『15th JAF GRAND PRIX SUZUKA』と銘打ったスーパーフォーミュラ(SF)の最終戦が今日から始まりました。
昨年のGP2チャンピオンで今年のバーレーンGPでF1デビューを果たした
ストフェル・バンドーンが来年はマクラーレン・ホンダのレギュラードライバーとなる為に
スーパーフォーミュラで走る最後のレースとなります。
シーズン前のテストから非凡な走りを披露しシーズンが始まるとSF第5戦岡山国際での第1レースでは
見事初優勝を決めて大いに我々日本のモータースポーツファンを沸かせてくれました。
たった1年でしたが日本のトップフォーミュラである『スーパーフォーミュラ』での
経験が必ずF1でも活きるだろうと期待しつつSFでのバンドーンの最後の走りを
この眼に焼き付けるために鈴鹿サーキットに出掛けました。
今日は予選、明日が決勝レースとなりますが
この鈴鹿最終戦の決勝は2レース制という事で本日の予選も2レース分の順位を決める予選という事になります。
Q1で第1レースの順位が、そしてQ1~3での順位で第2レースのグリッド順が決まります。
最近、撮り鉄ではEVFのミラーレスカメラが私のメインとなっていますが日本最速レーシングカーの
SFを追うには遅延の無いOVF(光学式ファインダー)を持つ一眼レフの方が良いので
久しぶりにK-3+BIGMAことSIGMAの50-500のペアで出掛けました。
PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f8 1/500sec ISO400 (500mm)
第1レースの予選となるQ1では1'38.153のタイムで7位スタートとなりましたが
Q2では1'37.673、Q3ではあわやポールかと思われた1'37.031を叩き出しました。
しかし、第1レースのポールを決めた石浦 宏明がバンドーンを僅か0・005秒上回る1'37.026という
素晴らしいタイムを叩き出して第2レースのポールポジションも奪いました。
PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f9 1/1000sec ISO200 (500mm)
ようやくSFの昨年の覇者、石浦らしい走りをこの予選で見せてくれました。
対照的にポイントリーダーであるスーパールーキー 関口 雄飛は低調で残念でしたね。
ヨコハマタイヤに変わった今シーズンは例年に無い混戦となり明日の決勝が終わらないと
本当に誰がチャンピオンになるのか分かりません。
明日はじっくりと彼らの戦いをこの眼で見ようと思います。
※10月30日 決勝 記事追記しました。
決勝の今日はのんびりとグランドスタンドから第1・第2レースを観戦しました。
第1レースは今日、今年のチャンピオンに輝いた国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が優勝。
そして最終戦、本当のラストとなる第2レースでは来季F1のマクラーレン・ホンダの
レギュラードライバーとなるストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が
ホンダのお膝元である鈴鹿サーキットで見事!優勝を決めました。
このストフェル・バンドーンが来季F1で活躍すれば日本の最高峰フォーミュラである
スーパーフォーミュラ(SF)の世界的な評価も上がるのではないでしょうか?
たった1年間でしたがストフェル・バンドーンのSF参戦は今年のシーズンを盛り上げてくれました。
ありがとう! ストフェル・バンドーン。