔に当てたままフレームを整えます。

一眼レフカメラの様に自分の望むポイントでレリーズするのが難しいので「この辺りだ!」と思う付近で

シャッターボタンを押し込みます。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f3.2   1/1600sec   ISO100    -0.3EV   (76mm)

 

トップバッターは長野へ向う『しなの』。昼行特急では最長距離を誇ります。

3コマ連写した2コマ目です。3コマ目は後ピンとなりアウトでしたが一眼レフでもこの様なケースでは

ヘッドライトに幻惑されてAFが迷うケースも多いので満足出来る結果だと思います。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f5   1/640sec   ISO100  -0.3EV   (108mm)

 

35mm判では600mm相当となるFZ200のテレ端108mmで捉えた223系2000番台。

『普通』でありながら12両編成とは圧巻です。

少し涼しくなったとはいえ日中の気温は30℃越えなので望遠での撮影は線路から立ち上る熱気の揺らぎの影響を受けます。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f5.6       1/640sec   ISO125      -0.3EV     (108mm)

 

こちらは223系1000番台。2000番台とは尾灯の位置が違い見た目の印象が少々異なります。

登場時はステンボディで無機質に感じられた223系ですが今ではこのスタイルがまったく違和感無く

当たり前の風景だと思える様になりました。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4       1/1000sec   ISO125      -0.3EV     (108mm)

 

JR西日本のアーバンネットワークの礎となった221系も健在です。

青白い閃光を放つHIDランプを持つ体質改善工事を受けた編成も登場しています。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f3.5      1/1300sec   ISO100      -1EV     (6mm)

 

こちらは別の日に撮影した瀬田川を渡る225系。

こうして見ると地味ながら改めてバラエティに富んだ系列が活躍しているんだと感じました。

それにしても1台で広角~超望遠をこなすFZ200の実力にも感心させられました。

大きなセンサーサイズを持つ一眼レフカメラには到底画質面で敵いませんが個人的に楽しむ分には十分な性能です。

 

今回はただ近くを走る電車をドーンと撮っただけなんですが

秋の気配を感じさせる真っ青な空を見ながらのんびりと電車を撮るのは良いものです。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4       1/1300sec   ISO125      -0.3EV     (30mm)

 

今日の撮影中、偶然にドクターWESTと呼ばれるキヤ141系検測用気動車を撮影する事が出来ました。

8~12両編成で行き交う電車達と較べてたった2両の編成は可愛らしいですね。

日頃見る事の出来ない車両に遭遇するのはいくつになっても楽しいものです。

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最近少し気になる225系

2013年01月24日 21時58分33秒 | JR西日本

風邪で撃沈中のbigwest_1965です。と言っても仕事を休む訳にもいきませんね。

今記事も数日前に撮影の画像を元に作成しています。

 

JR西日本のアーバンネットワークの基幹を成すのは間違いなく『新快速』電車だと言えるでしょう。

最長運用は何と北陸線・敦賀から赤穂線・播州赤穂までの約275kmをカバーします。

現在は130km/h運転に対応した223・225系がその任に当たっています。

主力は1994年から2008年まで製造された223系ですが、その後継車両である225系もその勢力を拡大しながら活躍中です。

2010年の末から営業運転を開始した225系ですが登場直後は個人的にそのツリ目スタイルに違和感を感じていました。

しかし、直線基調のステン車体には前頭部に柔らかな曲面デザインを取り入れた223系よりも直線基調の225系の方が

マッチしているのでは?と感じる様になりました。特に最近はこの225系の前面は物凄く精悍な表情だと感じています。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4   1/125sec   ISO125  -0.7EV   (108mm)

 

