そして、今日のおやつは懐かしの「打吹公園だんご」
金曜日、帰宅途中のスーパーで見つけてしまった「赤カレイ」の切り身。
Boccoが住むエリアでは、冬のほんの一時期の、たまにしかお目にかかれない食材です。
実は先週末が今シーズン初の出会いとなり、迷わず煮付けにして食しました。
2週連続はちょっと贅沢かな…とも思ったけれど、小ぶりで比較的安価だったのはもっけの幸い。
またまた煮付けにして、ぐい呑み一杯の日本酒と共にしみじみ美味しくいただきました。
海の底でひらひらと緩やかに泳ぐ命をいただくことに感謝しながら。。。
そんなわけで、味わうことばかりに気を取られ、写真は撮らずじまいです。
赤カレイは、冬の日本海のご馳走です。
ズワイガニ…特に卵を抱いたメスのズワイガニは子どもの頃からの大好物ですが
こちらでは赤カレイ以上にめったに手に入るものではなく、もう何年も口にしていません。
私は魚好きだったけれど、特にカレイが好きだったという記憶はないのです。
けれど、年齢を重ねると子どもの頃から馴染んだ味がよくなってくるのでしょう。
赤カレイを見つけるとついつい手を出してしまうのが、ここ数年の行動傾向になってしまいました。
トビウオ(鳥取では“アゴ”と呼びます)のお刺身、塩焼きに、分葱がたっぷり添えられたつみれ汁も忘れられない味。
ソウルフードのアゴ竹輪にとうふ竹輪は言うに及ばず、白イカのお刺身やノドグロの煮付け、干しカレイ…etc.
季節毎の美味しい記憶が次々に蘇ってきます。
そうそう、シイラの焼き漬けも美味しい思い出の一つです。
素焼きにした切り身を、酒・砂糖を加えて少し甘みをつけたお醤油に漬けるだけのもの。
安価な魚でもあったシイラの、この至極簡単な調理法は、その昔、近所の食料品店のおばあさんに教えてもらったのだとのこと。
それを母から引き継いだ?のは20年以上前のことだったしょうか。
当時魚が苦手だったKenchenも、これだけはよろこんで食べました。
けれど、近所でシイラの切り身を見かけることは残念ながらほとんどありません。
11月半ばともなると、さすがに冷え込みが身にこたえます。
先週末に設置したファンヒーターも、いよいよ今夜あたりからスイッチオンということになりそうです。
わが身に馴染んだ味と、暖房の力を借りて、この冬もほっこり暖かく過ごしたいと思います。
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