主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

暑さを忘れさせる風鈴の音色   ~土讃線・琴平駅~

2013年08月18日 22時45分37秒 | JR四国

今年は本当に暑い夏ですね。

お盆も過ぎて、本来なら“残暑お見舞い申し上げます”なんて時期ですが

まだまだ盛夏真っ盛りと言えそうな気温と好天が続いています。

そんな暑い夏の日、四国は琴平で見た風景です。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4   1/500sec   ISO100    (62mm)

 

讃岐財田に到着した琴平発阿波池田行きの普通列車。

用いられているのは1000形気動車、21m級の大型車体ですが単行運行です。

キハ54形の方がこの1000形よりももう少しだけ渋い味を感じさせるのですが

非電化区間の気動車と言うだけでローカルムードに見合った役者と言えそうです。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4   1/640sec   ISO100    (39mm)

 

夏休み、お盆休みの最中という事も有り僅か1両の車内は満員です。

土讃線の琴平から先は特急主体のダイヤで普通列車は1~2時間に1本という状況ですが

閑散期にはそんな列車本数でも車内はガラガラというのも決して珍しい事も無く

高速道路網の整備と自家用車の普及が進んだ今、こんな現状は寂しい限りです。

 

場所は移り金刀比羅宮(こんぴらさん)の玄関口となる琴平駅。

1日に数本は岡山からこの琴平や観音寺までの普通列車が運行されており

JR西日本の115系近郊型電車が乗り入れていますが何と!あの湘南色編成が琴平駅のホームへ登場です。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f2.8   1/1000sec   ISO100  +0.3EV   (23mm)

 

後で調べて分かったのですが岡山・広島地区の末期色と呼ばれる黄色単色115系編成と共にこの湘南色編成も

四国乗り入れを果たしているそうです。

旧型の証?の湘南色編成を喜ぶのは鉄チャンと呼ばれるマニアだけかも知れませんが

国鉄時代の塗色を継承していると言うのはある意味貴重な存在と言えると思います。

 

そんな思いで湘南色の編成を眺めていると遠くで涼しげな音が鳴っています。

『風鈴』の音です。

その音の方へ進むと願い事が書き込まれた短冊がぶら下がった風鈴が風に吹かれて

涼しげな音色を響かせていました。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f3.5   1/160sec   ISO100  +1.0EV   (23mm)

 

35℃を越える猛暑日なんですが天真爛漫な子供の願い事が書き込まれた短冊を見ながら

涼しげな風鈴の音を聞いていると不思議と暑さを忘れていました。

ローカル駅には今もこんなひと時が有るのだと改めて気付きました。

コメント (2)
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三度目の花火撮りは無風にしてやられました

2013年08月10日 23時07分34秒 | 花火

それにしても暑い日が続きますね。

基本、撮影当日にブログ記事を作成するのですが暑さで体力を消耗しているせいか

2日遅れの記事作成です。

 

今年も滋賀県では8月8日に琵琶湖大花火大会が開催されました。

特別、花火が好きと言う訳でもないのですが写真を趣味としているとどうしても撮影に挑みたくなります(笑)。

 

今年は昨年と違って天気はとても不安定で大会開催前に1時間以上のゲリラ豪雨見舞われましたが

何とか開催前には天気は回復し中止は免れました。

昨年と同じく超軽量・小型三脚のスリック SPRINT PROⅡの華奢な自由雲台に対応すべくK-5は諦めてK-rの出動です。

 

昨年とほぼ同じ場所を確保しました。まずは試写を兼ねて湖岸のマンション群や琵琶湖花噴水(画面左)を入れて

周囲の情景と共に花火を納めました。

 

こちらはK-rの多重露光を用いたカットです。

煩雑にならない様、また露出オーバーにならない様出来上がりをイメージして絞りやシャッター速度を決めますが

どんな花火が打ち上がるのか分からない為にその辺は運任せな部分も有ります。

 

今回はせっかくの琵琶湖の花火大会なので湖面の映り込みも意識して撮影したつもりです。

それにしても花火に無関心な私は色んな形や彩りを見せて次々打ちあがる花火に驚くばかりです。

 

撮影前から既にアルコール分を身体に摂り込んでいたせいかパッとしたカットが殆ど有りません。

また、当日の夜は殆ど無風状態で打ち上げられた花火の煙が流れずいつまでも漂っている状態で

途中から撮影しても漂う煙に花火の一部がケラれる写真ばかりとなり少々残念です

花火職人の方も無念な気持ちを抱きながら打ち上げていたのかも知れません。

 

後半はこんな感じが続き、まともな撮影は諦めざるを得ない状況でした。

私の居た場所が僅かに風下だったのかも知れませんが本気で花火を撮るのなら

こういった風向きを含めた気象条件をしっかり把握しないと良い写真が撮れないという事を痛感しました。

やはりビール片手にのんびりと夜空に咲く花火を見るのが本当は良いのかも知れませんね。

 

※全てPENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

 マニュアル  f8~13  0.67~8.91sec  ISO100  

 

コメント (4)
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摩訶不思議?プレミアム特急電車  ~しまかぜ 50000系~

2013年08月01日 20時27分12秒 | 近畿日本鉄道

5月に初撮影を果たした近鉄の50000系『しまかぜ』。

すっかり大阪・名古屋~伊勢志摩を結ぶ新しい顔として定着した様です。

何とか手の届く料金でプレミアムな空間を満喫出来るという事が受けたのでしょうか?

連日、予約状況は絶好調な様です。


ただ鉄チャンの一人として純粋にこの電車を見た時にどうなのか?

個人的には決して格好良いと思えません。

特に一番の肝となる顔ですがエッジの効いた格子状の前面ガラスの処理にどうしても馴染めないのです。

編成全体の流れやカラーリングに関してはとても好感が持てるだけに少し残念です。

 

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/320sec  -0.7EV  ISO100/ISO AUTO (210mm)

 

実は今回は蒸し暑い毎日に疲れた体に美味しい栄養を補給すべく三重県の津市に鰻を食べに行きました。

その後、急遽「ひょっとしたらしまかぜに間に合うのでは?」と車を走らせ近鉄線に近づいた時にはもう

しまかぜがやって来る時間でした。「狙うは前頭部。流しで行くか?」

そう思いながら車を止めていつものSIGMA70-300+K-rを構えシャッター速度を1/60秒にセットするがセット出来ない。

「…?!。……?何々だこれは?」、焦るが踏み切りは鳴っている。

遠くに青白のしまかぜ編成がやって来た。とにかく撮るしかないとプログラムモードにセットして先頭車両を狙う。

結果は上の写真ですがシャッター速度が1/320秒と速く、余り流れませんでした。

 

とにかく特徴的なしまかぜの前頭部を捉えられたので結果オーライでした。

この写真を見て改めて思いましたがアニメに登場するロボット的な顔付きはやはり素直に格好良いと思えません。

迫力・革新・豪華・速度感・流麗……。

色んな言葉を当てはめても合致するモノは有りません。

だからと言って興味が沸かないのか?と聞かれると「ノー」と答えるでしょうね。

本当に“摩訶不思議”な電車です。


数多く撮影をこなせばいつか『しまかぜ』の(外観の)魅力を肌で感じる事が出来るかも知れませんが

鈍感な私には今の所それが分かりません(汗)。

 

※任意のシャッター速度に設定出来ない理由はISO AUTOに設定されていた事でした。

 小さなカメラバックにK-rとFZ200を無理やり押し込んでいたのですが電源が入ったまま放り込んでいた為に

 知らぬ間にボタンが押されてしまいISO設定が変わっていた事が判明しました。

 

コメント (6)
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