岐阜の画廊 文錦堂

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DM掲載作品(2)/「NEW Generation 展 2015」

2015-06-11 09:38:21 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝からどんよりとした厚い雲に覆われており、午後からは次第に天候も崩れる予報です。

さて、今週末からいよいよ文錦堂企画展第六弾!!となる「NEW Generation 展 2015」 【 6月13日(土)~21日()】が開催されます。
30~40代の新進気鋭の作家たちによる熱い “競演” で毎年人気のグループ展ですが、今年も魅力的なメンバーが揃いました!!
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱い競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、昨日に引き続き、今日もDM掲載作品をご紹介させて頂きます。

先ずは、今展初出展となる西岡 悠(1977年生)さんの作品から。
昨年、瀬戸の鈴木 五郎氏の下から独立し「黄瀬戸」という大きな壁に挑戦している西岡さんですが、このDM作品の為に幾度となく窯を焚かれたそうです。
その妥協を許さないストイックなまでの作陶姿勢は、今後の彼の将来に大きな“期待”を抱かせます・・・。



   西岡 悠 作 「黄瀬戸茶碗」H 8.0×D 9.8cm・・・・・¥75,600-

続いて、同じく今展初出展となる古松 淳志(’73)さんの作品です。
故 吉田 明氏に師事し、南伊豆の地で薪窯にこだわり「三島」「粉引」を制作されている古松さんですが、師譲りの趣ある作風で近年“注目”を集めています。



   古松 淳志 作 「双魚紋象嵌扁壺」H18.2×D17.0cm・・・・・(売約済

最後も、初出展組となる山近 泰(’75)さんの作品を。
2012年に「第35回伝統九谷焼工芸展」で見事大賞を受賞されるなど、九谷焼の次代の担い手としてその将来を嘱望されています。
九谷焼伝統の五彩色 (黒の輪郭線を用い、青、黄、緑、紫などの濃色で文様を描いたもの)を使用して、幻想的な動物たちの世界を織り込んだ山近さんの作風は、見る者をまるで動物園へ誘い込むかのように楽しい印象を与えてくれます・・・。




   山近 泰 作 「花器・霊獣犀の図」H18.0×D30.4cm・・・・・(売約済
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