主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

春の三岐鉄道

2024年04月28日 20時00分00秒 | ローカル私鉄

歳のせいでしょうか?

 

菜の花・桜・彼岸花・・・。

四季それぞれに彩りを添える花達と鉄道車両とを絡めて撮影する事が増えて来ました(汗)。

 

今回は鉄道車両と初めて絡めるネモフィラです。

 

淡い水色の可愛いネモフィラの花と黄色の小さな車体のとの組み合わせです。

ナローゲージの小さく可愛い車両が効いてますね。

 

勿論、鉄道車両をメインにしたカットも押さえてますよ~(笑)。

 

最近嵌まってしまった北勢線200系。

 

湘南形スタイル&連接車というレトロ感溢れる車両がグリーンとベージュのツートンを纏うなんて完璧過ぎませんか?

今日の出撃、この1枚だけでも個人的には大満足でした!

 

 

 

 

せっかくなので三岐線へ移動。

ミニEL牽引の貨物を狙いに行くものの午後1発目の上り列車は“ウヤ”で空振りでした。

 

という事で黄色い旧西武車と赤いトラクターとを絡めて藤原岳をバックにした写真を撮って撤収しました。

少し暑かったですが春の陽気が心地良い休日でした!

 

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続・三岐鉄道に・・・嵌まりました

2024年03月10日 22時00分00秒 | ローカル私鉄

一つ前の記事では久しぶりに逢えた地元カワセミをご紹介しましたが今回はいつもの通り鉄分補給記事!

 

近鉄?

いえいえ、今回はその魅力にすっかり嵌まってしまった三岐鉄道です。

 

今や希少なナローゲージの北勢線に旧型西武車とミニELが活躍する三岐線を擁する三岐鉄道。

その長閑な景色の中、それらの魅力有る車両をのんびりと捉える事が楽しくて出撃頻度が増えつつあります。

 

久しぶりに天候に恵まれた本日、2路線の車両達を撮影して来ました。

 

北勢線 270系(130形)

 

切妻形状を持つ先頭車のスタイルが可愛らしいですね。

 

黄色のこじんまりとした編成は3~4両編成が存在するようですが形式的には少しややこしいのですが

基本的には11m級の旧車をルーツとする制御車・付随車に15m級の新製制御電動車を組み込んだ編成の様ですね。

 

 

長閑な風景を行く小さく可愛らしい黄色の車体。

これらの写真は久しぶりにOLYMPUSの古いミラーレスカメラ、OM‐D E‐M10を使っての撮影です。

 

手持ちでフレーミングし置きピンで撮るというお気楽撮影ですがたまにはこんな撮影も良いモノですね~。

 

 

この後は三岐線へ移動しやって来る車両を撮影しました。

三岐線 ミニEL重連が牽く貨物列車

 

 

基本的には晴れの天気でしたが雲の流れは速いもののその数は多く、やって来た撮影チャンスを

無念にも太陽を雲が覆うケースも多く・・・

801系 ・ 元西武701系 赤電塗色編成

 

我が地元、近江鉄道でもお馴染みの赤電塗装801系登場時にはドン曇り状態(汗)。

三岐の赤電塗装も是非とも捕獲したい対象でしたので嬉しさ半分、残念さ半分でした。

 

この後、順光かつ藤原岳をバックに狙える貨物列車を冷たく吹き荒ぶ冷風に耐えながら待ちましたが・・・

どうやらウヤの様でした(涙)。

 

再び北勢線へ移動します。

 

 

狙いは懐かしい塗装を纏った異端児?200系の捕獲です。

 

湘南形スタイルの前面に渋さ100パーセントの塗色。

吊り掛け駆動のサウンドを響かせながら長閑な風景を行く連接車。

これほどの役者、いや役車なんてそうそう居るものじゃござんせん。

 

そう思い移動すると何と遠方にのんびり走る200系が見えるではありませんか!

 

この日は車で出撃・撮影でしたのでアクセルに力を込め線路際に急ぎます。

車を止めてカメラを急いで構え200系の補足に成功!

少々興奮気味にレリーズした写真がこのカット。

北勢線 200系

 

順光でその魅力的な姿を捉える事が出来ました!

 

実は撮影後に知ったのですがこの編成、先頃まで台車に不具合が有ったとかで一昨日8日に

修理を終えて出場したばかりだったそうで。。。

今日遭遇して好天の元、撮影出来たのはラッキーだと言えそうです。

 

最後は再び三岐線へ戻り撮影の機会を伺います。

 

EL2機が2両の貨車を牽く贅沢さ!

こんな光景に出会えるのもローカル私鉄ならではの魅力ですね。

 

この後は渋い塗色の旧西武車を捉えて撤収の帰路に就きました。

 

101系 ・元西武401系 三岐旧塗装編成

 

国鉄101系を彷彿させる切妻前面に緑と黄色の三岐旧塗色復刻編成に逢えました!

上記の200系と共に三岐グリーン兄弟?と呼べそうな編成をゲット!!

 

 

そしてラストは先程ドン曇りで記録した残念な赤電を再び補足。

 

801系 ・ 元西武701系 赤電塗装編成 

 

今度は太陽光を受けた鮮やかな赤電塗装の編成を捉える事に成功しました!

両路線にまたがり今日は色んな車両を記録する事が出来て大満足です!!

 

また次回も機会を見つけて三岐鉄道の魅力有る写真を撮りに出撃したいものですね。

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三岐鉄道に・・・はまりそうです

2024年02月09日 23時00分00秒 | ローカル私鉄

まずは前記事『今年も近鉄特急を追いかけます』が

        『goo blogスタッフが選びました』 

                       で紹介されて多くの方に弊ブログを見て頂いた事に御礼申し上げます!

 

 

食事に於いて偏食は体に良くないという事は誰でも納得する事だと思いますが我が鉄道趣味に於いても同様かと・・・。

弊ブログに於いても鉄分補給の偏りが多く(はい、近鉄さんの記事が多いのです)出来るだけ幅広く

バランス良く鉄分を補給しなければ!という事で今回出撃したのは・・・

 

三岐鉄道です。

 

遅くて短い?今秋の鉄分補給 ~三岐鉄道・三岐線~

前回の記事では久しぶりに訪れた三岐鉄道三岐線のご紹介をしましたが今回は

ほぼ平行する北勢線も含めて鉄分を補給してきたのでご紹介したいと思います。

 

 

三岐鉄道を簡単にご紹介すると三岐鉄道の筆頭株主は太平洋セメントという事でセメント輸送を

主力とした貨物輸送が中心でしたがその後旅客輸送の比重も上がり更に近鉄から北勢線を譲り受けるなど

鉄道趣味人にとって興味をそそる要素を持つ鉄道会社です。

 

●ミニEL重連による貨物列車(三岐線)

●西武鉄道旧車運行(三岐線)

●希少なナローゲージ“特殊狭軌”を走る電車(北勢線)

 

上記3点が私が三岐鉄道に興味を惹かれるポイントですね。

 

実は前記事の近鉄訪問時に北勢線・三岐線の乗り鉄も楽しみましたのでその時の写真も含めてのご紹介となります。

 

※三岐線・貨物列車

 

 

三岐ED45重連による貨物列車

 

ミニデッキを備え、こげ茶色に警戒色?の黄色帯を備えたELは私の年代にとって興味を惹く要素満開!です。

藤原岳バックの写真も今回は好天での撮影では無くて残念では有りますがここは魅力的な撮影地ですね。

 

また新型のトレーラートラックと並走するシーンも最初は裏被りしたと残念に思いましたが

共に物流を担う仲間、昭和の電機に令和のトラックとの組み合わせもオツなものではないでしょうか?

 

 

※三岐線・旧西武車

三岐851系

 

特徴的な姿を持つ藤原岳をバックにカラフルな851系が走ります。

 

元・西武701系ですが現在は西藤原方先頭車は脱線事故の為、廃車となった車両の代替として

同じく西武の新101系を編入した為、編成前後で顔が違うという面白い異端編成となっています。

 

西武の旧車が活躍中という点で我が地元を走る近江鉄道と同じなんですが雄大な光景と共に

撮影出来るというのは大きな魅力ですね!

 

今回はいわゆる“赤電”塗装車を捉える事は出来ませんでしたが藤原岳と絡めた写真をいつか狙いたいものです。

 

 

※北勢線・ナローゲージ

三岐200系

 

今回大きな魅力を感じて心惹かれたのはこの北勢線200系。

電装解除されたかつての三重交通モ4400形と呼ばれた3連の連接車体は新造の270系電動車を阿下喜方に連結し運用されています。

 

西桑名方の先頭車200形ク202はいわゆる湘南形電車の外見を持ち、三重交通時代の濃緑&クリーム色の

ツートンカラーと相まって先程ご紹介したED45電気機関車に匹敵する魅力を発散しています。

 

昨年、同じナローゲージの四日市あすなろう鉄道を訪れてその魅力を堪能しました。

楽しんだ翌日はナローを味わう ~四日市あすなろう鉄道~

 

しかし、少々近代化された四日市あすなろう鉄道の車両に比べてこの200系は

その形態や外観が私の様な年代の心を強く刺激する魅力を持っており一目でその虜となりました。

今後の私の貴重な鉄分補給の一つとなる事でしょう(笑)。

 

さて、そんな北勢線で主力を成すのは270系と呼ばれる電車の様ですがこちらも今回は記録出来ました。

 

 

 

北勢線270系

 

こちらは先程の200系よりも新しくレトロ感は薄いですが可愛らしい小さな車体に

三岐のイエロー&オレンジのカラーがマッチしていて良いですね~!

 

勿論、今回は両線の乗り鉄も堪能していますが特にナローゲージの北勢線では吊り掛け駆動方式の

あの音色も健在してましたので堪能して来ました。

運行最高速度は僅か45km/hですがあの独特の唸りを上げるモーター音にまるで遊園地で乗る

小さな列車と変わらぬ小さな軌間が生み出す揺れは鉄ちゃんなら体験する事、必須でしょう!!!

 

とという事で、私のこれからの鉄分補給の中で三岐鉄道という存在が大きくなったのは明らかですね。

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遅くて短い?今秋の鉄分補給 ~三岐鉄道・三岐線~

2023年10月07日 21時00分00秒 | ローカル私鉄

今年の夏は9月末までは異常とも言える猛暑・酷暑でしたが10月に入り、ようやく朝夕には

秋の気配を感じれる様になりました。

 

暑さを気にしなくて良くなったという事で近鉄一辺倒だった鉄分補給を中断、10年振りの訪問となる

三岐鉄道・三岐線での鉄分補給です。

 

元々、貨物列車には大した興味は無かったのですがEF66やEF81らが近場の路線で貨物列車を牽引していた時は

それらの姿を記録しようと撮影する事は有ったのですが今ではEF65PF形が旧型電機として唯一撮影出来る状況で

貨物列車を撮影する機会は激減しました。

 

そんな時、ふと昔撮影した三岐鉄道の小さく古くて渋いELの事を思い出したのです。

 

旅客・貨物の競演  ~三岐鉄道~

この記事の撮影からおよそ10年・・・。

そうだ、こいつを久々に撮りたい!!!

そんな衝動に駆られて本日出撃して来ました!

 

訪れが遅くて短い秋となりそうな今秋ですが心地良い空気を感じながら撮影した写真をご紹介させて頂きます。

 

 

 

三岐鉄道ED45形電気機関車

 

今も元気に活躍する姿を撮影出来て嬉しい限りです。

特に一番最初の写真、順光で尚且つ『貨物列車150周年記念』のヘッドマークが掲示されていたのでラッキー!でした。

 

やはり色んな鉄分補給を行うのが良いですね~。

 

久しぶりのED45を楽しみながらその合間に元・西武車の三岐車両ももちろん記録しました。

三岐鉄道 801系

 

元西武の701系です。

カラーリングは西武時代イエローカラーを纏い活躍中です。

 

 

三岐鉄道 851系

 

こちらも種車は801系と同じ元西武の701系との事ですが搭載機器や台車も801系とは違い

別系列となっている様です。

 

またこの編成の後ろ、西藤原方制御車(クハ)は事故廃車となった為にその後、元・西武車新101系の

制御車を改造の上、流用したとの事で編成の前後で顔付きが違っています。

この写真では分かり難いですが車体断面が1・2両目と3両目とでは少し違うの分かると思います。

 

私の地元の近江鉄道と同じく西武の旧車が活躍しているという事でとても親しみが湧く存在です。

今後も機会が有れば貨物共々、三岐の車両の撮影に行きたいと思います。

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梅雨明け間近? 盛夏の下で活躍する忍者達

2023年07月14日 20時00分00秒 | ローカル私鉄

連日、猛暑や線状降水帯による驚異的な降雨に見舞われる日本各地の様子がニュースで紹介されています。

私の居住する関西ではまだ梅雨は明けていませんがそろそろ梅雨明けかな?なんて感じを受けます。

 

今日も決して好天という訳では有りませんが鉄分補給の為、久しぶりに撮り鉄に出撃!

 

 

 

三重県伊賀市の伊賀上野~伊賀神戸を結ぶ伊賀鉄道。

近鉄の子会社で、以前は近鉄から車両を借り受けし近鉄旧型車両が活躍していましたが

今は元東急の1000系車両が改造を受けた上、5編成10両が活躍しています。

 

伊賀鉄と言えば旧近鉄車両時代から漫画家の松本零士氏がデザインした“忍者列車”が有名ですが

ステンレス車となった現在もフィルムによるラッピングを施され4編成が活躍しています。

 

 

伊賀神戸駅を出ると僅かの区間ではありますが近鉄大阪線と並走していますので・・・

この様なシーンに遭遇する事も有ります。

 

 

 

伊賀鉄道が伊賀流で有名な伊賀忍者ならば対する甲賀流は?

 

甲賀流の甲賀忍者も居ました(笑)。

 

滋賀県甲賀市の貴生川~信楽を結ぶ信楽高原鐡道。

電車の伊賀鉄道とは違いこちらは気動車のSKR310形(311・312号)による2両編成。

 

こちらも負けじと“SHINOBI-TRAIN(忍トレイン)”を走らせています。

そう言えば、かつてはJR西日本にも同意匠の113系によるSHINOBI-TRAINは走っていましたが・・・。

 

いつも信楽高原鐡道最新鋭のSKR500形を見る事が多いのですが“SHINOBI-TRAIN(忍トレイン)”の

2両編成を見るのは久しぶりの事でした。

 

ローカルな2社の“忍者対決”、いつもと少し違った鉄分補給が出来たような気がします。

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楽しんだ翌日はナローを味わう ~四日市あすなろう鉄道~

2022年05月20日 15時00分00秒 | ローカル私鉄

特殊狭軌(ナローゲージ)と呼ばれる狭い線路幅を用いる鉄道。

一般の旅客が利用する普通鉄道で現存するのは四日市あすなろう鉄道・三岐鉄道と黒部峡谷鉄道の3社だそうです。

そしてその3社中、2社はかつては近鉄の路線だったのです。

 

若い頃の私にとってナローゲージの電車なんて気にも留めない存在でしたがこの歳になると

趣味嗜好も少しづつ変化するのでしょうか?

