主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

誰も撮らない?場所で狙う  ~日本海~

2011年10月29日 21時33分00秒 | JR西日本・JR東日本

『日本海』。既に説明の必要も無い程の人気の寝台特急列車です。

EF81が牽引する客車は正に“ブルートレイン”です。

湖西線の比良山をバックにした有名撮影ポイントは今日もこの『日本海』を狙う多くの撮影者が三脚を立てて列車の通過を待っていました。

『雷鳥』亡き後は『トワイライトエクスプレス』と共に一番人気の被写体の様です。

私もまだ好天での比良山をバックにした『日本海』は撮影していないので秋空の広がる今日は良いチャンスでしたが

人と同じ写真を並んで撮るのも抵抗が有りましたのでそのポイントやり過ごして何の変哲も無い場所で『日本海』を待ちました。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/500sec  -0.3EV  ISO200  (70mm)  ボディ内RAW現像時にデジタルフィルター「トイカメラ」適用

 

先頭に立つのはローズピンク塗色のEF81 107号機です。

オリジナル画像はボディ側面が影になり色彩も不十分なためK-rのデジタルフィルターを用いて加工してみました。

あまり使った事の無い機能なのでカメラの背面液晶と格闘しながらあれこれと試してみました。一番良いと感じたのが上の写真です。

「トイカメラ」を使い「トーンブレイク」で緑を強調。ど派手な発色となりましたがコントラストも高まりメリハリが出ました。

若いススキの穂の色合いと鮮やかになった緑が『日本海』を惹きたててくれた様に思います。

定番写真も良いですが近くに住んでいる有利さを活かして色んなカットを撮りたいですね。

 

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関西に乗り入れるJR東海の特急車  ~383系 しなの~

2011年10月26日 21時56分17秒 | JR東海・JR西日本

私のブログの4月に、キハ85「ひだ」を紹介しましたがJR西日本区間を走るJR東海の特急車がもう一つ存在します。

それは383系「しなの」です。

両列車共大阪発着の列車が1往復のみですが運行されています。

「しなの」の大阪~長野間を結ぶ列車は現在定期昼行特急としては最長距離を走っているそうです。

JR東海の車両は特急から普通に至るまでステンカラーにホワイト、JR東海のシンボルカラーでもある

オレンジラインがあしらわれており、パッと見た感じでは地味でどの車両も同じ様な印象を受けます。

「しなの」が本来活躍する中央西線辺りの美しい景色と絡めれば撮影すれば、この383系も輝きを増すとは思いますが

なかなか撮影に行く機会を作れません。

とりあえずこの383系「しなの」をJR西日本管内の近場で撮影してみました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/640sec   f7.1  ISO400  (120mm)

 

撮影した画像で気が付いたのですが基本編成6連に付属編成2連が連結されていました。

恥ずかしい話なんですが383系に2連が存在している事を知りませんでした。

それにしてもJRの特急電車で2連というのは珍しい気がします。近鉄特急ではお馴染みなんですが・・・。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8ED

マニュアル  1/800sec   f8  ISO250  (62.5mm) ※2011.02.22撮影

 

こちらは京都駅を出た「しなの」。やはり都会の街中の風景には埋没してしまいますね。

いつか機会を作って「しなの」本来の舞台である中央西線で撮影したいものです。

 

 

 

 

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コスモスを絡めて  ~近江鉄道700系~

2011年10月25日 00時00分00秒 | 近江鉄道

新幹線の撮影の後、近くを走る近江鉄道の線路へ向かいました。

近江鉄道の電車とコスモスとの組み合わせも撮影出来ないか?と場所を見ていると

すぐに良さそうな場所を発見しました。

概ね30分ヘッドの運行なのでアングルを決めたり太陽の具合を見ながら露出調整していると

線路脇の踏切りの警報機が鳴り出しました。

慎重に手持ちのBIGMAを握り締めて、自分の狙うアングルに固定し

電車のフレーム・インを待ちます。

「おぉっ!」、思わず声を上げてしまいました。

やって来たのはたった1編成の700系だったからです。驚いてフレームが狂いましたが慌てて修正をして撮影!

 

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f8  1/800sec  -0.3EV  ISO400  (113mm)

 

ここからがBIGMAの本領発揮です!

