主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

JR四国 新旧特急気動車

2021年02月25日 20時00分00秒 | JR四国

2021年3月13日のダイヤ改正で岡山発着『南風』と高松発着『しまんと』が新鋭の2700系に

置き換えられて2000系気動車の定期運用が消滅します。

 

2000系と言えば私にとって在来線における韋駄天度が最も高い存在で過去に土讃線で

何度もその俊足振りに驚かされたものでした。

 

『あしずり』にまだ運用が残りますので引退と言う訳では無いのですがあの曲線区間での

ダイナミックな走りが見れなくなるのはとても残念です。

 

という事で2日前の話になりますが土讃線で2700・2000系気動車を

撮る事が出来ましたのでその写真を・・・。

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.

Avモード  f5.6  1/500sec   -0.3EV   ISO800  (132mm)

 

これからJR四国の主力特急車としてその責を担うのはこの2700系気動車です。

2000・N2000のイメージを引き継いだ軽快感有るそのスタイルは好感が持てます。

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4.0  1/1250sec  ISO640  (18mm)

 

先代の2000系に有ったアンパンマン列車は勿論!健在で、この“あかいアンパンマン列車”と

“きいろいアンパンマン列車”が存在する様ですね。

 

残念ながら光線状況に恵まれない状況の撮影が続きましたので撮影ポイントを移動しました。

何とか天気は回復基調へ向かっているようですが雲は多いものの流れも早く日差しが望めそうです。

 

列車の本数は1時間に上下1本づつ。

撮影ポイントをじっくりと吟味出来る余裕は有難いのですがこの日の様に

多くの雲が流れている状況は結構ヤバいんですよね。

露出を確認して待機していてもいざ列車が来る時にサッと太陽に雲が掛かると

慌ててISO感度を調整しなきゃいけませんし何より車体や周囲の景色の色も映えないし

ガッカリした経験は皆さんもお持ちだと思います。

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4.0  1/1000sec  ISO250  (23mm)

 

橋梁を渡る2700系『南風』。

この写真も残念ながら雲の影響を受けてメインの列車・橋梁から遠景にかけて影ってしまいました。

少しがっかりしましたが徐々に天気が良くなって来たので更に違うポジションから

橋梁を行く『南風』を狙います。

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Avモード  f5.6  1/640sec  ISO400  (12mm)

 

この頃には光線具合も良くなって来ましたので構図や立ち位置を微妙に変えてこのアングルに決定!

運良くやって来たのは非貫通型先頭車の2000形を先頭にした『南風』。

いつもは列車を望遠レンズでバーンと圧縮撮りするのが私の定番スタイルなんですが

こういった撮り方も良いですね~♪

 

軽~い満足感に浸りながら撤収、帰路に着きましたが途中で阿波池田から大歩危に向かう

普通列車を捕獲出来る事が分かりましたので急遽途中で待ち伏せ開始。

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4.5  1/4000sec  ISO800  (18mm)

 

軽快にエンジンを響かせながらジョイント音を刻んでやって来たのは1000形気動車。

非電化区間はこの様なアングルで撮影しても架線やケーブル線は勿論、架線柱やビームも

存在を気にしなくて良いのが有難いです。

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これが本物?Neo japonism “JR四国 2700系気動車”

2020年01月13日 22時00分00秒 | JR四国

JR四国の主力特急気動車2000系の後継として開発された2600系。

2000系の制御付き自然振子式から空気ばね車体傾斜システム採用となりました。

先行生産車として2両編成2本計4両が登場し各路線での試験走行を行いましたがその結果、急曲線が

連続する土讃線において空気ばね制御に用いる空気容量の確保に課題があることが判明し急遽

旧来の制御付き自然振子式を用いて再設計により2700系が誕生したのは有名な話ですね。


2000系のダイナミックな走りに感銘を受けて2000系のファンでもある私にとって

制御付き自然振子式を用いた新型形式2700系との初体面は楽しみの一つでした。

登場年の昨年はその思いを果たす事が出来ませんでしたが年が明けて

ようやくその思いを果たす事が出来ました。

 

Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f5.6  1/250sec  ISO3200       (92mm)

 

2700系が運用に入っている『南風』をネットで調べ該当列車を待ちましたが天候はドンドンと悪化!

御覧の様に撮影時には雨が降って来る有様でした。

ISOは3200ですがそれでも1/250secが精一杯!

こういう時は高感度特性に優れたラージフォーマットのセンサーを持つカメラが羨ましいですが

何とか納得出来る画質で記録出来たのは幸いです。

 

翌日となる今日、再度出撃しました。

詳しく検証していませんが通常、南風運用に入る2700系は1編成が行ったり来たりなんでしょうか?

運用本数が限られていますので望む場所で望む光線状況で撮れるとは限りません。

朝は撮影地付近を7:30頃通過するのですが日の出は6:50頃で朝から曇っていたので

昨日より状況は更に悪いです。

ここは腹を括って流し撮り併用で挑みました。

 

Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f4.9  1/50sec  ISO1600       (40mm)

 

絞り開放で1/50sec。これでは列車はブレて止まりませんので若干流し気味に列車を

追いかけてて僅かにズーミングしながら撮影。

振り子を効かせてダイナミックなフォームで曲線を抜ける2700系を何とか捉えました。

 

最後は何とか青空をバックにした2700系を捕獲する事が出来ました。

 

Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f5.0  1/2000sec  ISO500       (24mm)

 

好天下で初めて2700系を見ましたが2600系よりも車体断面では裾絞りが大きくなり屋根高さも

低くなった事で先輩2000系よりも曲線を素早く駆け抜けるアスリート体系に磨きがかかったような感じです。

今回は3連編成との遭遇でしたがもう少し長い編成で駆け抜ける2700系を見てみたいものです。

 

 

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キハ185 ~四国まんなか千年ものがたり~

2017年08月17日 22時00分00秒 | JR四国

今回は偶然に遭遇した“四国まんなか千年ものがたり”を急遽追いかけての1カットです。

 

Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f5.6  1/640sec   ISO1000   (19mm)   ※2017.08.14撮影


大歩危小歩危で有名な吉野川沿いを走る“四国まんなか千年ものがたり”キハ185系です。

国鉄末期に製造されたお古の特急気動車を今流行りの観光列車に仕立てたモノなんですね。

JR四国と言えばステンボディでどちらかと言えば地味に感じる2000系特急型気動車が主力なので

この様に華やかに感じる観光列車を運行して頂ければ鉄道趣味を持つ者としては有難い限りです。

今回は取り敢えず『撮ったどぉ~!』という感じなので次の機会が有れば

カラフルな“四国まんなか千年ものがたり”の編成を違ったアングルから狙いたいと思います。

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SETOUCHI STREAM EXPRESS ~JR四国 8600系~

2017年01月26日 22時00分00秒 | JR四国

本当に通りすがりの撮影です。

15分だけ待って久しぶりにJR四国の8600系を撮影しました。

『しおかぜ』+『いしづち』の併結編成です。

Panasonic LUMIX DMC-G7+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f5.6  1/800sec   ISO200   (46mm)


2年前に初めて8600系を撮りましたが、その時はまだ2連で試験的要素を持った

営業運転時で本格的な運用に入ってからの今回の様な7連編成は初めて見ました。

「瀬戸の疾風」をイメージした流線型の8000系とは違い「レトロフューチャー」が

デザインコンセプトの8600系はSLをモチーフとし、かつ力強さ・ダイナミズムを

表現したものですが瀬戸内を駆ける俊足感は十分感じられます。

 

経営環境が厳しいJR四国ですが主力となる特急網を駆ける車両達は韋駄天です。

またJR四国から受けるイメージは地味ながらも実は車両達はとても個性派揃いなので

撮っても乗っても楽しいというのが私のイメージなんです。

 

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JR四国のニューカマー  ~8600系~

2015年01月04日 21時00分00秒 | JR四国

JR四国と言えばトロッコ列車やアンパンマン列車。

また最近では0系新幹線を模したホビートレイン等々観光・イベント列車のイメージが強いですが

それ以外にも四国の主要都市間を快速を誇る振り子式気動車特急で結んでおり気動車王国のイメージも強いです。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/1250sec   ISO400  (108mm)

 

『しおかぜ』・『いしづち』併結列車の運用に就く2000系気動車。

アンパンマン列車と呼ばれ、子供に大人気のアニメ「それいけ!アンパンマン」に

登場のキャラクターが車内外にイラストで描かれています。

そんなコミカルな車体ですが今となっては気動車特急の8連はある意味貴重で迫力を感じますね。

 

2000系気動車がJR四国の特急の主力なら、もう一方の雄は電車特急の8000系電車です。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1600sec   ISO400  (133mm)

 

そう言えば昨年の撮り初めはこのJR四国の8000系でした。

昨年の写真は曲線区間でのカットと瀬戸内の海沿いを走るカットでしたが

今年は手抜き?(笑)。高架区間を行く8000系を正統派の編成写真で押さえました。

この流線型、個人的には好きなスタイルです。

ただ菱形のパンタグラフが少々古めかしいので

出来ればシングルパンタを奢ってやりたいと思います。

 

“振り子”を武器に曲線が多い四国島内を駆け抜けるこれら特急車ですが

実は昨年から新しい仲間が加わっているのです。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/1250sec   ISO400  (108mm)

 

多度津駅構内に留置中の新型8600系電車です。

JR四国のHPによると高松6:00発松山行きの「いしづち103号」、松山20:34発高松行きの「いしづち104号」の

1往復だけに運用されているとの事でしたので日中その姿を見れるとは思いませんでした。

「レトロフューチャー」がコンセプトの外観デザインはSLをモチーフしたもので

列車の力強さ・ダイナミズムを表現しているらしいですが正直なところ

貫通型の2連特急電車と言う事でかなり地味な印象を受けました。

ところがこの姿をじっくり見ていると少し親近感が湧いて来ました。

私はその時、近鉄特急の22600系Aceを思い出したのです。

流線型の8連で走るJR四国の8000系が近鉄のアーバンライナーだとすれば貫通型の2連や4連で走る

このJR四国の8600系はきめ細やかな編成運用で活躍する近鉄AceやACEのような存在なのか?

そう考えるとこの8600系に対するイメージが急に親しみを含んだものに変わって来ました。

8600系と別れマリンライナーに乗る為に坂出へ向かいましたが途中でカメラを構える同業者の

数が多い事に気付きました。「何か来るのかな?」と気になったので丸亀駅で下車しました。

上の2000系や8000系はその時に撮ったものですが実はこの日、定期運行以外の8600系の運用が有ったのです。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/800sec   ISO400  (70mm)

 

8751+8601の第1編成。

後で調べて分かったのですが年末・年始期間、8600系は「いしづち9号」の運用に就いていたのです。

高松~多度津間32.7km、所要時間27分の有料特急とは正に近鉄特急の様です。

 

その後、高松方面行きのホームに『臨時・通過』の表示が出ており目を凝らすと遠くにHIDランプの閃光が・・・

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/800sec   ISO400  (70mm)

 

今度は先程、私が多度津駅で見た8602+8752の第2編成が回送で走って来ました。

本来なら早朝か夜にしか走っている姿を見れ(撮れ)無い筈の8600系に遭遇出来てとても得した気分です。

 

今年もドンドンと楽しんで鉄道車両を中心に撮影していきますので宜しくお願い致します。

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初撮りは予讃線を駆ける銀色の矢  ~8000系 しおかぜ~

2014年01月03日 18時20分08秒 | JR四国

今年の初撮りはJR四国の8000系『しおかぜ』です。

気動車王国とも言える四国にあって唯一の特急形電車です。

非貫通型先頭車は新幹線電車を除くと正に在来線ナンバーワンの“流線型”と言える形状をしています。

JR四国の主力特急形気動車2000系と同じく足回りには制御付き振り子装置を備え

こちらも急曲線を物ともしない韋駄天ぶりを見せます。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4   1/2000sec   ISO100    -0.3EV   (13mm)