前回の記事で“楽”の初乗車を紹介しましたがその乗車後は名古屋に移動。

翌日、かつて近鉄の内部・八王子線だった四日市あすなろう鉄道の初乗車を果たしました。

 

近鉄四日市駅の改札を抜けて連絡通路を歩き、程なく階段を降りるとあすなろう四日市駅の改札です。

 

 

湯の山線高架下に1面2線のホームには小さな青と白の電車が止まっていました。

 

四日市あすなろう鉄道 260系

 

おおっ!これがナローゲージの電車・・・小さい!、そして線路の幅も狭い!

何と可愛らしい車体なんでしょうか。

 

 

260系の車体の幅は2,106 mm。

普通の路線バスの幅が2,300~2,500mmらしいのでそれよりも狭いのですね。

そう言えばシートの形状も路線バスに似た感じです。

 

 

あすなろう四日市駅を発車。

耳を澄ましてもモーター音が聞こえません。

台車がレールのジョイントを踏む音と小刻みに車体から発する振動音だけです。

 

確か釣り掛け駆動のあのモーター音が聞けると期待していたのですが・・・

後で調べて見ると電動車は四日市方の1両で今乗っている内部方の先頭車は制御車だったのです。

モーター音は復路で楽しむ事にしました。

 

最高運転速度は45km/hだそうですがそれにしても良く揺れますね(笑)。

 

 

まあ、僅か762mmの線路幅で短尺レール。そして木の枕木という事でこの乗り心地なんですが

それが何とも味わい深くて良いです。

 

 

八王子線との分岐駅、日永。

西日野からやって来た緑の260系と交換。

 

内外装とも比較的綺麗で近代的な佇まいなので意外だったのですが近鉄から移管後に

冷房化を含む大規模なリニューアルを行なったそうです。

 

その結果が・・・

 

鉄道友の会の2016年ローレル賞を受賞しているのですね~!

因みに付随の中間車は新造で両先頭車は車体更新なんですが合せて受賞という事の様です。

 

 

あすなろう四日市からおよそ16分で終着の内部に到着です。

僅か5.7kmの距離でしたがのんびり走ったので実際の時間よりも長く乗った気がしました。

因みに運賃は270円ですが今回はお得な1dayフリーきっぷ(550円)を購入しました。

 

 

 

駅構内に隣接して車庫が有りますね。

 

改札を出て少し見てみましょうか。

 

作業されている人が出てこられたので一枚撮影。

人との対比で車体の小ささがこれで良く分かると思います。

 

 

 

内部駅の駅舎。

左側のイラストはトリックアートとなっています。

どの様な感じか?それは是非現地に訪れて体験して下さい。

因みにあすなろう四日市駅にもまた違ったトリックアートが掲出されていますのでそちらもどうぞ!

 

再び改札口をくぐり抜けて折り返しのあすなろう四日市行きに乗車しました。

 

 

 

 

 

帰路は勿論!モーターを備えるモ260に乗車です。

最高で45km/hの速度ですので釣り掛け駆動とは言えあの独特の唸り音は控えめですが

それを知る世代の者がこれを聞けば感涙ものです。

 

モーター音とナローゲージの揺れに身を任せて僅かな時間ですが先程通り過ぎた日永駅で下車です。

ここで八王子線・西日野を目指します。

と言いながら西日野は次駅でたったの1.3kmしか有りません。

 

 

この日永駅ですがホームにはこんなモノが・・・

 

 

 

 

標準軌(1435mm)・狭軌(1067mm)・ナローゲージ(762mm)の違いが詳しく分かる解説と

実際の軌間の違いが分かるように線路と車輪が展示されています。

これは鉄チャンでなくても分かり易い展示だと思います。

 

西日野行きがやって来ました。

あすなろう四日市~西日野間、僅か距離3.1km・所要時間約8分。

 

 

やっとまとも?な編成写真が撮れたかな?

乗りが優先な鉄分補給ではこういった写真を時間的な問題で撮れない事が多いです。

 

ひと駅で西日野に到着。

 

記録写真だけ撮って折り返しにすぐ乗車します。

 

 

 

 

初のナローゲージを味わってあすなろう四日市に戻って来ました。

 

 

この駅にも先程紹介したトリックアートやナローゲージの説明も有ります。

 

 

こうして“楽”に続いてナローゲージも体験出来ました。

またいつか、この近くを走る同じく元近鉄だった三岐鉄道の北勢線の電車も体験したいと思います。

 

   ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

              《以降はおまけ記事です》

 

個人的に近鉄線の未乗区間はこの日(5/16)現在、湯の山線のみとなっていました。

      (近鉄関連のロープウェイ・ケーブルカー除く)

 

という事で近鉄線完乗を果たす為に近鉄四日市から湯の山温泉に向かいます。

 

 

湯の山線。

近鉄四日市~湯の山温泉間、15.4km。

かつては特急も乗り入れしていましたが今はワンマン列車が運行される路線です。

 

 

ヘッドマークを備える湯の山線の車両。

乗っている限り近鉄の他のローカル・ワンマン車両運行路線と同じイメージで

特段、ここで記す程の面白さが無いと言うのが正直な感想でした。

 

 

ここまで来たぞ!乗ったぞ!という記録写真だけですぐ折り返すのは残念ですが毎回こんな感じなんです(笑)。

 

 

 

これで近鉄線の全線完乗を達成しました。

特に感動も感慨にふける事も有りませんので慌ただしく折り返しの四日市行きに飛び乗りました。

四日市乗り換えで名古屋に向かいます。

 

私の近鉄乗車の玄関口となるのは京都となります。

 

伊勢中川か大和八木乗り換えで京都へ戻るか?

