撮影OKだったので、天井を撮ろうとしてこんなカットに
厳しい暑さとはいえもはや残暑…
夏は確実に終焉に向かっています。
暑い季節は低燃費の低空飛行で…と言ってみたものの
どうもそれでは気持ちがスカッと晴れません。
先週末はKaiapuaに誘われて京橋のフィルムセンターで開催中の羽田澄子監督作品の上映会へ行ってきました。
この日観たのは『原始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯』(2001)。
上映後のトーク・イベントが終わったのが午後2時半過ぎでした。
遅い昼食を兼ねた小休憩の後、銀座まで足を伸ばして資生堂ギャラリーへ。
お目当ては、石内都作品展「Frida is」です。
ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都 織るように』とこの映画やフリーダ・カーロを巡るトーク・イベントからちょうど一年、ようやくその作品の展示にたどり着きました。
華やかさとダークな色調が相俟つ…この壁面も独特の世界
鮮やかな色で構成される壁面と作品のコントラスト…
展示会場そのものがすばらしい作品として迫ってくるようでした。
こちらにリンクされている映像で会場設営のプロセスが紹介されています。
石内都さんの対象に向けるまなざしとフリーダの魂のようなものが対峙し溶け合って、この空気が生まれているのですね。
6月下旬の沖潤子展「 gris gris」に引き続き、思わずう〜んとうなってしまう個展でした。
暑さに負けて低下気味だった気分も上向いてきたように思います。
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