実際はもっと青味が強くダークな色調です
柿しぶ染めと藍染めの取り合わせの妙に目を奪われたのは
8年くらい前のことだったでしょうか。。。
柿しぶ染め作家の冨沢恭子さんの展示会に行ってきました。
翌日が最終日というタイミングでしたから
作品の大半は売れてしまっているだろうけれど
藍で染めた上にさらに藍で染色された布をじかに見たい、触れてみたいと
ともかくも会場の “うつわ楓” さんを目指したのでした。
そこで出会ってしまったのがこのデカデカバッグ。。。
その日の朝、仕上げの洗いをかけたばかりのもので
まだ生乾きのまま…それをいただいてきちゃいました。
今回の作品を作りながら冨沢さんご自身が何度も“いい色だ!” と
声に出して言っていたのだそうですが
私もおおいに共感…同感です。
布をまとうように身につけるかばん…
ぜいたくな布をたのしむかばん…
ぜいたくな布をたのしむかばん…
今はバリッとしたハリがあり
ごわごわと武骨な感じさえするこの布が
時間が経つにつれて柔らかさを増し
陽焼けして柿しぶ色が深まっていくのを
楽しませてもらおうと思います。
裏返すとまた別の表情が現れます。
どこかで見た色調と思ったら、この風景にちょっと似ているような。。。
::::::::::::::::::::::::
実はこの日から楓さんのお向かいのSundriesで “古代女子展 Ⅱ” が始まっていました。
ところがデカデカバッグの衝撃でそちらに行くのをすっかり忘れてしまったのです。
それに気づいたのは地下鉄に乗ったあとのこと。。。
しかし、翌週…つまり昨日も楓さんに行くことになりました。
別件も兼ねて青山へ出かけることになって次の展示 “長谷川奈津展“ に足を伸ばし
もちろん最終日となった “古代女子展 Ⅱ” にもかけ込みました。
行ってみてびっくり!
協力メンバーとして、秋野ちひろさんの作品が随所に組み合わされ、組み込まれていたのです。
古代女子展のメンバーは冨沢さんの他に林友子さんと森田春菜さん…森田さんは初めてでしたが、ウェブサイトを覗いてまたびっくり!
Boccoにとって心地よいものたちが並んでいて、とても不思議な感じがしました。
みんなつながっているんだぁ。。。
Boccoもかろうじて古代女子系の最後尾につけるかもしれない!?!?!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます