あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

ぼくと青森

2013-08-19 | from:sachiaki
ぼくと青森
社会人14年生 さちあき

ぼくは青森がとても好きです。
なぜなら18才の時に東北一周旅行を車でした時に
雨続きだった中ほぼ唯一晴れた場所だったのと、
十和田湖で霧にまかれ迷子で心細い中、
助けてくれたのが八戸のペンションのおじちゃんだったからです。
国道を我がもの顔で走るおじちゃんがとてもロックで
「こんなところはオレの道だ」とギリギリの方言で笑いかけてくれたのが
いまでも印象深く残っています。
そのペンションでは牛がとても美味しく、育てるのにびいるを使うのだとかそんな話を聞きました。
あと野菜は全部裏の畑で取れたものだと言って、採れ立てを献立に使ってくれて
帰りにはお腹も空くだろうから。とおにぎりとミニトマトを袋いっぱいにもらいました。
おじちゃんの言う「津軽の方は会話が聞き取れねぇ」に
八戸もけっこうなものだと思ったのも忘れられないエピソードです。

そして青森はとてもロックに熱い成分があるのか、
駅前の小さなレコード店には必ずどこそこのバンドが次にどこで演奏するのか、
また地方の雑誌などに載った地元のバンドマンのページなどドアに隙間なく貼ってあり、
お店の中で流れているBGMも流行のものではなく、
地元の注目のバンドだったりとかして、自分も思わずCDを買って帰ろうとしたくらいです。
(だいたいいつも貧乏旅行だからお金なかったのです。
 でもメモとかして帰省してからタワレコとかには行ったかな。)

また、自分が今イチオシしているバンドがamazarashiと言うのだけれど
このバンドも青森出身だったりします。
喋ることもできないほど強い吹雪がある長い冬を耐えて耐えて、
ようやく来た春を噛み締めるように、一言ひとことがずしりと重く
耐えた期間に練られたストーリー仕立ての音楽に
どの曲を聴いても感情がゆさぶられ涙が流れる始末です。

青森のじょんがら節が、控えめな姿からは想像もつかない
心の底からほとばしる激情を表現するように
青森の精神は息づいているのだと思いました。

敬愛している太宰治も青森の人ですし、
ぼくは東北の県民性をとても好もしく思っています。

控えめだけど譲らない。
そんな強い東北精神がとてもとても大好きなのです。

そして差別的な表現は下衆な笑いだと承知していながらも
つい使ってしまうところは本当に至らないなと毎度反省しています。
あもさん、指摘してくれてありがとう。

自分の日記で気を悪くされた方は申し訳ございません。
これからよりいっそう気を配った文章を書けるよう精進して参りたく存じます。

「放逸にして五欲に著し、悪道の中に堕ちなん」
慢心していると色々なものが見えなくなりますね…。

sachiakiでした。
コメント
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