人は思った通りに動かないもの

そろそろ西洋占星術では火星逆行が終わるの（8/26順行に戻る）で
占星術が好きな人たちにとって、長かった２ヶ月に何が起きたのか
観測することができてとても有意義だったのではないか？
と、思いますが、個人的には



超しんどかった！！！！



人とぶつかることや主張することがあまり好きではないsachiakiです。

このブログではそこそこ自分の論を展開していたので
”主張することがあまり好きでない”というと変な感じになるけれどw

占星術で火星が司ることって、「やる気」とか「行動」とか「闘争心」なので
火星が注目される時っていうのは、そういったことがらに注目が集まりやすいそうで…
それが逆行（タロットカードでいう逆位置みたいな感じかな？）だったから、
まーやる気がでない、なんてものくらいなら
別に構わないけれど、目的とは違う方向にエネルギーを使う無駄骨感があったり、
衝動的なことをしてしまったり、口論、諍い、事故、事件、トラブル、怪我
なんてものに囲まれると、本当にウンザリしちゃいますよね。

てことで、占星術のせいにしてみたりしましたが、
６月後半から始まっていた逆行時期にあった
自分の地雷を踏まれてイライラするあれも、
ようやっと解放されるのかな〜とか思うと
はー、やれやれって気持ちになれそうでありがたかったりします。

ともかく、私とぶつかっていた人たちに対して思うのは
人は思った通りには動いてくれないものやで。
ってことです。
私もフリーペーパーを作っていた頃は、人に期待をして失望する
しかもそれを相手に伝えてケンカになる、なんてこともあったりしました。
自分が引っ張るんだ、いいことをするんだ。
みたいな意識だった頃にやらかしてしまった苦い記憶です。

締め切りを守ってくれないことに失望し、
お願いした意図とは別の原稿が上がってくることに失望し、
もしかして「やる気がないのでは」なんてことを思い、口走ってしまった
若過ぎた自分に、振り返ってみると恥ずかしくて穴があったら入りたくなるくらいです。

締め切りや、上げて欲しいもの、こと、
そういったものの原因を人の「やる気」だけに注目していたからこそ失敗したのだと、
今では思えるようになりました。

『期待』というと、ポジティブな面もあり、
期待に応えようと励みになることだって当然あります。
だけど、期待されても困る人間関係や、時期というものがあって
そういった時に押し付けたものというのは
概ねすれ違い、お互いに疲弊していくだけだったりします。

だからこそ、人は思った通りには動かない。
このことを念頭に置いて、お願いごとがある時はやって欲しいことを明確にし、
相手のスケジュールや状況をよく加味し、かつ、結果の最大値を求めるのではなく
適正値を求めることが重要なのだと思います。

自分が帰宅する前に家にいる家族にご飯のスイッチを入れておいて欲しいなら、
まずその時間に家族がいることを確認し、
スイッチを入れるだけと思わず、その前の手順に不備がないか
（お米は炊飯器に入っているのか、そもそもお米は使い切ってないか、等々）
そしてそれが実行可能であるのか。
そういったことをよく確認して、お願いをする。
適正値なら、帰宅した時にご飯は炊きあがっていて
すぐに食べることもできて幸せ。
最大値なら、ご飯を炊くついでにおかずやお味噌汁を作ってくれたりするかもしれない。

だけど、最初から最大値なんて求めても意味がないし、
適正値に至る前に問題があるなら、実行不可能となり「なんでスイッチも入れられないの！？」
なんていうケンカにもなりかねません。

常に思い通りにならなかったからといって失望するのでもなく、怒るのでもなく
なにが問題だったのか、状況の把握と改善を求める方が幸せに近づけると思います。

なんてことをね、
気持ち優先型の人と話しをしても通じないことがあって
ちょっと凹んだりもするんだけど、
それもまた私の伝え方が悪いんだと思います。
理屈でなく気持ちで伝えて欲しい人もいる。（らしい）
気持ちで伝えるってどういうことなのか
私の苦手分野なので（多分、こうしてくれたら嬉しい、とかそういうものを指す気はする）
私も精進していかないとなぁと思っているところです。

衝突しなくちゃ本心に踏み込めないこともあるし、
喧嘩になるのもある種の破壊と再生なのだろうなってことで、
今頭を悩ませているそれぞれに対し、
よい塩梅に進められるように、もう少し頭ひねってきます。

そんじゃ、そろそろお店に移動するのでまったねー！モイモイ