 

今回は出先からの記事投稿となりますので画像はカメラからの撮って出しのJPEG画像をリサイズしたものとなります。

インカーブに架線柱が無いすっきりしたポイントを見つけました。

実は今回が初めての予讃線撮影の為に少ない時間で撮影ポイントを探しながらの撮影でしたので

この様な場所に出会えてラッキーでした。

欲を言えば足回りに掛かる線路脇の枯れた雑草が邪魔なんですが

車両基地で形式写真を撮っている訳でも無いのでこの位は笑って済ませましょう。(笑)

 

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/800sec  +0.3EV  ISO400  (100mm)

 

『しおかぜ』という列車名なのでせっかくなら海岸線でのカットも狙いたかったので海沿いに車を走らせてポイントを探しました。

斜光気味で編成側面が影になる場所でしたが短時間で他のポイントを探す余裕も有りませんでしたので

この場所で上りの『しおかぜ』を待つ事にしました。

撮って出しのJPEGで納得出来る画像にする為に設定を色々変えてみました。

カスタムイメージは「風景」。コントラストが低い状況なのでコントラストと彩度のパラメーターをそれぞれ+1段上げました。

そしてシャドー補正を+2段効かせて何とかこの状況下で納得出来る画像が出来たと思います。

 

今年もこの撮影を皮切りに色んな鉄道車両を沢山楽しんで撮影したいと思います。

 

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暑さを忘れさせる風鈴の音色   ~土讃線・琴平駅~

2013年08月18日 22時45分37秒 | JR四国

今年は本当に暑い夏ですね。

お盆も過ぎて、本来なら“残暑お見舞い申し上げます”なんて時期ですが

まだまだ盛夏真っ盛りと言えそうな気温と好天が続いています。

そんな暑い夏の日、四国は琴平で見た風景です。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4   1/500sec   ISO100    (62mm)

 

讃岐財田に到着した琴平発阿波池田行きの普通列車。

用いられているのは1000形気動車、21m級の大型車体ですが単行運行です。

キハ54形の方がこの1000形よりももう少しだけ渋い味を感じさせるのですが

非電化区間の気動車と言うだけでローカルムードに見合った役者と言えそうです。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f4   1/640sec   ISO100    (39mm)

 

夏休み、お盆休みの最中という事も有り僅か1両の車内は満員です。

土讃線の琴平から先は特急主体のダイヤで普通列車は1~2時間に1本という状況ですが

閑散期にはそんな列車本数でも車内はガラガラというのも決して珍しい事も無く

高速道路網の整備と自家用車の普及が進んだ今、こんな現状は寂しい限りです。

 

場所は移り金刀比羅宮(こんぴらさん)の玄関口となる琴平駅。

1日に数本は岡山からこの琴平や観音寺までの普通列車が運行されており

JR西日本の115系近郊型電車が乗り入れていますが何と!あの湘南色編成が琴平駅のホームへ登場です。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f2.8   1/1000sec   ISO100  +0.3EV   (23mm)

 

後で調べて分かったのですが岡山・広島地区の末期色と呼ばれる黄色単色115系編成と共にこの湘南色編成も

四国乗り入れを果たしているそうです。

旧型の証?の湘南色編成を喜ぶのは鉄チャンと呼ばれるマニアだけかも知れませんが

国鉄時代の塗色を継承していると言うのはある意味貴重な存在と言えると思います。

 

そんな思いで湘南色の編成を眺めていると遠くで涼しげな音が鳴っています。

『風鈴』の音です。

その音の方へ進むと願い事が書き込まれた短冊がぶら下がった風鈴が風に吹かれて

涼しげな音色を響かせていました。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f3.5   1/160sec   ISO100  +1.0EV   (23mm)

 

