近鉄の新たな名阪特急“ひのとり”。
昨日、営業運転でデビューしましたが本日初めて自分の目で実車を見て
そしてカメラに収める事が出来ました。
本当なら営業運転前に行われた試乗会でその姿に対面し乗り心地を味わう事が出来る筈だったのですが
新型コロナウィルスの影響で試乗会が延期(恐らく中止でしょう)となり落胆しておりましたが
ようやく実車に逢えるという事で早朝より出撃して来ました。
デビュー日の昨日は生憎の天候だったようですが本日の天気は朝から晴れでした。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4 1/1250sec -0.3EV ISO400 (50mm) ※アスペクト比 3:2
初めて見る80000系“ひのとり”。
メタリックレッドのカラーは地味では無いか?とか、小田急ロマンスカーGSE 70000形と
イメージが被るのでは無いか?などと個人的には少々怯えていたのですが
実際に実車を見ると近鉄独自の個性がちゃんと存在していてそんな心配は杞憂に終わりました。
これから80000系の増備も進むだろうし焦らずとも撮影の機会は幾らでも有るのですが
やはりピカピカの新型式車両となればこちらのテンションも上がります!
取り敢えず80000系“ひのとり”の初撮影ですから時間の許す限り他のカットも狙います。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.
Avモード f6.3 1/800sec ISO500 (264mm)
ここは曲線と起伏が存在する区間で車両の躍動感を感じられるので以前から好きな場所です。
前面のエッジに太陽光がギラリと反射し、自ら名阪間の新しいスターだとアピールしている
そんな感じを受けながら私はレリーズしました。
更に場所を変えて80000系“ひのとり”の他の違う表情を狙います。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.
Avモード f5 1/800sec ISO640 (173mm)
ここは山岳区間の為か?移動後。急に天候が不安定となりました。
時折り小雨や強風が吹き荒れる状況でしたが大阪・難波を11時に発車した“ひのとり”が
ここへやって来るまでに雨は上がり助かりました。
分厚い雲に覆われた天候でのこの一枚がラストカットとなりました。
80000系“ひのとり”ですが実車を実際に見て思ったのは自分の想像よりも
素晴らしい出来の車両だと感じました。
あの“しまかぜ”登場時に感じた前面スタイルの違和感は全く感じられず
カラー、スタイル共に好印象でした。
近鉄特急の塗色変更で近鉄撮りの写欲が萎えていましたがこの80000系“ひのとり”の
登場によって改めて近鉄撮りの意欲が増す事、間違い無いと思います。