一昨日の釣りです。
1年ぶりにフカセ鯛釣りに行ってきました。
釣行者は、上司のK氏、同級生のH君、私の3人です。
今回、K氏は初体験、私は2回目、H君はベテランという構成。
さて、どうなるか?
6:30 H君が迎えに来てくれて、K氏宅へ寄り、出発。
途中の釣具店で、オキアミ2ブロック、氷、フカセ仕掛けなどを購入。
そして、釣具店の方に、「大鯛を釣った時には、帰りに寄るので魚拓を頼んます。」と無謀な事前予約。
これが現実となればいいのですが・・・。
福井県小浜に到着。
今回、お世話になるのは、イカ釣りでもお願いしている「わかさⅡ 上野船長」です。
いつ来ても、「もう歳だから、やめる。」と言っておられます。
確かに74歳、いくら釣りが好きだからと言っても、疲れるようです。
しかし、私たち釣り客の期待に応えるべく、頑張っておられます。
8時ころに出港。
前日までの雨は完全に止んで、快晴の予報。
吉と出るか凶と出るか?
出港して間もなく、漁協の給油所でわかさ2へ軽油を満タン。
最近の燃料費高騰で大変だぁ~、と船長の嘆き節。
値上げはダメよ、とお客さん側も強く要望しておきました。
さぁ~、全速力で釣り場へ。
上野船長、釣れるところへ連れて行ってくださいまし。
頼んまっせぇー。
再稼働した大飯原発を横目に外海、日本海へ。
そこで、船長から提案。
いつものところは、どうも最近釣果が良くない。
少し遠出をするが、どうか?
釣れるところと聞けば、行かねばならぬ。
即OKとなり、スクリュー最速回転で向かいます。
そして、到着したのがきっと最高の漁場であろうか?
とにかく釣れれば最高のところ。
それでは、準備ができた第1投目は10時ころでしょうか。
上空には、航空自衛隊の輸送機がよく見える高度で何度も飛んできてました。
緊迫感が漂う日本海です。
ゆっくりと仕掛けを流していきます。
船長の教えは、とにかく撒き餌をしっかりとすること。
少しずつ、絶やさずが鉄則です。
そうこうしていると、私のフリーになっているラインがシューーーッと走り出ました。
来たぁーーーーー。
ですが、慌てて、うまく合わせられずにバラシ。
アカン。
船中1匹目は、なんと初心者のK氏。
実は、今回、K氏にはよくアタリが来て、釣果も一番。
実に羨ましいこと。
私にも、長らくしてから来ました。
サイズは、ともかく実に実にうれしい1匹目の真鯛。
そのころ隣のK氏は、ダブルヒットもあり、調子抜群。
一番、竿を曲げておられました。
クソッ、と釣れていない私とH君は、ひがんでます。
午前中に、70㎝オーバーの大鯛を1匹は釣っている予定でしたが、現実は厳しい。
そんなことを言っているところにも、K氏はまた・・・。
船長曰く、午後3時を回ってからが勝負時や、そこで頑張れ、とのお言葉。
信じまっせぇー。
すると、午後3時半ころからでしょうか、確かにアタリが出だしました。
私も、3⇒4⇒5⇒・・・、と釣果を伸ばします。
イイ型で、きれいな真鯛なのですが、本心は70㎝オーバーが釣りたい。
あの竿の曲がり方とリールのドラッグのうなりが実に気持ちがイイ。
あの感覚を味わいたい。
頼む来てくれ。
そんな思いでしたが、だんだんと日も傾き、時間も限界。
最終の仕掛けを流すことになりました。
これで、最後。
釣れて気持ち良く終わりたいもの、そんな願いを込めます。
そして、よくアタリが出ていたリールカウンターの60mを越えたところで・・・。
ラインがシュ、シューーーーー、と出ました。
ここでしっかり合わせねば。
ガツン、と合わせます。
そして、心地よい格闘が開始。
今までと竿の曲がりと引きが違います。
こりゃ、大鯛かな?
内心、ニンマリ。
そして、魚影が見えてきました。
違う・・・。
ダブルで掛かってました。
しかし、下針は、デカそうです。
ということで、最後で釣れたのが船中一番のサイズ。
55㎝でした。
すると、今日はアカン、とひがんでいたH君もいいアタリ。
こちらもタプルでした。
サイズは、私に一歩及ばずの50㎝。
最後に頑張って、楽しめました。
それでは、小浜へと帰ります。
途中、イカ釣り船の灯りが見えました。
マイカのビール瓶サイズも釣れているとか。
行きたいなぁ~。
それでは、釣果報告。
K氏、良型真鯛 14枚
H君、今年はアカンわ、と言いながらの6枚。内、50㎝を含む。
私、終盤追い込んでの10枚、内、船中最大の55㎝を含む。
3名で、計 30枚でした。
前半どうなることかと思いましたが、終盤頑張れました。
上野船長、お世話になりました。
次は、秋かな?
その前に、イカ釣りが・・・。
追伸
行きに寄った釣具店、55㎝の鯛では、ちと恥ずかしい。
素通りをしました。
いつか、きっと・・・。