先日までの異常なまでの猛暑。
気温に加え湿度も高く耐え難いレベルでしたがようやくまともな夏の気候に戻りつつ有るようです。
朝の風に少し心地良さすら感じます。
早朝から出掛ける元気は有りませんでしたが今日の休みは朝から蓮の花を撮りに行きました。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
クリエイティブコントロールモード (ジオラマ) f4 1/400sec ISO100 (9mm)
今回は初めてFZ200のクリエイティブコントロールという機能を使いました。
確かオリンパスのデジカメがこういったお遊び用の画像効果を初めて採用したと記憶していますが
どこかこういった機能に対して「ド素人向けの機能だ」・「こんなモノ邪道だ」的な気持ちを持っていましたが
やはりまずはチャレンジする事が大切です。
出来上がりを見るとジオラマ効果に相応しい写真では有りませんが
そのままだと単純な写真になりそうな一面に広がる蓮の群生ですが前後の極端なボケ効果で
メリハリ感が付いて見せたい蓮の様子が強調されました。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f6.3 1/500sec ISO100 (37mm)
狙ったのは日光が透過し花びらや葉が見せる模様。
花びらは優しさと葉は力強さを感じさせてくれます。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f4.5 1/1300sec ISO100 (21mm)
蓮の花を印象付けるのは真ん中の「花托」と呼ばれる部分です。
その特徴的な形と黄色という色が花びらと共に蓮の花の魅力を作り上げていますがその辺りも狙いたくなりますね。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f6.3 1/800sec ISO100 (4mm) ※内蔵ストロボ発光
普通とは違う視点で蓮の花を狙って見ました。
それぞれの花の透けた花弁の色が少しづつ違います。もっと空がスッキリ晴れていれば花の色が引き立ったと思います。
それにしてもカメラ一台で広角~超望遠域を自由に使える便利さはありがたいですね。
素早く身軽に撮影出来るというのは大きな武器です。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f5.6 1/640sec ISO125 (108mm)
35mm版換算で600mmという焦点距離で開き切った花の花託を主役に
背後にはまだ開き切らない花をボカして配置してみました。
超望遠域だと一眼レフのAF程は素早くピントは合いません。
でもイラつく程のケースは皆無です。本当にコントラストAF式のAFも早くなりました。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f4 1/1300sec ISO400 (53mm)
今日は年配の方を中心とした多くの人が訪れ自慢のカメラを三脚に乗せて撮影されてましたが
絵を描かれている方も何名か見かけました。
今日は薄い雲が多く暑さもマシだったので心地良く描けたのではないでしょうか?
気が付けばここ数年、毎年蓮を撮影に行く様になりました。
私の写真でその魅力を伝える事は出来ませんが楽しんで撮影をしているという事は伝わったでしょうか?
まだ蓮の撮影をされた事の無い方、一度早起きして撮影に行ってみてはいかがでしょう。