383系『しなの』。本当は本拠地とも言える中央西線で撮影出来れば最高なんですが
時間的な余裕(+金銭的余裕?)が無い為に近場で撮影する機会が増えました。
お手軽に撮れるというのも理由の一つですが正直なところ近くを走る681・683系の魅力が乏しいというのもあります。
また1往復だけですがせっかく383系が近畿圏を走ってくれるのだから近畿圏でしか撮れない383系の写真を
撮影するというのも良いかな?と思ったのも理由の一つです。
同様にJR東海の特急キハ85『ひだ』も1往復だけやって来ますがこちらは閑散期は大阪~岐阜間は
たった3両(名古屋発の編成と岐阜で併結)なので正直なところ余り食指が動きません。
滋賀県と言えば“湖国”ですがその琵琶湖から流れ出る瀬田川と比良山地を同時に収められるポイントが有りました。
Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM
マニュアル 1/800sec f7.1 ISO200 (70mm)
昨日の冷え込みで比良山はうっすらと雪化粧です。
銀と黒にオレンジライン。JR東海らしいカラーですがモータースポーツ好きの私はこの色の組み合わせで
F1の名門チーム『ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス』のマシンを連想してしまいます。
低重心で制御付き振り子式の383系は正にコーナーリングマシンと言えますね。
383系は先輩の381系同様、曲線を速く走るという使命を与えられており車体断面も通常の車両より小さく
絞り込みも大きくなっているので居住性という面では少々犠牲になっている部分が有ると思いますが
そんな特殊性も魅力の一つでも有ると思います。これはある意味あの500系新幹線電車にも通ずる所です。
いつかは本拠地の表舞台でこの『しなの』を撮影したいと思いますが近場での撮影も継続したいと思います。