主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

また去り行く新幹線のヒーロー   ~300系~

2012年02月27日 16時10分02秒 | 東海道新幹線

Canon EOS Kiss Digital X+EF300 F4L IS USM

マニュアル  1/800sec   f4.5   ISO800    

 

Canon EOS 40D+EF-S55-250mm f/4-5.6 IS

マニュアル  1/100sec   f10   ISO100     (194mm)

 

Canon EOS Kiss Digital X+SIGMA 135-400 F4.5-5.6 APO DG

マニュアル  1/1000sec   f9   ISO200     (341mm)

 

Canon EOS 40D+EF70-200mm f/2.8L USM

マニュアル  1/100sec   f11   ISO100     (93mm)      ※トリミング適用

 

Canon EOS Kiss Digital X+EF300 F4L IS USM+EXTENDER EF1.4×II

マニュアル  1/800sec   f5.6   ISO400   (420mm)   ※トリミング適用

 

来月のダイヤ改正で新幹線の300系も引退となります。

そこで過去に撮った300系の画像を幾つか並べてみました。

500系に次いで好きな車両だったので撮影済みの画像をチェックするとやはりN700系や700系よりも多くのカットが有りました。

『のぞみ』として270km/hという最高速度を引っ提げてデビューした時の感動・驚きは今でもはっきり覚えています。

個人的にはエッジが印象的なフロントの造形は真正面から見ても横から見ても格好良いと思いますし

撮影する立場からすればどこから撮っても絵になる車両と言えそうです。

高速で走る車両の宿命として一般型車両よりはどうしても短い生涯となるのは仕方が無い事でしょうが

500系に続いて300系も消え去るのは寂しいですね。

自分自身300系に関しては撮り足りないと感じていませんので引退までに撮影に行く事は無いかも知れません。

300系には最後の日までしっかり輝いて走り抜いて欲しいですね。

『300系、お疲れ様!そしてありがとう!』

 

 

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京都駅『0番ホーム』で

2012年02月24日 19時51分32秒 | JR西日本・JR東日本

京都駅の0番ホーム。

北陸線・中央線・高山線方面への優等列車が発着するホームです。

昨年まではこのホームで見る事の出来た『雷鳥』は既に廃止。

そして『日本海』や『きたぐに』という列車が来月のダイヤ改正で定期列車から臨時列車化されてしまいます。

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/50sec  f3.5  ISO200  (18mm)

 

この列車の案内板から『日本海』の列車名が毎夜見れないというのは非常に寂しいですね。

小さくて見づらいのですが正面に停車中の緑色の編成は地方色の緑一色となった117系です。

残り少なくなった113系湘南色や117系シティライナーカラーも地方色化が進み国鉄時代の香りがどんどん消えていきます。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/10sec  f9  ISO1250  (55mm)

 

そんな事を思っていると『日本海』が入線する少し前の0番ホームに草津線行きの117系シティーライナー色編成がやって来ました。

隣の1番線に停留中の113系は湘南色。奇しくも国鉄色の並びが目の前で実現しました。

これらが緑一色になるのかと考えると残念で仕方ないです。

地方色化、個人的には愚行だと思いますが単色塗装による経費節減効果や線区に合わせたボディカラーで誤乗を防ぐ?等の

考えがあっての事らしいです。時折りJRを利用する程度の私にはこれ以上批判は出来ないし地方色化が完了するまでに

出来るだけ多く写真に撮って自分の眼に焼き付けて置きたいところです。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/15sec  f7.1  ISO2000  (18mm)

 

気が付くと『日本海』が0番ホームへ入線しました。京都駅のホームで『日本海』を見るのは久しぶりです。

乗客と『日本海』を撮影しようとカメラを構えるファンの人並み越しに見えたのはローズピンク色のEF81でした。

思わずその勇姿に見惚れてしまってシャッターを切るのを忘れてしまいました。

多分106号機だったと思いますが夜のホームにやって来たブルーの編成に興奮した私はカメラの存在を思い出し

慌ててブルーの編成にカメラを向けました。京都での停車時間は僅か2分ですが私自身ホームから24系・24系25形を見るのは

本当に久しぶりで車内外を見ている内にかつてお世話になった、あの『彗星』を思い出しました。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/20sec  f7.1  ISO2000  (18mm)

 

折り戸やステップを照らす照明。三ッ星マークや号車サボも健在でJRマークが付いている事を除けば

昔のまんまの24系・24系25形です。車内は明らかに鉄道ファンと見受けられる乗客が多く見られました。

毎夜これだけの乗客がいれば臨時化は免れたと思いますが新幹線や夜行バスが普及している今の時代に

割高な寝台料金を始めセキュリティーやプライバシーに問題の有る開放型の寝台では到底生き残れないと正直思います。

これからの時代、採算面を考えると列車に乗る事自体に価値が有り、愉しみである現行のトワイライトエクスプレスや

カシオペアの様な列車じゃないと夜行列車として存在出来ないと思います。

でも昭和の「夜行列車」という旅情を誘う存在を知っている世代の人間としては気軽に乗れる夜行列車の復活を願わずにはいられません。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/20sec  f7.1  ISO2000  (18mm)

 

そんな事を2分という短い停車時間の間に考えていると軽いホイッスルの音の後、目の前のブルーの編成がゆっくりと動き出しました。

懐かしさ溢れる客車列車の動きです。ゆっくりと優雅に編成は北を目指して加速して行きます。

もうブルートレインというものに乗る機会は無いかも知れませんが『日本海』は過去の私とブルトレとの良き関係を

再認識させてくれました。そのお礼に定期列車として最後の日を迎えるまでその勇姿をもう一度撮影したいと思いました。

 

久しぶりのPENTAX K-rでの撮影でしたが高感度+ボディ内手ブレ補正機構のお蔭で夜のホームで手持ちによる撮影が出来ました。

今回、ホームに入線してきた『日本海』にストロボを焚いているファンが居たのは残念でした。

昔とフィルムカメラと違って今のデジカメは高感度の使用が容易ですのでストロボ発光による撮影や

乗客の迷惑になる三脚の使用による撮影は出来るだけ避けたいものです。

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あと一ヶ月   ~日本海~

2012年02月16日 15時15分59秒 | JR西日本・JR東日本

3月17日のダイヤ改正まであと一ヶ月となりました。

永らく日本縦貫線を駆け抜けた『日本海』もこのダイヤ改正で定期列車としての幕を下ろします。

今日は北陸線の新疋田~近江塩津間で線路トラブルが発生し列車の運行取り止めや遅れが生じて『日本海』も大幅に遅れていました。

3時間程の遅延を知った私は湖西線のある撮影ポイントへ向かいました。

定時運行時とは太陽の位置も違うのでいつもと違う感じで撮れるかな?という期待が有ったからです。

約4時間遅れで『日本海』はやって来ました。

いつもなら逆光気味となるこの場所ですが午後になると琵琶湖対岸の山々も順光で美しく見えます。

久しぶりに見るEF81 108号機の車体は現存するローズピンク色機の中でも美しいコンディションを保っている様です。

今回は一部だけをプチ流し撮りでと思ってたのですが・・・NDフィルターを忘れました。

とにかく妥協のシャツター速度と絞りで2~3枚づつ連写です。

スノープロウがギラリと光っています。これをファインダーで見た私は今日の写真をDPPで

ピクチャースタイル“クリア”で現像しようと思いました。

3枚の写真は全てピクチャースタイル“クリア”適用です。

しんがりを務めるカニ24。

長年電源車として編成を支えるという重責が屋根の色合いの中に滲み出ている様です。

あと1ヶ月、撮れる範囲で『日本海』を記録したいと思います。

 

