あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

心のオアシスは論語だよ

2020-04-27 | from:sachiaki
論語なぁ。
儒教的思想だし、親孝行をやたらと推してくるから苦手って気持ちはある。
うん。

私も親はクッッッッソ面倒臭い。
ぶっちゃけ親と連絡ずっと入れなくても全然平気。
弟たちとも仲悪くないけれど、別に連絡なくても全然平気。
他のご家庭のお話を聞いていて、
弟と仲良くLINEしている内容が出てきていたり、
母娘で色々あった娘時代を卒業して
仲良く「母談義」なんてしているものを見たり、
母ちゃんありがとう、なんてものを見ると
家族っていいわね、なんて思ったりもするけれど、
そういうの自分にはいらない、って思ってもいる。

何度も書くけれど、別に仲は悪くないよ。

でもそうねぇ、小学校の高学年時には
どうにかしてこの家を出ていって、寮とかに入って
さっさと自立して自分の生活をするんだ、
なんて思っていた側としては
やっぱり家族とベッタリしたいって方ではないです。

親からなんかが送られてくるってこともないしねぇ。
どちらかといえば、足りないものがあるから送ってくれ、
の方が多いし。

だからまぁ、ずっとそういうのが続いて来たから
今更親孝行とか言われても「もういいでしょう」って気持ちになるのかもしれませんね。
とくに父親が夫としての勤めをまったくしてこなかった家庭育ちなので、
より強く感じているんだと思います。

でもだからといって父を恨んだりもしていません。
父が頑張っていたことも知っているし、
なんだかんだで専門学校を出るまで(ほとんどが出資したものが自分のお金だったとしても)
面倒をみてもらったと思っていますし、
家の中で息が詰まりそうになった時、滅多に家にいない父がいたら
ドライブとか連れ出してもらって気晴らしをさせてもらったり、
本を買ってもらったりとしてますからね。
一般的にファザコン気味で育ってますし。

そんなアレコレを考えつつも、
それでも論語はやっぱり心に染み渡るわけです。

 子曰く、学んで時に之(これ)を習う。亦(ま)た悦(よろこ)ばしからずや。
 朋(とも)あり、遠方より来(きた)る。亦た楽しからずや。
 人知らずして慍(いきど)おらず。亦た君子(くんし)ならずや。


朋(とも)有り遠方より来る、亦楽しからずや。

私はとても好きな言葉の一つなんですけれど、
学んでいるものが同じだったり、志をともにする人が遠方から訪ねてくる
こんな素敵なことはないですわね。

私なんて獣が毛をちょっと寝かした程度の理性しか持っていない
動物とそう大差ない人間ですからね。
だからせめて人間っぽくしていられるように
常に倫理を鍛えておかなくては……ってなるわけです。
恵まれた環境でここまで生きて来たからこそ
恵まれていない環境について知らないことばかりだし、
我慢ができないタイプだし(ストレス耐性が身体的に低い)
クソ甘野郎だけど、恵まれている側にいることは忘れずに
物思うことにしています。
とくに自分が正義の側にいるという時、
自分に非がないと思う時、
恥を感じずに済む時こそ誰かに肩代わりさせてないか
そういったことを考えてしまったりします。
まぁ、結果的に調子付いて誰かを怒らせたり
逆に自分が逆鱗に触れられて怒っていたりもするけれど、
もっと泰然自若として動揺の不在がないような
超然とした振る舞いを身につけたいものです。

そんな感じ。
論語、古い話も多いけれど、自分の心を律するのにとても重宝するので
高校時代以降触れたことがないって人も読んでみるといいですよ。
今、高橋源一郎さんがnoteにて現代翻訳をしてくれているので
そちらもオススメでございます。
「コロナの時代」に「論語」を読むこと。高橋源一郎さんによる完全新訳『論語』、全文公開スタート!

そんじゃ今日はこの辺にて。
sachiakiでした。モイモイ
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