取り敢えず大阪難波・上本町に戻るか?

 

思案しながら出した答えは“ひのとり”で取り敢えず大阪へ向かう!でした。

 

近鉄名古屋→大阪難波をチケレスで押さえてあるモノを買う為に売店に急ぎます!

 

 

ブルーリボン賞ラッピング車、6連の編成がやって来ました!

 

 

買ったのはこれ!

以前から目にしていたのですが食事時間帯に乗車する事が無かったので買う機会が無かったのですが

今回は昼食を逃していたのでこれでお腹を満たそうと思いました。

 

 

正直、可も無く不可も無くお値段なりのお弁当でしたがこんなのが有るだけでも乗車時に買えば

テンションは上がりますよね。

 

 

お腹を満たし少量のアルコールが入れば後は後ろに気兼ね無くリクライニングシートを倒して

靴を脱いでフットレストに足を預ければ安楽な睡眠時間の始まりです!

 

2時間少々の快適な乗車を終えて大阪難波到着!

 

さあ、ここからどうしようかと時刻表を見ると程無く奈良行きの“ひのとり”が来るみたいです。

時間的に先程名古屋から来た折り返し運用の様です。

 

ここから大和西大寺まで28分ですが先程のレギュラーとの比較を今日も味わう為に

プレミアムをゲット!

 

 

 

 

 

大阪難波を静かに発車、夕刻の時間帯、布施付近まで大阪線の通勤車両としばし並走。

 

 

 

 

石切付近の上り勾配を駆け抜ける頃、左手には東大阪の街並みが広がります。

 

 

 

プレミアムシートの30分弱なんてアッという間ですね。

大和西大寺到着のアナウンスが流れます。

 

ここからは京都行き特急に乗り換えです。

 

やって来たのは22000系ACE。

 

シートピッチはやや不足するもののゆりかご式シートに換装されてからは座り心地アップ!

ただ“ひのとり”のレギュラー・プレミアムの後では少々分が悪いか(汗)?

 

しかし京都までは30分なので十二分に安楽です。

 

僅かに夕日が染まる京都。

東寺の五重の塔を左手に見ると京都到着です。

 

“楽”にナローゲージ電車。

そしてひのとりを含む種々の近鉄電車による乗り鉄鉄分補給を堪能した私の連休はこうして幕を閉じました。

 

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秋色の嵯峨野   ~トロッコ列車~

2016年11月15日 17時00分00秒 | ローカル私鉄

紅葉シーズンが到来しました。

しかし、この秋は俄かに仕事が忙しくたまの休みも天気に恵まれず

まだ一度も紅葉撮影に出掛けていないという有様です。

今日の私の休日も曇りという事で出掛けるのを諦めていたのですが

とにかくカメラを携えて京都に向かいました。

 

Panasonic LUMIX DMC-G7+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f5.6  1/200sec    ISO200   (32mm)


嵯峨野清滝の紅葉です。

曇りなのが残念ですが紅葉はしっかり色づいていました。


鮮やかな紅葉に癒された後はメインの撮り鉄です。

1カット一発勝負で嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車を狙います。


Panasonic LUMIX DMC-G7+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f6.3  1/400sec    ISO500   (46mm)


待っている間、ずっと曇っていたのですがトロッコ列車がやって来る数分前から何と!

僅かですが雲の割れ目から陽が差して来ました。

赤黒のDE10が牽くトロッコ列車が見事、紅葉と調和した一枚となりました。

 

 

Panasonic LUMIX DMC-G7+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f5.6  1/1250sec    ISO500   (73mm)


自己満足の一枚が撮れた後は帰路に着きましたがせっかくなので途中でワンカットだけ紅葉を撮影しました。

 

果たして今年はあと何回紅葉の撮影が出来るのでしょうか?


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出雲の国を彩る車両達  ~一畑電車 3000系・5000系~

2015年03月12日 23時00分00秒 | ローカル私鉄

約1か月前、初めて一畑電車を撮影する事が出来ましたが

個人的に興味の有る車両達には出会えませんでした。

その後、色々調べてみると、撮りたかった3000系の南海カラー3008編成(デハ3008+デハ3018)が

既に運用から離脱している事が分かりました。

また、一畑電車から発表されている車両更新計画を見ると

今年から来年にかけて南海から譲渡された3000系は全て廃車されます。

そうなるとここは思い切って出撃しなければ残る3000系を撮影する機会は作れないだろうし

私が撮りたい車両の最右翼の一つでもある5000系も早く撮っておきたい。

という事で“出雲の国”へ出撃しました。

 

一畑電車のHPにはありがたい事に編成毎の運用が発表されてますので

3000・5000系が同時に撮れる3月12日に照準を合わせました。

 

松江には前日入りしました。せっかくなので山陰本線へ向かい、こちらも初撮りとなる“やくも”を捕獲しました。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f7.1  1/1250sec   ISO200   (66mm) 

 

実は今回の松江入りには500系“こだま”と381系“やくも”を使ったのですが

この“やくも”カラーに結構良い印象を持ちました。

そうなると撮りたくなるのが撮り鉄魂!