※3枚とも

Canon EOS 40D+EF300 F4L IS USM

マニュアル  1/125sec   f13   ISO100

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一粒で二度美味しい?  ~日本海~

2012年02月13日 13時57分41秒 | JR西日本・JR東日本

今年の冬は大寒波の影響を受け、日本海縦貫線を走る『日本海』の運休がとても多くなりました。

ようやく昨夜の上り『日本海』4002レは運行再開を果し無事に青森を出発したそうなので

今朝は頑張って早起きし敦賀へ向かいました。

降雪は無いもののまだ雪はしっかり残ってましたので雪景色が素敵な南今庄以北を目指そうかと思いましたが

今回は敦賀で撮影する事にしました。『日本海』は敦賀で牽引機が変ります。

つまり敦賀の前後で牽引機が変わるという事は1つの列車で違う機関車が牽引する『日本海』を撮影出来るのです。

幸い機関車の付け替えで敦賀には約20分停車しますので車の移動なら2機の撮影は充分可能です。

1往復だけの『日本海』。それも運行時間帯を考えると上り列車しか狙えませんのでこれはある意味美味しい作戦です。

ブログのリンクをさせて頂いているtake44氏が何度か『敦賀跨ぎ』と称するその作戦を敢行し成果を掲載されているのを

見てましたがまさか自分がその作戦を実行するとは思いもしませんでした。

インターネットの掲示板を頼りに運行状況を確認すると約1時間の遅延が発生しているらしいので撮影場所探しは焦らずに出来そうです。

敦賀駅から線路沿いに撮影ポイントを漁ってみますが市街地の中では良い場所が見つかりません。

実は過去に新疋田付近を除けば敦賀市内で撮影した事が無く何処で撮影すれば良いのかさっぱり見当が付きません。

ようやく北陸トンネルまでに撮影出来そうな踏切を発見しましたのでそこで待つ事にしました。

 PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/500sec  f8  ISO800  (140mm) 

 

緩いS字カーブの雰囲気と背後に迫る山の表情を画面に入れたいと思いましたので線路脇の雪溜まりの中を膝上まで

埋まりながら前後し立ち位置を決め、ようやく納得出来るアングルが決まりました。

青森からこの敦賀まで『日本海』の先頭に立って来たのはEF81 101号機。

僅かに付いた雪が1時間10分遅れを生んだ道中の悪天候を伝えてくれます。

国鉄時代から受け継ぐ交直流機の証であるローズピンクとブルトレの語源にもなった青い車体は実にマッチしますね。

トワ釜とファンの皆さんが呼ぶトワイライトエクスプレス塗色のEF81が先頭だと少しがっかりします。

曇りで少し暗いのでK-5のISO感度は800にセットしてますがこの感度だとノイズや描写に関してまったく気にする事無く使えます。

個人的にはISO1600までは充分で少し我慢すればISO3200まではいけると思います。

安くてF値の暗いズームを多用する私には大変ありがたい高感度性能だと言えそうです。 

 PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/500sec  f8  ISO800  (93mm) 

 

通過する『日本海』の編成を観賞しつつバックショットを狙います。

先日撮影した『日本海』の切妻貫通型とは違い今日のカニ24は非貫通型の白帯飾り付き。

個人的にはこのスタイルの方が20系から続くブルトレらしいイメージが強くて好きです。

 

敦賀で『日本海』が牽引機の付け替えをしている間に新疋田へ向かいました。

今日は月曜日ですが上りホームの端に2名と下りホームには5~6名程のファンが『日本海』を待っています。

遠くに見える有名撮影ポイント「大カーブ」にも5名程がカメラを構えている様です。

ホームには列車接近のメロディが流れます。遅れは更に拡大した様で1時間30分弱の遅延でしょうか?

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/640sec  f8  ISO500  (113mm) 

 

敦賀から終着大阪まで『日本海』を牽くのはトワイライトエクスプレス牽引機に仕立てられたEF81 114号機。

連結器周りに変更が加えられ少し“いかつい”外観になっています。こちらの方が機関車らしい迫力は増していますが

やはり国鉄時代のオリジナリティが良いと思ってしまうのは我々の世代には仕方が無い事なのかも知れません。

 

今日は短い時間の間に2種類の『日本海』を撮る事が出来て良かったと思います。

今後更に各撮影ポイントには『日本海』の最後を見守るファンが増える事でしょう。

恐らく私自身は福井県以北へ『日本海』の撮影にもう行く事は無いと思いますが

昨年の『雷鳥』の最期の時と同じく大きな事故や問題が起きない事を願わずにはいられません。

ファンの皆さん、安全にそして楽しくマナーを守って『日本海』を見送りましょう!

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雪煙を上げて走る  ~383系 しなの~

2012年02月09日 14時29分28秒 | JR東海・JR西日本

滋賀県北部は最近の大雪でしっかり積雪が有るので湖西線のどこかで雪景色と『日本海』と絡めて撮ろうかと思いました。

念の為にJRのホームページで確認するとやはり・・・『日本海』の運休が載っておりました。残念!

そこで急遽ターゲットを変更し『しなの』を狙う事にしました。

1月の17日にも伊吹山バックで撮影した『しなの』ですがその時は雪化粧した伊吹山がとても美しく

私的には最大限風景を取り入れて撮影しました。

でも今日の伊吹山は中腹から山頂に掛けて分厚い雲に覆われており山の上半分は見えません。

その為前回撮影した場所での撮影を諦めて少し移動して今回は前回よりも編成を主体にして撮影する事にしました。

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/640sec  f8  ISO800  (75mm) 

 

6+2連を想定してましたが今日は増結無しの6両編成だったのでちょうど編成後端が架線柱に隠れてしまったのが残念です。

フレーム内で編成の左右の余白に気を取られてしっかりチェック出来てなかった様です。

撮影前に「ステンレスカラーはどうだろう、雪景色に埋没しないだろうか?」と危惧していましたが

こうして写真を見ると黒とオレンジのラインがアクセントになってしっかりと列車の存在感は出てました。

雪が巻き上がるのも1本前の『しらさぎ』で確認してましたのでほぼ自分が撮影前にイメージしていた様な写真が撮れたと思います。

やっぱり雪景色の中を走る特急電車はとても格好良いものですね。

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誰も撮らない?場所で狙う Part2  ~日本海~

2012年02月06日 11時53分17秒 | JR西日本・JR東日本

昨年の『雷鳥』に続き今年も『日本海』という大物列車が消滅します。

3月のダイヤ改正以降『日本海』は臨時列車として残るそうですがB寝台のみの6両編成での運行との事で何とも寂しい話です。

私にとって馴染みの有った関西対九州の寝台列車は既に消滅しておりもう乗る事も撮る事も出来ませんが

この『日本海』は唯一、身近に残るブルートレインなので今回の定期列車からの撤退は寂しく感じます。

有名な撮影ポイントで『日本海』の姿をしっかりとカメラに納める事が出来れば良いのですが

そんな場所ではどうしても嫌な思いや不快な思いをする事も多く、私としては静かに『日本海』を見送りたいと思います。

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/500sec  f8  ISO3200  (500mm) 

 

雨の降る高架線を走る『日本海』。

運転停車駅を発車した後ですがEF81 107号機はモーターの唸りも高らかに下り勾配を一気に加速して行きます。

自然溢れる景色と『日本海』を絡めれば素晴らしい写真が撮れると思いますが

架線柱の連なるこんな高架区間での撮影も記録としては良いのでは?なんて思います。

でも臨時『日本海』の6両編成だとこんな圧縮撮りをすればさっぱり絵にならないでしょうね。

雨の暗い状況で今までだと撮影を躊躇するケースですがK-5のISO3200はしっかりと『日本海』を捉えてくれました。 

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/500sec  f8  ISO3200  (290mm) 

 

「シャーッ」というスラブ軌道独特の高周波音が響く中、カニ24から漏れる低音を聞きながら『日本海』を見送りました。

 

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