35℃を越える猛暑日なんですが天真爛漫な子供の願い事が書き込まれた短冊を見ながら

涼しげな風鈴の音を聞いていると不思議と暑さを忘れていました。

ローカル駅には今もこんなひと時が有るのだと改めて気付きました。

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味わい深くなったステン車体の気動車 ~キハ54~

2013年01月06日 23時30分55秒 | JR四国

国鉄の分割民営化の直前に製作・投入されたキハ54形気動車。

車体はステンレスの為に一見すると近代的なイメージですが良く見ると旧型在来車の廃車によって

発生した部品が流用されていたり外観もコストを抑えたシンプルなデザインの為にとても地味な存在です。

でも月日が経つにつれて良い感じにくたびれて良い味わいを醸し出している様に感じます。

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Pモード   f2.8   1/10sec  -1.7EV   ISO100    (4.5mm)

 

人気の無い琴平駅のホームにアイドリング音を響かせて発車を待つキハ54形気動車。

ホームの屋根は白塗りの木造でキハ54が持つレトロ感を惹き立ててくれています。

F2.8という明るいレンズと優秀な手ブレ補正機能に助けられてISO100という感度での撮影です。

小サイズセンサーを持つコンデジカメラが苦手とする高感度を使わずに済みましたので

ノイズが殆ど無い画像でこの夜のホームの雰囲気をFZ200は捉えてくれました。

新しいデジタルカメラで撮る『少し古い光景』も楽しいものです。

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JR四国の個性派車両  ~マリンライナー・サンポート~

2012年01月06日 00時00分00秒 | JR四国

JR四国の車両と言うと軽量車体に振り子式を備えた俊足特急群を思い浮かべます。

事実、四国へ訪れた際にはそれらの特急車両を撮影する事が多いのですがキハ40・47やキハ183等の

国鉄型気動車も活躍しており撮影したい対象は豊富だと思います。

今回は少し地味ですが個人的に撮ってみたかった車両の写真です。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1000sec  -0.3EV  ISO640  (260mm) 

 

JR東日本から譲渡された4両編成3本が室内外共に大規模な改造を受け、3種の専用カラーで快速『サンポート』を

中心に運用されています。オリジナルとは随分イメージが変わりましたが端正な顔立ちと美しいカラーが魅力です。

最近、地元で113系湘南色を撮る機会が増えて俄か113系ファンとなった私にとって少し興味有る編成でした。

 

Canon EOS Kiss Digital X+EF-S 55-250 F4-5.6 IS   ※2010.08.28撮影

マニュアル   1/500sec  f8   ISO200  (250mm)

 

この写真は比較の為に過去に撮影したJR西日本の113系です。

オリジナルも良いのですがJR四国の改造車もなかなか良いと思いませんか?

残る2編成も基調となる色がそれぞれ違ったカラーなので機会を見つけて撮影したいと思います。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/400sec  ISO640  (190mm)

 

続いてはダブルデッカーのグリーン車(2階席)を高松寄りの先頭車に連結したマリンライナー。

ダブルデッカー車の後ろ2両は223系と思いきや5000系と言うJR四国のちゃんとした形式が付いています。

その後ろの2連はJR西日本の223系5000番台が併結される運用となっています。

ダブルデッカー車の前面、正直な感想として洗練されているとは言えませんが迫力の有る面構えですね。

これらの個性派を撮影し満足な気分で帰路に着く途中、意外な列車に出会いました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Pモード  f8  1/400sec  ISO320  (150mm)

 

それは285系『サンライズ瀬戸』。なぜか普通の駅に運転停車中の様でした。

慌ててUターンして引き返して四国で初めて見る285系を撮影しました。

車を止めて駅を望む踏切へ向かうと既に285系は動き始めてました。

K-rの電源投入と同時にPモードにダイヤルを回し、AFボタンを押すのももどかしく流麗な編成を捉えました。

背面モニターで画像をチェックするとヘッドライトの明るさにK-rは惑わされたのか?

2段近いほどの“どアンダー”でしたがRAW現像で+1段半でご覧の画像の様になりました。

後日調べると東海道線を下る夜間に静岡県内で踏切り事故が発生し、その影響で到着が大幅に遅れた様です。

過去、品川に停留中の285系を遠目に見た経験しかないので今回の遭遇に少々興奮しましたが

この電車もいつか良いポイントでしっかり撮影したいと思っています。

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