やはりヘッドマークが前面に有る特急列車は良いですね。

編成のアップも撮れましたので次は宍道湖を絡めて狙いました。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f7.1  1/800sec   ISO200   (70mm) 

 

屋根上がスッキリしている381系は編成を遠景で納めても軽快さが伝わって来ますね。

 

この後、宍道湖の夕景も撮ってみました。

雲が多くてイマイチでしたがここの景色は最高です。

OLYMPUS OM-D E-M10+BCL-0980

Avモード  f8  1/200sec   ISO200  -0.3EV   ※カラークリエーター適用

 

OM-Dならでは作画機能『カラークリエーター』を初めて使ってみました。

またレンズはボディキャップレンズシリーズのフィッシュアイを使用なんですが

これらを用いて撮影するのってとても楽しいですね。

 

翌日は晴天下で待望の一畑電車を撮る事が出来ました。 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f7.1  1/640sec   ISO200   (49mm) 

 

一畑電車5000系。

京王5000系からの改造車ですが同様の2100系より更に手を加えられ前面非貫通形となり

車内も観光運用を重視したクロスシート仕様のスペシャリティーカーとなりました。

私は小さい頃から京阪や阪急のクロスシート車に馴れ親しんだという事もあって

こんな特別感を持ったクロス車に特別な想いを寄せてしまいます。

もちろんこの後は運用表をしっかりチェックしその乗り心地を味わいました。

 

 OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f7.1  1/400sec   ISO200   (78mm) 

 

そして3000系。

言わずと知れた元南海の『丸ズーム』こと21000系です。

国鉄80系に酷似したいわゆる湘南型スタイルの前面を持つ電車ですが見れば見るほど味わい深い造詣です。

車体は満身創痍と言う言葉がぴったりな状態で正直なところ営業に就いている車両とは思えない程の傷み具合です。

 

とにかくこんな状況でも頑張っている3000系の姿を見れて良かったと思います。

おそらくもうこの3000系に会う事も無いと思いますが最後まで頑張って欲しいものです。

 

そう言えば今日はあのトワイライトエクスプレスが最後の発車をした日でした。

 
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一畑電車のニューフェイス  ~1000系電車~

2015年02月13日 20時00分00秒 | ローカル私鉄

島根県の松江と出雲を結ぶ地方鉄道である一畑(いちばた)電車。

鉄道部門の分社化により一畑電気鉄道から一畑電車に名前が変わり現在に至っています。


個人的には南海から譲渡された3000系(旧南海21000系)の旧南海カラー編成と

5000系(旧京王5000系)に興味が有り、かねてから一度訪れたかった鉄道です。

残念ながら今回は撮影の為の遠征ではなく僅かな時間で撮影を行なったので

それらの車両とは対面出来なかったのは残念でした。

特に3000系は本年と来年の廃車計画により消滅するだけに会いたかったのですが・・・。

 

出雲大社駅の傍の鉄橋で初めての一畑電車の車両を捉えました。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 EZ

Avモード  f7.1  1/800sec   ISO640  +0.3EV  (16mm)   ※デジタルシフト適用

 

曇り空で鮮やかなラッピングが映えないのは残念です。

元・京王5000系の2100系です。『 “ご縁電車” しまねっこ号』という名前が付いています。

 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f5.6  1/3200sec   ISO640  (132mm)  

 

出雲大社駅で並ぶデハニ50形と先程と同じ2100系(元・京王5000系)です。

この編成は京王時代の塗装に復元されています。

 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f6.3  1/1000sec   ISO640  (100mm)  

 

川の真ん中に仕切りが有ります。よく見ると左右で水の色や水位が違います、不思議だ!

後で聞いた所、高浜川と古内藤川という別々の川が並んでいるそうで

最後は一つの川(堀川)になって日本海へ流れています。

この仕切りをセンターにしてシンメトリーなフレームで出雲大社駅を発車した2100系を狙いました。


ここでの時間が無くなり後ろ髪を引かれる思いで島根から広島へ移動を始めました。

しかし移動しながらも線路と並行する区間での撮影を出来るだけ試みました。

 

踏み切りが点滅し警報音が鳴ってますので電車が来るようです。

一時間当たり僅か1~2本の運行なのでクルマを止めて慌てて線路際へ向かいました。

「3000か5000、来い!」と祈りながら遠方に見えるヘッドライトの車体は白でした。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f6.3  1/1000sec   ISO640  (100mm) 

 

やって来たのは先程撮影した京王カラーの2100系でした。

残念ですが3000系・5000系の撮影の機会は次回までお預けです。

 

宍道湖沿いに道路と線路が併走していますがいよいよ松江に近づいて来ました。

一畑電車とはお別れですが電車の時間を調べると間もなく列車がやって来る時間でした。

本当に最後の機会だと祈りながらまたもや3000・5000系の登場を願ってましたが

やって来たのは鮮やかなオレンジ色の一畑電車最新鋭の1000系でした。

 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f5.6  1/320sec   ISO1000  (45mm) 

 