グイッとズームリングを回して特徴的な先頭部を狙います。露出は絞り優先AEでカメラ任せです。

もちろん!前ボケにコスモスを配置し、編成の背後にもコスモスが咲いているのも確認した上でのアングルです。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f8  1/800sec  -0.3EV  ISO400  (290mm)

 

さらに700系は新幹線とのオーバー(アンダー?)クロスへ向かいます。

ここで新幹線が来れば絵になりますが・・・「来た~!」、祈りが通じたのか?それも余命短い300系が来ました。

「頼む~、上手く被ってくれ!」

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f8  1/640sec  -0.3EV  ISO400  (113mm)

 

秒間6コマというエントリー機としては速い連写能力がこんな時に力を発揮します。

自分としてはかなり貴重なカットが撮れたのでは?と満足しています。

この3カット、113~290mmを使ってますので例えば最近買ったAPO 70-300mm F4-5.6 DG MACROでも

結果的にはカバー出来ますが、今回の様な撮り方をする時に50~500mmという幅広いズーム比は

大きな安心感を持って撮影に挑む事が出来ます。

今回は遭遇が難しい近江鉄道700系で貴重なカットが撮れて大満足でした。

欲を言えばもっとスカッと晴れて欲しかったのですが・・・。

 

それにしても上手な鉄道風景写真は撮れませんね。やはり鉄道車両主体の写真の方が私には似合っていそうです。

 

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コスモスを絡めて  ~N700系~

2011年10月24日 13時54分49秒 | 東海道新幹線

久しぶりに新幹線電車を撮影しました。

それも私には珍しく、コスモスが広がる風景の中を疾走するN700系です。

朝から曇っていましたが撮影場所に着く頃には青空が少しずつ広がり始めました。

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

Avモード  f9  1/500sec  ISO250  (18mm)

 

400mの白い矢はあっと言う間に通り過ぎて行きます。

2年前に戻れるならこの場所で“銀の矢”を撮影したいものです。

久しぶりの新幹線撮影でうっかりしていました。もう少しシャッター速度を速めるべきでした。

被写界深度を気にして絞り優先AEで「f9」を選んだのですが1/500秒で違和感を感じなかったのは

在来線ばかりの撮影が続いたせいでしょうね。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

Avモード  f10  1/250sec  ISO250  (18mm)

 

せっかくなので次の新幹線を待つ間、コスモスにレンズを向けて遊びました。

青空はうっすら見えるものの太陽光線は弱くコスモスの優しい綺麗な色が出ませんので

しゃがんで透過した花弁の色を活かす見上げたアングルで狙いました。

次の列車も先程と同じポジションで、さっきとは違う形式でも狙おうかと思いましたが

急遽レンズを APO 70-300mm F4-5.6 DG MACROに変えました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/100sec   f11  ISO100  (170mm)

 

やはり新幹線電車は流すか、それとも望遠でド迫力的に撮りたくなります。

しかしコスモス越しに流してみましたが列車位置をキープしながら流しの芯を当て続けるのは難しいです。

でもこんなコスモスの絡め方、自分らしくて良いのかな?なんて思いました。

 

 

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続・安い望遠ズームを近場で評価

2011年10月17日 15時26分06秒 | 近場の鉄道

やっとの休み。前回ご紹介したレンズの実力を試すべく心待ちにしていたのですが天気予報通りに朝から曇り空です。

前夜のアルコールが少し残っていたのも多少影響していますが、曇り空にがっかりした気持ちと共に再度睡眠へ・・・。

昼過ぎに少し陽が差し始めたので近場の電車でも撮ろうと出掛けました。

ちなみに近場、自分の居住する県で車で1時間以内という事で括れば、JRでは「湖西線」・「草津線」・「琵琶湖線」が

民鉄では「京阪電鉄京津線・石坂線」・「近江鉄道全線」・「信楽高原鐵道」辺りが該当します。

今回はもっとも近い?JR草津線へ向かいました。

当ブログでも何度かご紹介していますJR草津線ですが現在は優等列車や貨物の運行は無く

朝・夕の117系や223系の運用を除き113系が運用の中心となっています。

単線の草津線を行く113系、特に湘南色編成と長閑な風景との組み合わせを狙えるのもこれから先、撮影の機会として

それ程長くは無いと思いますので今後も時間が有れば色んな場所で撮影したいと思っています。

 

PENTAX K-x+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/500sec   -0.3EV  ISO400  (300mm)  JPEG

 

水没というアクシデントから奇跡的に復活?したK-xで撮影です。

沿線に広葉樹が少なく、紅葉による秋らしい季節感を写真に込めるのは難しいのですが今や雑草然とした

ススキを入れれば少しは秋らしさを感じさせる事が可能かな?と思い113系「カフェオレ」編成と絡めてみました。

PENTAX独自のファインシャープネスを活かすべくJPEGで撮影しました。

ボケ味の評価というのは個人的には難しい事だと思いますがこのお安いレンズのボケ味、今の所かなり良いのではないか?。

個人的にはそんな印象を持っています。AF速度に関してはDA-L 55-300よりも若干速い気がしますが大同小異の範囲かも?

