私の一押し作品！！≪炎芸術掲載作品編／深見 文紀 展より≫

皆様、こんにちは。

今日の岐阜は朝から曇り空に覆われた１日でしたが、夕方からは雨が降り出してきました。

さて、現在開催中の「―漫画織部― 深見 文紀 陶展」【 ～ 9日（日）】ですが、連日県内外から多くのお客様で賑わっています。
昨晩はホームページでも売出しをさせて頂きましたが、大変多くのお客様方から御入札を賜わり、誠に有難うございました。
深見さんがまだ無名の時からお付き合いをさせて頂いておりますが、人気作家に育った彼の成長ぶりに感慨ひとしおです。
文錦堂を土台に、大きく羽ばたいてくれることを願います・・・。

それでは、今日から「私の一押し作品」と題して、出展作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、炎芸術126号 特集「瀬戸の新世紀」に掲載された2作品です。
掲載作品をご出展下さり、深見さんの文錦堂初個展に掛ける並々ならぬ意気込みが伝わってきます・・・。

　炎芸術126号／2016夏　（阿部出版）

先ずは、江戸中期の浮世絵師 鳥居 清信の「女性図」を模した「飾壺」から。　漫画織部の器体に、艶美な画風が良く映えます。



　　　深見 文紀 作「漫画織部飾壺（鳥居清信写画）」 H28.2×D12.9ｃｍ （売約済）

続いて、器全体に髑髏紋が描かれた「注器」を。　古典的な文様に髑髏紋を融合させることで、現代的な趣を作り出しています。



　　　深見 文紀 作「漫画織部割高台手蓋付注器」 H16.2×D14.4ｃｍ （売約済）

　見込の中にまでビッシリと描かれています。

明日は、「新シリーズ編」をご紹介致します。　乞うご期待です！！