『フォーミュラ・ニッポン』改め『スーパーフォーミュラ』が今日鈴鹿で開幕しました。
久しぶりに好天に恵まれた週末となり早朝は少し寒かったですが日中はとても気持ちの良い一日でした。
お馴染みとなったノックアウト方式の予選。
何とテストで好調だったNAKAJIMA RACINGの中嶋大祐はQ1で敗退。
Q1のトップは小暮。そしてその後は中嶋一貴、佐藤琢磨の順となりました。
今日はとても天気が良いのにNDフィルターが無く、シャッター速度を余り落とす事が出来ませんでした。
実はBIGMAのフィルター径Ø95mmは少々割高な事も有ってBIGMA用のNDフィルターはまだ購入していないのです。
とりあえず有る程度絞り込んで撮影に挑みました。
PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f10 1/125sec -1.3EV ISO80 (500mm)
今回目を引いたのはチーム名が『Lenovo TEAM IMPUL』となりマシンのカラーリングが変わったIMPULのマシンです。
ブラックに赤のラインという凄みの有るカラーリングになりました。
そのカラーのお蔭か?Q2ではTEAM 無限のワン・ツーに続いて松田が3位に着けました。
PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f14 1/80sec -1.3EV ISO80 (500mm)
S字の一つ目に飛び込むマシンの迫力を出したいので更に絞り込みます。
f14で何とか1/80secが得られましたがなぜかK-5の評価測光は好天時に露出がオーバー目になる事が多く
AE撮影時には試し撮りしたものをモニターで確認しながら0.3~1.3EVのマイナス補正を掛けています。
今回の予選で興味が有ったのはあのスーパールーキー平川 亮がどこまで食い込むか?という事です。
鈴鹿合同テストでは小暮に続くタイムを叩き出しその速さに驚かされましたが
今回の予選でも順当にQ1・Q2と生き残り、最終のQ3で8位のポジションに着けました。
PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f10 1/250sec -0.7EV ISO80 (500mm)
この鈴鹿開幕戦はレース距離300km。またレース途中でのタイヤ交換・燃料補給も有ります。
今やF1を上回る程のコーナーリングスピードを持つと言われるSF13(旧称FN09)でのロングラン。
ルーキーにとって厳しい条件ですが平川は明日の決勝でどんなレース運びを見せてくれるのでしょうか?
今年1年、このスーパールーキーから目を離せませんね。
PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f14 1/125sec -0.7EV ISO80 (290mm)
ノックダウン方式の予選を終えて見事PPを奪ったのはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの伊沢 拓也です。
昨年の鈴鹿開幕戦に続いての2年連続ポールです。朝のウォームアップ走行時から伊沢自身からは
鈴鹿合同テスト時に較べて車のフィーリングがいまいちだとコメントが有ったのですが
見事鈴鹿のコースレコード更新となる1'38.217(H13年 1'38.700/オリベイラ)を叩き出しポールをもぎ取りました。
そして伊沢に続くフロントロウに滑り込んだのは復活を狙うNAKAJIMA RACINGの小暮です。
PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f8 1/2000sec -1.3EV ISO400 (500mm)
異次元の速さを見せた鈴鹿合同テスト時と較べてマシンのイメージが大きく変わり戸惑ったとのコメントが有りました。
しかし今年は昨年までの小暮と違う雰囲気を感じさせます。明日の決勝のスタートで何かを見せてくれるでしょうか?
それにしてもポールの伊沢から8位の平川までそのタイム差はたったの0.488秒差!というのは凄いですね。
これだけタイム差が拮抗していると決勝で誰かが圧倒的な速さを見せるのは難しいと思いますが
僅かな隙を狙って1つでも前のポジションを奪いたいレーサー同士の緊迫したバトルを見せてくれる事を期待しています。
明日は撮影はおやすみしレース観戦をエンジョイしたいと思います。