今回久しぶりに使ったK-x、登場当時はエントリー機としてには十分な性能だと評価していましたがK-rに馴れた

立場で使うとやはり不満な面が多いと感じました。AF面、特にAF-Cでの追従性能に関しては大きく違います。

また、背面液晶の差も撮影後の画像・ピントチェック時には大きな違いを感じさせます。

むしろK-xが悪いというよりK-rのレベルが高すぎるのでは?と思っています。

 

PENTAX K-x+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/500sec   ISO400  (160mm)  JPEG

 

待望の湘南色C10編成。ススキとセイタカアワダチソウが沿線に競合して生い茂っているのは先程の場所と同じですね。

そんな風景の中、その存在感をしっかりアピール出来るのはやはり湘南色カラーが素晴らしいという事だと思います。

前回の経験を踏まえ若干色ノリはあっさりしていると思えたレンズなので今回は予め曇り空の下、コントラストと彩度を

一段づつ上げていたのは正解だったようです。それにしてもDA-L55-300より描写を含めた総合能力は高いのでは?と

個人的には思えます。ダブルズームキットのDA-L55-300ではなくDA-55-300だとクイックシフト・フォーカス・システムの

メリットも有りますが描写とその価格差を考えるとCPではSIGMAが一歩リードしそうですね。

本当は萌える紅葉の赤をバックに撮りたいところなんですがそんな状況の場所をまだ見つけられないのが残念です。

DA-L55-300の魅力の一つにレンズキットのズームレンズと連携のとれた55mmからの焦点距離というのが有ります。

今回、DA-L55-300をSIGMA70-300にしたためにレンズの焦点距離の55-70mm間に空白が出来ましたので

今後この間をどう埋めるか?が課題と言えそうです。

 

 

 

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安い望遠ズームで『アーバンライナーplus』を撮る

2011年10月10日 18時06分09秒 | 近畿日本鉄道

2府3県に民鉄最長の路線網を誇る近畿日本鉄道。

その中でも有料特急ネットワークはその規模の大きさを象徴していると思います。

2013年に行われる「伊勢神宮式年遷宮」に合わせて新型観光特急を新造、同年春に投入される事が

既に発表されていますが現状の特急車も魅力溢れる多種多様の車両が活躍しています。

やはり近鉄特急を代表するのはアーバンライナーではないでしょうか?

1988年の春に登場した21000系はもう23年が経過していますが、既に全編成が更新改造を受けて

『アーバンライナーplus』となり、追加投入された新形式の21020系『アーバンライナーnext』2編成と共に

名阪ノンストップ特急の運用を中心に看板車両として活躍中です。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/640sec  f7.1   ISO320  (300mm)

 

余り時間は無かったのですが新しく入手したレンズを試す為に、300mmで6両がぴったり納まる

あるカーブポイントへ向かいました。本当はここは午後から順光となるのですが午前10時だと半逆光気味です。

ただ雲がかなり多く21000系がやって来た時には軽い薄日状態となりました。

K-rのファインダーを凝視しAFポイントをしっかり当てながらフレームを整えます。

パンダグラフが切れないよう・・・「えっ?・長いぞ!」。

やって来た編成は増結2連を組み込んだ8両編成でした。久しぶりのアーバンライナー撮影だったからでしょうか?

すっかり『アーバンライナーplus』は6・8連という事を忘れてたので、後ろが切れてしまいました。

しかし、今まではこういった光線状態で撮影は殆どしなかったのですが出来た写真は優しいイメージの21000系に

少し力強さが加わった感じがして個人的には満足ですね。

それにしても安くてちょっぴり古いモデルのレンズだったのですがこんな条件下でもなかなかの写りで驚きました。

 

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乗ってみました   ~京とれいん~

2011年10月02日 20時00分00秒 | 阪急電鉄

先日撮影した阪急電鉄の『京とれいん』。

本日乗車する事が出来ました。

阪急が“和モダン列車”と銘打っているだけにその車内のデザイン、造りに興味が湧きます。

 

1・2号車   「蘭の華散らし」をイメージした座席。

 

 

3・4号車    「プライベートな空間」の半個室席。

 

 

5・6号車    「麻の葉」をイメージした座席。

 

 

その他随所に京風イメージをちりばめたデザインを見る事が出来ます。

例えば・・・『創作和紙』が飾られていたりします。

さりげなく阪急のコーポレートマークが入っているのがお洒落ですね。

 

ドアに浮き上がる『竹』模様も京都への旅情を誘います。

 

それにしても3・4号車には驚きました。料金不要で1+2のレイアウトを採用するとは・・・。

対面の固定クロスシートはピッチも十分。畳地や和柄も京気分一杯です。

ただ背もたれの角度をもう少し付けて貰えると更に座り心地が大きくアップしそうです。

今回、久しぶりの6300系に乗りましたが、あのかつての素晴らしい乗り心地は健在でした。

車内に届くモーターやコンプレッサーの音も当時のままでした。

とても懐かしい想いを抱きながらこの新しい『京トレイン』44分の旅を味わいました。

次回の乗車機会が大変待ち遠しいです。

 

 

 

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