ネオ一眼と呼ばれるコンデジのFZ200。ノイズを考えればISO400以上には上げたくないのですが全域F2.8というレンズを

備えるお蔭でこんな曇りでもISO感度を上げずに済みます。またFZ200では108mmという焦点距離は35mm判換算で

600mm相当の焦点距離になりますが1/125secのシャッター速度でも優秀な手ブレ補正は強力に効いています。

乗車する立場では運転席窓が安全性確保の為に223系に較べて小さくなり前面展望がかなり悪くなった事と

側窓の窓割りも窓ガラス枚数が大型ガラス採用により座席ピッチと合わなくなるなど不満も増えました。

しかしレンズを通して見る225系は被写体として223系よりも遥かに魅力を増したと感じています。

225系がデビューしてからいわゆる「本気撮り」はまだ1度も無いのですが京阪旧3000系の引退後はこの225系を

少し追いかけてみようかと考えています。

FZ200で撮影したこの225系、よく見ればトップナンバーの編成です。

225系トップナンバーと言えば落成後、草津線に試運転でやって来たのを撮影に行った事を思い出しました。

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8ED

マニュアル  1/500sec  f7.1  ISO400  (107.5mm)   ※2010.9.28撮影

 

この写真を撮影した時も225系に対して特に思い入れは無く単なる最新鋭の近郊型電車という位の気持ちでした。

でも、その後『新快速』を利用する機会が増え『新快速』の料金不要でありながらもたらしてくれる快適性と速達性の

素晴らしさを実感するにつれて少しづつ『新快速』電車に興味を持つ自分に気が付きました。

そんな『新快速』の魅力を写真で表現するほどの技術も感性も有りませんが今後はこのブログでも223・225系の

写真が増えるかも知れません

 

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春には一つになる   ~くろしお~

2012年03月14日 21時00分00秒 | JR西日本

3月のダイヤ改正で京都・新大阪と南紀を結ぶ『くろしお』に新型の287系が投入されます。

また、現在3種の名前が有る特急列車の名称も全て『くろしお』に統一されると言う事です。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/320sec  -0.3EV  ISO400  (240mm)   JPEG撮影

 

381系『くろしお』。南紀の海をイメージしたオーシャンカラーが曲線を多用した車体にとても似合っています。

イラスト入りのヘッドマークも美しく写欲をそそる被写体と言えます。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1000sec  -0.3EV  ISO400  (93mm)   JPEG撮影

 

こちらはスーパーの名を冠した381系『スーパーくろしお』。

『雷鳥』でもお馴染みだったパノラマ・クロを南紀側に連結しています。

『雷鳥』のパノラマ・クロと違ってLEDヘッドマークを備えています。

低くスッキリした屋根と大きな菱形パンタグラフが特徴的ですね。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/640sec  -0.3EV  ISO200  (150mm)   JPEG撮影

 

南紀特急の看板列車とも言える283系『オーシャンアロー』。

京都・新大阪側にクロが有る付属編成と両面貫通型の付属編成同士による運用です。

このスピード感溢れる非貫通型先頭車較べて貫通型先頭車は実に地味なスタイルです。

同じ事は383系の『しなの』にも言えますね。現代においては旅客の数に合わせて連結両数を調節する事が

当たり前になりましたが特急列車と言えば花形なんですからもう少し貫通型先頭車のデザインを考えて貰いたいと思います。

 

今回はK-rにシグマの70-300というお手軽セットでJPEG撮って出しの撮影です。

カスタムイメージの『鮮やか』・『雅(MIYABI )』はオーシャンカラーを見事に表現してくれました。

またファインシャープネスによる精細感アップも効いていますね。

実売2万円を切るレンズとは思えません。

287系が加わる『くろしお』、この春・夏の撮影にお勧めかも知れません。

 

 

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初めての姫新線で新旧を撮る

2012年01月04日 19時23分10秒 | JR西日本

無計画な撮影が主となる私の撮影スタイル。

強風が吹き荒れる瀬戸大橋で四国・香川県から岡山県に渡り、兵庫県に入る頃には天気も回復し

一面の青空に包まれ始めました。抜ける様な青色に誘われてしまったのでしょうか?

急遽、播磨JCから北方面へハンドルを切り進路を変えました。

頭の中に姫新線のキハ40が浮かんだのです。

場所も列車の時刻も何も分かりませんが1~2時間で列車に遭遇できたら写真を撮ろう!

