やっとの休み。前回ご紹介したレンズの実力を試すべく心待ちにしていたのですが天気予報通りに朝から曇り空です。
前夜のアルコールが少し残っていたのも多少影響していますが、曇り空にがっかりした気持ちと共に再度睡眠へ・・・。
昼過ぎに少し陽が差し始めたので近場の電車でも撮ろうと出掛けました。
ちなみに近場、自分の居住する県で車で1時間以内という事で括れば、JRでは「湖西線」・「草津線」・「琵琶湖線」が
民鉄では「京阪電鉄京津線・石坂線」・「近江鉄道全線」・「信楽高原鐵道」辺りが該当します。
今回はもっとも近い?JR草津線へ向かいました。
当ブログでも何度かご紹介していますJR草津線ですが現在は優等列車や貨物の運行は無く
朝・夕の117系や223系の運用を除き113系が運用の中心となっています。
単線の草津線を行く113系、特に湘南色編成と長閑な風景との組み合わせを狙えるのもこれから先、撮影の機会として
それ程長くは無いと思いますので今後も時間が有れば色んな場所で撮影したいと思っています。
PENTAX K-x+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f7.1 1/500sec -0.3EV ISO400 (300mm) JPEG
水没というアクシデントから奇跡的に復活?したK-xで撮影です。
沿線に広葉樹が少なく、紅葉による秋らしい季節感を写真に込めるのは難しいのですが今や雑草然とした
ススキを入れれば少しは秋らしさを感じさせる事が可能かな?と思い113系「カフェオレ」編成と絡めてみました。
PENTAX独自のファインシャープネスを活かすべくJPEGで撮影しました。
ボケ味の評価というのは個人的には難しい事だと思いますがこのお安いレンズのボケ味、今の所かなり良いのではないか?。
個人的にはそんな印象を持っています。AF速度に関してはDA-L 55-300よりも若干速い気がしますが大同小異の範囲かも?
今回久しぶりに使ったK-x、登場当時はエントリー機としてには十分な性能だと評価していましたがK-rに馴れた
立場で使うとやはり不満な面が多いと感じました。AF面、特にAF-Cでの追従性能に関しては大きく違います。
また、背面液晶の差も撮影後の画像・ピントチェック時には大きな違いを感じさせます。
むしろK-xが悪いというよりK-rのレベルが高すぎるのでは?と思っています。
PENTAX K-x+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f7.1 1/500sec ISO400 (160mm) JPEG
待望の湘南色C10編成。ススキとセイタカアワダチソウが沿線に競合して生い茂っているのは先程の場所と同じですね。
そんな風景の中、その存在感をしっかりアピール出来るのはやはり湘南色カラーが素晴らしいという事だと思います。
前回の経験を踏まえ若干色ノリはあっさりしていると思えたレンズなので今回は予め曇り空の下、コントラストと彩度を
一段づつ上げていたのは正解だったようです。それにしてもDA-L55-300より描写を含めた総合能力は高いのでは?と
個人的には思えます。ダブルズームキットのDA-L55-300ではなくDA-55-300だとクイックシフト・フォーカス・システムの
メリットも有りますが描写とその価格差を考えるとCPではSIGMAが一歩リードしそうですね。
本当は萌える紅葉の赤をバックに撮りたいところなんですがそんな状況の場所をまだ見つけられないのが残念です。
DA-L55-300の魅力の一つにレンズキットのズームレンズと連携のとれた55mmからの焦点距離というのが有ります。
今回、DA-L55-300をSIGMA70-300にしたためにレンズの焦点距離の55-70mm間に空白が出来ましたので
今後この間をどう埋めるか?が課題と言えそうです。