2021年3月13日のダイヤ改正で岡山発着『南風』と高松発着『しまんと』が新鋭の2700系に
置き換えられて2000系気動車の定期運用が消滅します。
2000系と言えば私にとって在来線における韋駄天度が最も高い存在で過去に土讃線で
何度もその俊足振りに驚かされたものでした。
『あしずり』にまだ運用が残りますので引退と言う訳では無いのですがあの曲線区間での
ダイナミックな走りが見れなくなるのはとても残念です。
という事で2日前の話になりますが土讃線で2700・2000系気動車を
撮る事が出来ましたのでその写真を・・・。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.
Avモード f5.6 1/500sec -0.3EV ISO800 (132mm)
これからJR四国の主力特急車としてその責を担うのはこの2700系気動車です。
2000・N2000のイメージを引き継いだ軽快感有るそのスタイルは好感が持てます。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4.0 1/1250sec ISO640 (18mm)
先代の2000系に有ったアンパンマン列車は勿論!健在で、この“あかいアンパンマン列車”と
“きいろいアンパンマン列車”が存在する様ですね。
残念ながら光線状況に恵まれない状況の撮影が続きましたので撮影ポイントを移動しました。
何とか天気は回復基調へ向かっているようですが雲は多いものの流れも早く日差しが望めそうです。
列車の本数は1時間に上下1本づつ。
撮影ポイントをじっくりと吟味出来る余裕は有難いのですがこの日の様に
多くの雲が流れている状況は結構ヤバいんですよね。
露出を確認して待機していてもいざ列車が来る時にサッと太陽に雲が掛かると
慌ててISO感度を調整しなきゃいけませんし何より車体や周囲の景色の色も映えないし
ガッカリした経験は皆さんもお持ちだと思います。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4.0 1/1000sec ISO250 (23mm)
橋梁を渡る2700系『南風』。
この写真も残念ながら雲の影響を受けてメインの列車・橋梁から遠景にかけて影ってしまいました。
少しがっかりしましたが徐々に天気が良くなって来たので更に違うポジションから
橋梁を行く『南風』を狙います。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f5.6 1/640sec ISO400 (12mm)
この頃には光線具合も良くなって来ましたので構図や立ち位置を微妙に変えてこのアングルに決定!
運良くやって来たのは非貫通型先頭車の2000形を先頭にした『南風』。
いつもは列車を望遠レンズでバーンと圧縮撮りするのが私の定番スタイルなんですが
こういった撮り方も良いですね~♪
軽~い満足感に浸りながら撤収、帰路に着きましたが途中で阿波池田から大歩危に向かう
普通列車を捕獲出来る事が分かりましたので急遽途中で待ち伏せ開始。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4.5 1/4000sec ISO800 (18mm)
軽快にエンジンを響かせながらジョイント音を刻んでやって来たのは1000形気動車。
非電化区間はこの様なアングルで撮影しても架線やケーブル線は勿論、架線柱やビームも
存在を気にしなくて良いのが有難いです。