そんな具合で線路脇での撮影ポイント探しを開始しました。

さっきまでの青空が嘘の様に空には沢山の雲が流れて来ましたがまだ太陽の光は届いています。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/800sec  -0.3EV  ISO400  (300mm)

 

姫新線の新しい主力気動車キハ127系。キハ122系と共に姫新線で活躍しています。

521系電車の気動車版といった感じで223系の流れを汲んだそのスタイルは

JR西日本の新世代車種という事をひと目で認識出来ますね。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/400sec  -0.3EV  ISO400  (300mm)

 

場所を移動し今度は周囲の状況を入れたカットを狙いました。

この辺りから既に曇り空となり、北の空を見るとどんどんと黒ずんで来ました。

被写体ブレを少しでも抑えようとテレ一杯(300mm)でフレーミングし直して圧縮撮りです。

それにしても架線や架線柱の無い非電化区間はすっきりして気持ちが良いですね。

この後は天気の悪いのは覚悟して更に姫新線を北西に進みました。

出来ればキハ40との出会いたい!

撮影ポイントを決めたら携帯の時刻表サイトで運行時刻を調べ、おおよその到着時間を想像して

列車を待ちます。もちろん手持ちなので三脚セット等に時間を掛ける事は有りません。

今度のポイントはトンネル出口から緩やかなカーブを描く場所で俯瞰気味に撮影です。

トンネルからエンジン音とジョイントを刻む音がします。

「この重たいエンジン音、ひょっとして?」

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/320sec  -0.3EV  ISO640  (70mm)

 

やって来たのは待望のキハ40。それもあの『はばタン』のラッピング車でした。

ズーミングでフレームを変えて数カット撮りましたがサイドのイラストは殆ど写らず

単なる黄色いキハ40で終わりそうですが携帯でチェックすると幸いにも比較的近い播磨新宮で

折り返しとなる様なので今度はサイドも写る撮り方で狙います。

折り返しまでの時間で良いポイントを見つけようとあちこち移動しますが初めての地では

簡単には行かないばかりか天気は更に悪化し粉雪が強く舞ってきました。

明るさもかなり暗くなりましたので急遽F2.8の70mmマクロに付け替え光量を稼ぎました。

 

PENTAX K-r+TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1

マニュアル  1/800sec  f4  ISO400

 

粉雪の舞う中の『はばタン』。もし背景も雪景色ならもっと良かったのですが背景に黒い場所を選んだ効果も有ってか

粉雪の舞う感じをK-r&タムキューコンビは雰囲気良くしっかりと捉えてくれたと思います。

こうして今回は初の姫新線で運良く新旧の顔を撮影出来ました。

3月のダイヤ改正で姫新線のキハ40は消えてしまうようですがそれまでにもう一度姫新線の

キハ40に会いたいものです。 

 

 

 

 

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新年おめでとうございます

2012年01月01日 00時00分00秒 | JR西日本

新年あけましておめでとうございます。

昨年は多くの方々に弊ブログを閲覧頂いたりコメントを頂きましてありがとうございました。

『主鉄写日記』。今年も昨年と変わり映えのしない展開となると思いますがどうぞ宜しくお願い致します。

本当なら初撮りの写真で新年一発目を飾りたいところなんですが仕事柄、年末は殺人的?とも言える程の

忙しさに加えて12月半ばに発症した腰痛症や長引いた風邪の影響ですっかり体調を崩しました。

昨年のストックからになりますが2枚の写真で新年のご挨拶に代えさせて頂きたいと思います。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2011.01.03撮影

マニュアル  1/1000sec  f7.1  ISO500  (135mm)

 

昨年残念ながら消滅してしまった『雷鳥』です。

国鉄形特急電車として長期に亘り活躍してきた485系電車もこの付近では見る事が出来なくなりました。

485系の風格のあるこの形。そしてどんな風景にも似合うこの素晴らしきカラー。

『特急』が憧れの対象であった私達世代にとっては最後の大物と言える『雷鳥』の消滅は残念としか言い様がないですね。

大した写真は残せませんでしたが昨年は自分なりに『雷鳥』の活躍を最後まで見る事が出来て良かったと思っています。

写真はRAWで撮影してますので今回はカスタムイメージ『リバーサルフィルム』で現像しました。

コントラストが強く少し発色もパワフルですが編成を主体とした鉄道写真には向いていると思います。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2011.02.13撮影

マニュアル  1/640sec  f8  ISO640  (87.5mm)   ※トリミング適用

 

