あんちゃんの気まぐれ日記2

仕事で行った場所の紹介や今の気持ちを素直に書き込みます。○○○○と思っているのは、私だけでしょうか??

福島第1原発の廃炉はできない

2015年04月09日 | 社会
溶融燃料取り出しへ3工法=福島第1でプラン提示―廃炉支援機構(時事通信) - goo ニュース

東京電力福島第1原発の廃炉作業などを支援する原子力損害賠償・廃炉等支援機構は9日、事故時に炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機内に残る溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出しに向け、格納容器を冠水させて上から取り出すなど三つの工法を示した。政府・東電は、5月ごろまでに示す廃炉工程表の見直しに反映させる方針だ。

 機構は同日、福島県郡山市で開かれた地元自治体や東電、政府による会合で、3工法を盛り込んだ「技術戦略プラン」案を示した。

 機構が示したのは、格納容器を水で満たして容器の上から燃料デブリを取り出す「冠水工法」と、燃料デブリがあるとみられる底部だけに水を張る「気中工法」を用いて、容器の上から取り出す工法と横から取り出す工法。2018年度上半期までに具体的な工法を確定させたい考えだ。

 冠水工法は、燃料デブリが発する強い放射線を遮蔽(しゃへい)でき、放射性物質が飛散する恐れも小さくなるが、格納容器の損傷場所を特定し、補修する必要がある。気中工法は、燃料冷却の継続や放射線の遮蔽方法の検討が課題になる。

 1~3号機内は放射線量が極めて高く、作業員が近づけないのが現状で、燃料デブリの位置も特定できていない。戦略プランは、いずれの工法を採用する場合も、1~3号機内の汚染状況の調査や放射線の遮蔽、除染などが必要だと指摘した。


何れの工法も、格納容器の損傷場所が修復出来なければ机上の空論に過ぎないのに、廃炉工程表だけが独り歩きしている。

これでは、福島第1原発の廃炉は夢のまた夢である。



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