9/12 二条城へ行ってまいりました。
1603年、徳川家康が、京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し、家光が1626年、後水尾天皇の行幸に合わせて改修したものです。
1867年、大政奉還により朝廷のものとなり、離宮となりました。
1994年、ユネスコの世界遺産に登録されました。
それでは、地下鉄二条城前駅で下り、地上に上がれば、もう二条城。
東南隅櫓です。
裏側はこんな感じ。
続いて東大手門、いわゆる今では正面玄関です。
入城券を購入。600円也。
東大手門の前には、二条城の説明書きがあります。
昭和15年の文部省の説明書きでちょっと読みにくい。
早速、東大手門をくぐります。
まずは、番所。なかなかイイ味出しています。
説明文を熟読し、順路に従い進みます。
それでは、唐門です。実に立派、絢爛豪華。
門をくぐれば、国宝 二の丸御殿。
この中は、撮影禁止。
大広間の外側。
二の丸御殿は代表的な御殿建築で、遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6棟。
総面積3300㎡、部屋数33、畳は800畳。
特に障壁画は狩野派によるもので、とてもとても立派です。
さて、やはり二条城で一番の興味だったのが、大広間。
将軍が諸大名らと対面した部屋ですが、何と言っても徳川慶喜が大政奉還を発表したところです。
教科書にも載っていたところで、感動。
二の丸御殿を出ると、鐘がありました。
非常時の連絡用で、様々な激動を見てきています。
続いて二の丸庭園。
内堀。
本丸櫓門をくぐります。
本丸は、元は五層の天守閣が高くそびえていましたが、1750年雷で焼失。1788年の大火で殿舎もなくなりました。
今あるのは、京都御苑から旧桂宮御殿を移築されたものです。
天守閣跡と天守台の石垣。
西橋。
内堀沿いに進み、北中仕切り門。
北大手門。
それでは、ぐるっと回ってきて、スタンプです。
また、ひとつ増えて、実にうれしいこと。
倉。
出口に近付いてきたところで、「一口城主募金」のお願い。
思い切って1000円をした私。
勇気が要りました。
バッジの5セットとステッカーが頂けました。
と言うことで、歴史の大きな転換の舞台となった二条城、楽しめました。