こちらは定番撮影地のカーブを行く『トワイライトエクスプレス』です。

昨年末、『日本海』の臨時列車化が発表され、またもや鉄道ファンの間に激震が走りましたが

この『トワイライトエクスプレス』の将来も決して明るいとは言えませんね。

専用の塗色が与えられ独自の改造を受けていますが24系25形客車がベースの為に

ブルートレインを彷彿させるイメージが有るこの列車は私達の世代にとって最後の砦?といった存在と言えそうです。

私は手持ち撮影が基本で列車の動きに合わせてズーミングしながらフレームを整えながら数枚撮影したのですが

右端に私より列車寄りに三脚を構えていた撮影者の三脚が入ってしまったのでトリミングを余儀なくされました。

実はこの日もフレーム右側外に撮影者が20人以上鈴なりになっているのです。

今年もこの場所を始めとする有名撮影ポイントに『日本海』狙いのファンが昨年の『雷鳥』以上に殺到しそうですね。

恐らく今年はこの場所への出撃は無さそうです。

今年はのんびりと不人気で地味な被写体を狙ってみようかな?なんて思っています。

 

 

 

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久しぶりの新疋田

2011年11月17日 18時45分36秒 | JR西日本

特急“雷鳥”が健在の頃は北陸本線の新疋田駅にも良く出掛けていました。

しかし485系“雷鳥”から消滅してからは北陸方面へ撮影に行く事も激減しこの駅に訪れる事も無くなりました。

今日敦賀へ行く用事が有り、少し時間も有りましたので久しぶりに新疋田駅に少し寄って見ました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Pモード  f8  1/400sec  -0.3EV  ISO400  (70mm)

 

無人の駅舎を抜けホームへ出るとEF510形“レッドサンダー”が牽引する貨物が止まっていました。特急の退避でしょう。

線路脇には作業員らしき集団が作業しておりよく見るとEF510の足元から水を噴霧していました。

どうやら冬に備えてスプリンクラーの点検・作動チェックをしているようです。

程なく駅構内の踏切が鳴り始めました。通過列車がやって来るようですが貨物列車の長大編成が視界を遮っていて

何が来るのか分かりませんが時間的には681・683系の特急でしょう。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Pモード  f7.1  1/320sec  -0.3EV  ISO400  (300mm)

 

やって来たのは683系“しらさぎ”でした。一応見送るつもりでしたがAPO 70-300の描写チェックをしようと

後追いですが急遽カメラを683系に向け親指AFを始動!しっかり食い付きました。

パンタがフレーム内に収まったのを確認して一枚撮影しました。

どうやらPENTAXの55-300よりシャープさは上手の様です。

駅舎の待合室内に貼られている敦賀駅発車時刻表を確認すると数分後に“サンダーバード”がやって来る事が判明。

この1本だけ撮って撤収しようとカメラを構えましたが先程の貨物がまだ停まっていますので

編成を丸ごと収めるのは断念し、縦位置で正面のアップを狙う事にしました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1600sec  -1.0EV  ISO400  (300mm)

 

爆速AFのプロ機ならいざ知らずいきなりフレーム内に現れる電車にピントは合わないだろうと置きピンです。

このカットもテレ端の300mmですがf8まで絞っていれば充分なシャープさを発揮してくれています。

ふとファインダーを覗いていた時に違和感を覚えたのですが画像を見て納得しました。

運転席上部の前照灯が通常のライトでは無いですね。

HIDタイプでもなくて、今クルマで流行っている“LED”ライトの様な形態です。

確か記憶では683系の4000番台も既存の683系と同じライトだった筈ですが試験的に用いているのかも知れません。

些細な事ですが新たな発見をしました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/250sec  ISO400  (80mm)

 

続いて退避の終わったEF510が長大な貨車編成を引き出し発車。

作業員の見守る中、力強いモーター音を響かせてトンネルへ消えて行きました。

何かを狙っての撮影では無かったのですが短いながらも楽しい時間を過ごせました。

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113系が主力   ~草津線~

2011年07月10日 15時14分58秒 | JR西日本

梅雨が明けて酷暑の日が続きます。

沿線の草木はすっかり生い茂り、深い緑色に覆われています。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/640sec  f8  ISO400  (65mm)

 

