主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

近鉄の新しい風  ~しまかぜ 50000系~

2013年05月21日 17時00分00秒 | 近畿日本鉄道

「乗ること自体が楽しみとなる」鉄道の旅を提供するという近鉄の思惑が当たったか?

3月21日のデビュー以来絶好調という近鉄の新リゾート特急『しまかぜ』。

ちょうど今日でデビュー以来2ヶ月となりましたがようやく実車を見る事が出来ました。

K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/640sec  ISO320  (190mm)

 

ハイデッカー仕様の客席からの眺望を得る為の苦労が伺えるフロントデザインですが

正直な所、実車を見てもそれ程格好良いものでは無かったです。

フロントデザインのエッジがキツく、編成側面の柔らかい感じとの

連続性が感じられないのがその大きな理由です。

ただ編成自体の雰囲気・存在感は中々のモノでブルーの濃淡をあしらった白い車体は

近鉄が謳う「プレミアム」感を上手く表現していると思います。

 K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

 Avモード  f8  1/200sec  ISO320  (70mm)

 

この重厚なシートは過去の近鉄特急のグレードを大きく凌ぐもので

JR東日本のグランクラスに比肩するレベルのものと言えそうです。

残念ながら私にとってはこの新しい『しまかぜ』より過去の近鉄『ライナー』軍団の方が

被写体として魅力が大きいのですがマイカーに押されて厳しい状況の下この様な車両を送り出した

近鉄のチャレンジに拍手を送ると同時に新たな鉄道旅を提案した『しまかぜ』の成功を願わずにはいられません。

 K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

 Avモード  f8  1/1250sec  ISO400  (108mm)

 

近鉄と言えばやはり特急車がその代名詞です。

いつまでもファンをワクワクさせてくれる特急車両を登場させて欲しいと思います。

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TOKYOで見た赤い衝撃  ~E6系~

2013年05月16日 21時00分00秒 | JR東日本

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f3.5   1/800sec   ISO100    (108mm)  ※トリミング適用  RAW現像時 黒レベル補正

 

出張の際、東京駅でJR東日本のニューカマー、E6系新幹線電車を見ました。

写真で見るより実際に見るE6系のデザインはかなり良い印象でした。

E5系のデザインは個人的にまったく好みでは無かったのですが

このE6系のデザインはそのカラーデザインと相まってJR東の新幹線電車の中で最も好ましいものと言えます。

新在直通の従来車両は屋根が高くそして幅が狭い為に面長なイメージが有りましたが

このE6系は低屋根を採用した為に正面から見ても非常にバランスが良いと思います。

またその高速運転に適した前頭部とそれに続く車体断面への流れも自然でちゃんとした両目を備える

そのフェイスは見る者にしっかりとした存在感をアピールしている様です。

新幹線は線路に近づいての撮影が色んな制約により難しいのですがいつかE6系の魅力有るスタイルを

しっかりカメラで捉えたいと思います。もちろん流し撮りも忘れる訳にはいきません。

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ200

Avモード   f3.5   1/1000sec   ISO100    (108mm) 

 

こちらは今までJR東日本の新幹線電車の中で一番好ましいスタイルを持っていたE2系。

やはり前照灯はおでこに有るタイプよりしっかり両目として存在する方が格好良いと思います。

 

コメント (4)
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ことでんの大正ロマン  ~レトロ電車~

2013年05月05日 20時00分00秒 | ローカル私鉄

大正生まれの『レトロ電車』を運行している高松琴平電鉄、通称“ことでん”。

『レトロ電車』の運行の基本は月一回、2両編成で運行しているようですがゴールデンウィーク期間中に

行われた『レトロ電車』の特別運行は存在するレトロ電車の4両の全てを使ったフル編成?で走りました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1600sec  -0.7EV  ISO400  (70mm)

 

大正15年生まれの1000形120号という形式の電車を先頭に豪華なラインナップが連なっています。

4両もの古い電車をこの様にしっかり走れるコンディションで保有している“ことでん”は素晴らしいと思います。

通過時に聞いた吊り掛け駆動のモーター音も私がかつて聞いた事の有る昭和時代の吊り掛け式の電車よりも

更にレトロ感漂うモーター音でした。

 

基本は高松築港~琴電琴平間の1往復の運行ですがGW中の特別サービスなのか?

琴電琴平で折り返す合い間の時間にフル編成から2両を切り離した2両編成で

琴電琴平~滝宮間1往復の運行が有りましたので場所を移動して2両編成を狙いました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1000sec  -0.3EV  ISO400  (300mm)

 

PENTAXのカスタムイメージの中で使い方が難しくまともに使った事の無かった『ほのか』を使ってみました。

3000形300号と呼ばれるこげ茶色の電車の車体は現代においてノスタルジーを強く感じさせます。

最初は安易にモノクロでと思ったのですがこげ茶色は残したかったので『ほのか』をチョイスしました。

勾配標識をアクセントに車体を少しボカして軽い感じの写真にしてみました。

軽やかに吊り掛け駆動のモーター音が聞こえてくる感じになったでしょうか?

 

その後琴平から高松へ向う4両編成を撮影する為に移動しましたが余り良い撮影場所が見つからず

以前、撮影した事の有る跨線橋からカメラを構える事にしました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/320sec  ISO200  (70mm)

 

半逆光気味の為に露出をどうしようか?シャドー補正を掛けなければ!なんて色々考えていたら4両編成はやって来ました。

4両全部が有る程度写る様に充分引き付けてシャッターを切りましたが1/320secだったので少し被写体ブレを起こしています。

少し悔しかったので翌日は撮影する予定では無かったのですが琴電琴平へ向う午前の列車を撮影して撤収する事にしました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1000sec  -0.3EV  ISO400  (120mm)

 

土器川に掛かる橋梁の撮影です。

ここは良い場所で有名な撮影ポイントの様です。私が到着した時には大型三脚を構えた先客らを含めて十数名が

カメラを構えていました。列車がやって来る時間が近づくと更に撮影者は増えて来ました。

 

昨日とは編成の並びが変わった様でこげ茶単色の後にツートーン車が並ぶ美しい編成でした。

光線具合もまずまずでしたが僅かにレリーズタイミングが早くパンタグラフが架線柱に掛かっていました。

その点が少々残念でしたが行き当たりばったりで出かけた割にはレトロ電車を満喫出来た良い休日となりました。

 

※YouTubeにレトロ電車動画をアップしました。

ことでん 2013年GWレトロ電車特別運行

コメント (8)
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