阪急電鉄の観光特急と言えば6300系“京とれいん”を思い浮かべますが
新たな“京とれいん”が今年の3月23日にデビューしました。
『京とれいん雅洛(Kyo-train GARAKU)』
既存の通勤車両である7000系の改造による観光特急車両です。
基本、“京とれいん”は土日祝のみの運行なんですがこの春、西宮北口~嵐山間の
臨時列車として3月26~28日、4月2~4日の計6日間“京とれいん雅洛”が運行されます。
当面、土日祝に仕事の休みが無い私は運行間もない“京とれいん雅洛”を
撮影する事が出来ないのかと少々残念に思っていましたがこの臨時列車の
運行により“京とれいん雅洛”を撮影する事が出来ました。
朝から空は分厚い雲に覆われて決して撮影に適した天気では有りませんが
新たな観光特急車両に対面出来るだけでワクワク感一杯でした。
取り敢えず登場記念の一枚という事で数か所の駅のホームを候補にして
ある駅のホームで“京とれいん雅洛”を待ちました。
一緒に出撃した知人に「何か被りそうな気がする・・・」なんて半分冗談を言いながら
“京とれいん雅洛”を待っていたのですが冗談で済まない事態が・・・。
遠くに“京とれいん雅洛”が現れてファインダーを凝視し始めたのですが
後方から列車の走行音が迫って来るではありませんか~。
「万事休す、早く行ってくれ~!」と祈りながら撮影した初カットがこの写真です。
Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
Avモード f7.1 1/800sec ISO500 (55mm)
何とか冷静にやって来た“京とれいん雅洛”を捕獲出来たのですが9300系特急と
残念ながら被ってしまいました。
これはこれで良いと思うのですが登場直後のピカピカな姿をバシッと記録したかったので
約6時間弱後にやって来る復路運行にその期待をかけます。
復路運行の時間が近づく頃、有難い事に薄くなった雲から弱いながらも日差しが漏れて来ました。
時折り薄い雲が掛かるもの朝の往路運行とは違い良いコンディションとなりました。
Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
Avモード f6.3 1/800sec ISO400 (140mm)
御覧の通り、待望の京とれいん雅洛(Kyo-train GARAKU)をしっかり撮影する事が出来ました。
正直な所、通勤車からの改造という事で種車のイメージが残っており6300系程のオーラは
感じませんが車内は相当気合が入っている様なので次は乗車してその素晴らしい内装を
味わってみたいと思います。