そんな景色の中、オレンジとグリーンの湘南色113系が草津~貴生川・柘植間で活躍しています。

朝夕には223系や117系も乗り入れますが主力は113系。

今やすっかり貴重になった湘南色。そして通称『カフェオレ』色とその『カフェオレ』と湘南色の混色編成。

さらに単色グリーンの編成も有り、4パターンの編成色を見る事が出来ます。

その中でも自然の風景に一番自然に溶け込むのは湘南色ですね。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/800sec  f9  ISO400  (200mm)

 

みかんの橙色と葉っぱの緑色をイメージさせる湘南色の113系は稲の緑が鮮やかな風景に埋没する事無く

そして自身の存在をしっかりアピールしています。

30℃を軽く超える暑さでしたが長閑な風景の中、軽やかな直流モーターの音色を響かせて走る113系を

カメラのファインダー越しに見ていると、しばし暑さを忘れていました。

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/1000sec  f7.1  ISO800  (18mm)

 

同じ滋賀県内の湖西線を走る113系とこの草津線を走る113系は共通運用されています。

しかし、あちらは高規格の高架線。こちらは長閑な風景を行く単線ローカルとでその性格はまったく違う路線です。

関西圏で113系を味わうのなら草津&湖西線の両方をお勧めしたいですね。

湘南色と出会うのは運用次第といった運任せ的な面も有りますが運が良ければ湘南色8連に出会うチャンスも有ります。

湘南色や緑単色車の室内はオリジナルのセミクロスシートなので快適さという面では劣りますが

昭和時代の近郊型車両のアコモもしっかり味わって頂きたいと思います。

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渓谷を行く183系“こうのとり”

2011年04月15日 23時42分19秒 | JR西日本

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/640sec  f8  ISO200  (75mm)

 

渓谷沿いを行く183系“こうのとり”。

半逆光で少しプラス目の露出で撮影しましたが自分のイメージに近づける為に、カスタムイメージの

「リバーサルフィルム」で現像しました。高コントラストのメリハリが付いて、半逆光で陰影の付いた

岩肌の質感や苔の深い緑が描写されました。

この場所に桜が有れば最高だったのですが狙っていたイメージに近いものが撮影出来て

個人的には大満足しています。

 

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電車と桜を絡める

2011年04月14日 18時30分31秒 | JR西日本

鉄道車両の周囲に情景を取り入れた写真。私は苦手なんです。

周囲の景色を入れすぎて鉄道車両が埋没したり、逆に切り詰めると何が主体なのか分からない。

だから殆どが編成を主体にした写真を多く撮ってきました。

しかし見事に咲き誇る桜を見ると無性に鉄道車両と絡めて撮りたくなります。

見頃が過ぎ、散ってしまう前に・・・と撮ってみました。

 PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/500sec  f9  ISO200  (93mm)

 

新生“こうのとり”183系を桜と一緒に撮りました。やはり国鉄特急色は映えますね。

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/640sec  f5.6  ISO400  (18mm)

 

次はニューカマー287系と桜を絡めました。サンダーバードに使われる683系が基本なんですが

赤系統のラインが入るだけで印象が随分と変わります。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/800sec  f7.1  ISO320  (75mm)

 

最後はこれも“こうのとり”ですが、6月までの活躍となる381系です。

曲線区間が似合う381系ですが振り子を殺しているのでしょうか?

振り子車両独特の傾斜は有りませんが、車体裾の大きな絞込みは381系の個性ですね。

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鉄道撮影に復帰

2011年04月13日 20時21分03秒 | JR西日本

3年ほど前に20数年ぶりとなりますが鉄道写真に復帰しました。

フイルムからデジタルへ機材は変貌を遂げたお陰で安楽に写真が楽しめるようになりました。

変化を遂げたのは機材だけではなく、鉄道車両もそうですね。

かつて親しんだ国鉄型車両がどんどんと消え去り、いわゆる“葬式鉄”の撮影が多くなりました。 

Canon EOS 40D+EF300 F4L IS USM

マニュアル  1/1000sec   f11   ISO100 Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM

マニュアル 1/1000sec   f7.1   ISO200

 

鉄道ブランクが長かった為に消え去って行く鉄道車両の撮影が今後も続くと思いますが

それ以外にも今まで余り目を向けていなかった車両も撮って行きたいと考えています。  

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