デハニ50形と同じカラーリングでローカルな私鉄の電車には不似合いなシングルアームパンタを持つこの電車。

元東急電鉄の1000系なんですがこのスタイルを見るとその面影はまったく感じられません。

それもそのはず、中間車を改造して運転台を設けたそうですがシンプルながら

手抜き感の無いデザインはなかなかのものです。モダンな雰囲気とレトロ感が同居した味わいが有ります。


数年前、映画の舞台となり一時期は利用者も増えたそうですが利用者の減少傾向を

食い止めるには至っていません。

 

地方鉄道の経営が厳しいのはどこも同じですが頑張って欲しいものです。 

 

 

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ことでんの大正ロマン  ~レトロ電車~

2013年05月05日 20時00分00秒 | ローカル私鉄

大正生まれの『レトロ電車』を運行している高松琴平電鉄、通称“ことでん”。

『レトロ電車』の運行の基本は月一回、2両編成で運行しているようですがゴールデンウィーク期間中に

行われた『レトロ電車』の特別運行は存在するレトロ電車の4両の全てを使ったフル編成?で走りました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1600sec  -0.7EV  ISO400  (70mm)

 

大正15年生まれの1000形120号という形式の電車を先頭に豪華なラインナップが連なっています。

4両もの古い電車をこの様にしっかり走れるコンディションで保有している“ことでん”は素晴らしいと思います。

通過時に聞いた吊り掛け駆動のモーター音も私がかつて聞いた事の有る昭和時代の吊り掛け式の電車よりも

更にレトロ感漂うモーター音でした。

 

基本は高松築港~琴電琴平間の1往復の運行ですがGW中の特別サービスなのか?

琴電琴平で折り返す合い間の時間にフル編成から2両を切り離した2両編成で

琴電琴平~滝宮間1往復の運行が有りましたので場所を移動して2両編成を狙いました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1000sec  -0.3EV  ISO400  (300mm)

 

PENTAXのカスタムイメージの中で使い方が難しくまともに使った事の無かった『ほのか』を使ってみました。

3000形300号と呼ばれるこげ茶色の電車の車体は現代においてノスタルジーを強く感じさせます。

最初は安易にモノクロでと思ったのですがこげ茶色は残したかったので『ほのか』をチョイスしました。

勾配標識をアクセントに車体を少しボカして軽い感じの写真にしてみました。

軽やかに吊り掛け駆動のモーター音が聞こえてくる感じになったでしょうか?

 

その後琴平から高松へ向う4両編成を撮影する為に移動しましたが余り良い撮影場所が見つからず

以前、撮影した事の有る跨線橋からカメラを構える事にしました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/320sec  ISO200  (70mm)

 

半逆光気味の為に露出をどうしようか?シャドー補正を掛けなければ!なんて色々考えていたら4両編成はやって来ました。

4両全部が有る程度写る様に充分引き付けてシャッターを切りましたが1/320secだったので少し被写体ブレを起こしています。

少し悔しかったので翌日は撮影する予定では無かったのですが琴電琴平へ向う午前の列車を撮影して撤収する事にしました。

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1000sec  -0.3EV  ISO400  (120mm)

 

土器川に掛かる橋梁の撮影です。

ここは良い場所で有名な撮影ポイントの様です。私が到着した時には大型三脚を構えた先客らを含めて十数名が

カメラを構えていました。列車がやって来る時間が近づくと更に撮影者は増えて来ました。

 

昨日とは編成の並びが変わった様でこげ茶単色の後にツートーン車が並ぶ美しい編成でした。

光線具合もまずまずでしたが僅かにレリーズタイミングが早くパンタグラフが架線柱に掛かっていました。

その点が少々残念でしたが行き当たりばったりで出かけた割にはレトロ電車を満喫出来た良い休日となりました。

 

※YouTubeにレトロ電車動画をアップしました。

ことでん 2013年GWレトロ電車特別運行

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旅客・貨物の競演  ~三岐鉄道~

2013年02月24日 20時21分34秒 | ローカル私鉄

JRを除くと今や希有となったセメント輸送を行う三岐鉄道。

貨物列車牽引の主力となるED45はこげ茶の塗色とミニデッキを備えた旧電機らしい古風な外観を持ち

その運用は重連という事もあって私の様に電気機関車や貨物列車のファンでなくとも興味をそそる存在です。

旅客用の電車は西武からの譲渡車両が主力で譲渡後のカラーリングも西武時代を彷彿させる黄色をベースに

したものでこれら貨物と旅客の車両が並ぶ姿は大変興味深いものと言えます。

Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM

Avモード  f6.3  1/3200sec  -1.3EV  ISO400  (200mm)

 

初めて見たED45重連による貨物列車も写欲をそそる存在でした。

今回は小雪の舞う中、通りすがりの撮影でしたが次回はじっくり撮影したいと思います。

Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM

Avモード  f6.3  1/800sec  -0.3EV  ISO400  (110mm)

 

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ゆり園の帰りに見たローカル気動車  ~長良川鉄道~

2012年08月02日 18時46分39秒 | ローカル私鉄

今日は岐阜県郡上市の『ダイナランドゆり園』に行きました。

見頃は少し過ぎた様ですが標高1,000mという高原の爽やかな風を感じながら園内のゆりを楽しみました。

PENTAX K-5+smcPENTAX DA17-70F4 AL[IF]SDM

Avモード   f8   1/400sec   ISO200    (39mm)

 

ゆり園を出てふとこの近くで長良川鉄道が走っている事を思い出しました。

岐阜県の美濃加茂市の美濃太田駅から岐阜県郡上市の北濃駅を結ぶ長良川鉄道。

見慣れたLE-DCのナガラ300形はぶどう色に塗られていますが

運転台上部の塗装の色あせが激しく長良川鉄道の経営状態を現しているかの様です。

PENTAX K-5+smcPENTAX DA17-70F4 AL[IF]SDM

Avモード   f5.6   1/500sec   ISO200    (48mm)

 

しかしこの様な長閑な風景にはピカピカで綺麗なDCよりこれ位くたびれた感じの方が雰囲気が出ますね。

清流として有名な長良川は鵜飼いでも有名ですがその名の通り長良川に沿って走る区間も多い長良川鉄道なので

川を絡めたカットを狙う為に線路沿いに北濃駅から郡上八幡方面へ南下しました。

PENTAX K-5+smcPENTAX DA17-70F4 AL[IF]SDM

Avモード   f8   1/500sec  +0.3EV   ISO400   (36mm)

 

長良川は今、鮎釣りの最盛期でしょうか?あちこちで釣り人を見かけます。

今日もかなり暑くなりましたが列車を待つ間この清流を流れる水で顔を洗ったりしましたが

澄んだ水は冷たく心地良いものでした。

列車の時刻を確認するとこの区間は日中2時間に1本位の頻度での運行なのですが運良く?この上り列車の後に

下り列車が1時間も待たずにやって来る様なので次の撮影ポイントを探しながら移動しました。

PENTAX K-5+smcPENTAX DA17-70F4 AL[IF]SDM

Avモード   f8   1/640sec   ISO400    (28mm)

 

やって来たのは先程と同じナガラ300形ですが前面にステップの様な銀の帯が付いています。

富士重工業や新潟トランシスが作るいわゆる軽快気動車の類いは基本的には同じ様なスタイルなので

面白さに欠ける部分も有りますが車体のカラーリングの違いと風景と車両を絡めて撮る事によって

魅力的に感じる事も有るんだと実感しました。

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赤い『ことでん』の電車  

2012年01月05日 08時25分01秒 | ローカル私鉄

『ことでん』の愛称で親しまれる高松琴平電鉄。

私には高松築港駅 ~琴電琴平駅を結ぶ琴平線のイメージしか無いのですが他に志度線・長尾線の2路線が有ります。

車体下半分は路線別のラインカラーに塗られており、今回撮影した志度線は赤色とクリームのツートーンでした。

この路線だけは他の路線よりも車両限界が小さく、16m級の元名古屋市営地下鉄の中型車を使用しています。

地図で志度線の走っているコースを見ていると志度の近くで海に面している場所が有りました。

今回はその場所で撮影する事にしました。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/800sec  f8  ISO400  (70mm)

 

やって来たのは赤いラッピングを施された600形電車。残念ながら天気は曇りで更に線路の両脇は

有刺鉄線と壁となっており、すっきりした感じでは撮れませんでした。

せっかくの海を活かすべく草食系写真に切り替えようと立ち位置を移動。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/800sec  f8  ISO320  (18mm)

 

この場所でカメラを構えた時には相変わらず曇っていたのですが電車がやって来る少し前には

少し陽が射してきました。ラインカラーの700形が太陽の光を受けてやって来ました。

コントラストが少し付いたお陰で背後にうっすらと小豆島が見えます。

他社へ譲渡されて活躍している車両達を見ると「頑張れ!」と思わず応援したくなります。

 

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樽見鉄道で見た気動車

2011年07月14日 20時33分10秒 | ローカル私鉄

小さい頃から鉄道好きで今も周囲に対して鉄道好きを公言しています。

しかし、基本的には新幹線電車・特急電車・寝台特急といった、いわゆる花形ばかりに興味が偏っていて

貨物列車やローカル鉄道・路面電車といったものには興味を持たずに居ました。

しかし、最近は鉄チャンとしての主たる行動が写真撮影になってからは

それらの存在も被写体の一員として加わるようになりました。

今回撮影した樽見鉄道の気動車の写真もそんな一枚となります。

Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM

Avモード  1/400sec  f5.6  +0.3EV  ISO200  (200mm)

 

ハイモ295-510形。形式の295は機関の出力を表しているそうです。

最近、あちらこちらで見かけるワンマン運行の気動車というのは

正直、全て同じ形に見えてしまいます。

Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM

Avモード  1/800sec  f5.6  -0.3EV  ISO200  (70mm)

 

根尾川を渡る最新鋭ハイモ330-700形。

この川では鮎釣りの人を多く見ました。また川沿いには梁漁のお店が沢山並んでいました。

この様なローカル鉄道の写真というのは鉄道車両と共に周囲の情景を同時に写す事が大切ですが

今まで車両ばかり“デ~ン”と撮って来ましたので少々戸惑いや苦手意識も有ります。

でも、少しづつそんな写真にも慣れて行きたいと思います。

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