岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

「MINO展 2016」会場奥風景。

2016-02-16 10:56:50 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から小雪が舞う寒い1日となっています。

寒さに負けず、今日も昨日に引続き、連日賑わいを見せる「MINO展 2016」 【 ~21日()】から会場奥風景をご紹介致します。

それでは、茶器・食器・酒器・・・など人気陶芸家6名による六者六様の美濃焼に彩られた会場奥風景をお楽しみください。

弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、本日20:00~出展作品を順次販売させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。




先ず、会場奥正面は隔年で開催する個展の関係で「MINO展」には2年ぶりの出展となった池田 省吾 先生(‘76)の作品から。 
人気の「織部」作品ではなく、黒金彩や黒織部といった「黒」作品が中心となった今展。
その迫力溢れる造形や金彩で描かれた絵付など、新たな池田ワールドに多くの来場者が度肝を抜かれました!?



 中央には、省吾さんらしくユーモラスたっぷりに制作された武士像3体が存在感を放ちます。 

 省吾さんが好んで描く「ボッケモノ絵」
 
注意「ぼっけもん」とは、薩摩・鹿児島県人の気質を表した言葉で、豪胆な・向こう見ずな・大胆なといった意味があるそうです。

続いて、「MINO展」お馴染みの池西 剛先生(‘61)による珠玉の「黄瀬戸」作品が整然と並び、会場を華やかに彩ります。 
今展では、「急須」やツル首ならぬ「サル首」と称す意欲作も発表されました。



違い棚コーナーには、池田 省吾さんの「粉引」作品や「寿 爺」「富士香炉」などの「織部」による陶人形も並びます。



最後は、ショーケースに飾られた備前の金重 巌先生(‘65)による「織部」作品を。 「織部向付 二人」が一堂に並んだ風景は、来場者の目を釘付けにしました。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする