3月25日でJR東海のキハ40系列とキハ11(除く300番台)が運用を終了します。
キハ40系列の中でキハ48は車体両端に片開き扉を備えており、かつてのキハ58を
思わせるスタイルが魅力なんですが私の居住地に近い場所で見る事の出来るJR東海の
キハ48をもう見る事が出来なくなるとはこれまた残念です。
そんなJR東海のキハ48ですが今も2両だけ朱色4号とクリーム4号と呼ばれる色の
国鉄一般形気動車標準色(ツートーンカラー)を纏った編成が存在します。
キハ48 3812(トイレ付き)と6812です。
先日、偶然にもその国鉄塗色風編成を見かけて辛うじて一枚の写真として記録出来たのですが
もう見れないとなればもう一回撮影したい!という欲が沸いて来るものです。
その後数回、運用の状況も判らないまま仕事の休みの日には亀山・津方面へ出掛けたのですが
いづれもJR東海色の編成ばかりで3812+6812ペアには出会えませんでした。
今日は午前はまずまずの天気で午後から悪くなると言う予報でしたがもう時間は有りません。
昼間に走るキハ40系列の列車は2往復ですが一発目はJR東海カラーの編成でした。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f7.1 1/640sec ISO200 -0.3EV (123mm)
もちろんこのJR東海カラーの編成でももう一週間足らずの命なので貴重な記録なんですが
こうなれば2時間後の二発目となる920C・931Cに期待してみるしかないです。
場所を移動しました。
逆光気味となりますが何とか俯瞰気味に撮れる場所で920Cを待ちます。
遠くからジョイントを刻む音とエンジン音が響いて来ました。
緊張気味にE-M10のEVFを睨みます。
「やったー、来たっ!」

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f6.3 1/1250sec ISO400 -0.3EV (66mm)
待望のキハ48 6812+3812編成との再会です。
フェンス越しの撮影ですがE-M10の口径の小さな望遠ズームはフェンスにケラれる事無く
懐かしいカラーの編成をしっかり捉えてくれました。
“大 満 足”
亀山で931Cとなり折り返して来る 6812+3812編成を待ちます。
やや曇ってきましたが問題は有りません。
今度はK-3&BIGMA(50-500)で待ち構えます。

PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
TAvモード 1/800sec f7.1 ISO100 (140mm)
う~ん、このスタイルにこのカラーはまさに国鉄メイクそのもの。
再び懐かしいカラーのキハ48をしっかり記録出来て大満足です!
さようなら! キハ48!!