岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

いよいよ「~志野に想いを馳せて~ 鈴木 都 展」開幕です!!

2016-04-11 19:52:48 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は青空が広がりましたが風が強く、肌寒い1日となりました。

さて、先週末 9日(土)から始まりました 「~志野に想いを馳せて~ 鈴木 都 陶展」 【 ~17日()迄】。
おかげ様で、桃山陶「志野」という大きな壁に挑んだ都さんの新作を一目見ようと、県内外から連日多くの愛陶家の方々に足をお運び頂いております。
また、今展では多くの陶芸家の方々や美術商も視察に訪れるなど、都さんへの注目の高さを感じる個展となりました。 改めて、厚く御礼申し上げます。

明日12日(火)、20:00より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)において、出展作品を順次販売させて頂く予定です。

それでは、「志野」をテーマに都さん自身2回目の個展となった今展の会場風景をご紹介致します。 
唐九郎に憧れ、小学生の時からしぶや 黒田陶苑に通い詰めたほどの「茶陶少年」が、今まさにその才能を開花させようとしています・・・。





玄関正面は、古陶に精通する都さんならではの意欲作で、筒向(つつむこう)に注ぎ口を作り「片口」に見立てた作品群が来場者をお出迎え致します。
絵画は、長縄 士郎(1923- 日展参与)画伯が描いた色紙「舞 妓」。



床の間には、「志野耳付壺」と共に可憐な撫子が活けられた「志野耳付花入」が飾られ、凛とした空間を演出します。
軸は、中路 融人(1933- 文化功労者・日本芸術院会員・日展顧問)画伯が描いた「湖北早春」。



ほのかに緋色が彩る「志野」ならではの、温かみ溢れる食器群が並びます。



淡い鼠色を呈した、「鼠志野」ならではの趣溢れる食器群も出展されました。



「志野」といえば、やはり「茶碗」。 「茶碗」を中心に、「水指」「茶入」などの茶道具類が整然と並びます。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週末特別企画(2)/親子共演

2016-04-03 14:11:24 | 工芸
皆様、こんにちは。

週末の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日の岐阜は午前中小雨がパラついていましたが、午後に入ってから雨も止み、現在はどんよりとした厚い雲に覆われています。

さて、今日も週末特別企画と題して、新たに入荷した作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、文錦堂でもお馴染みの作家古谷 和也さんによる「伊賀窯変ぐい呑」「信楽片口」です。
信楽焼の名工だった亡父 道生先生のご遺志を受継ぎ、今や若きリーダーとして次代の信楽・伊賀焼を牽引する存在となられた和也さん。
大の日本酒好きとしても知られており、和也さんが作り出す酒器は呑兵衛ならではの味わいを与えてくれます。
最近制作され始めた「割高台」や二つの注ぎ口を持つ「片口」からも、そんな和也さんの遊び心が伝わってきます・・・。

独特の緋色が印象的な道生先生の逸品も入荷してきましたので、併せてお楽しみください!!

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。



    古谷 道生 作 「信楽盃」 H 3.5×D 9.0cm ¥37,800-



    古谷 和也 作 「信楽片口」 H 9.6×D12.5cm ¥14,040-



注:別冊 炎芸術 「 ~見て・買って楽しみたい~ 陶磁器の逸品 」掲載作品

    古谷 和也 作 「伊賀窯変ぐい呑」 H 5.0×D 7.0cm (売約済
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週末特別企画(1)/「酒器の逸品」掲載作品

2016-04-02 12:36:58 | 工芸
皆様、こんにちは。

4月に入り、桜の開花宣言が聞こえてくるなど本格的なの訪れと共に、春を祝うお祭りが全国各地で開催されているかと思います。

岐阜でも、今日と明日は伊奈波神社の例祭「岐阜まつり」と、戦国の風雲児、斎藤道三の偉業を湛えようと始まった「道三まつり」が開催されます。
また、今日の夜には岐阜市の重要有形民俗文化財に指定された4台の山車と神輿が練り込む「岐阜まつり・宵宮」も開催されます。
多くの提灯がつけられた山車を前後左右に揺らしながら進む幽玄の姿が楽しめますよ。

さて、4月1日付で阿部出版さんより 別冊 炎芸術「 ~見て・買って楽しみたい~ 酒器の逸品 」が刊行されました。
今回は、皆様お待ちかねの『酒器特集』で、現代日本陶芸界の精鋭たちや物故巨匠作家による珠玉の酒器が一堂に紹介されています。
見応え十分の内容となっており、コレクションされるうえでのバイブル本となる1冊だと思います。
文錦堂でも数冊ですが取り揃えていますので、お気軽にお申し付けください。 消費税分はサービスさせて頂きますよ!!

別冊 炎芸術 「 ~見て・買って楽しみたい~ 陶磁器の逸品 」/ ¥3,000-(税別)

それでは、今日も週末特別企画と題して、新たに入荷した作品をご紹介致します。
本日ご紹介する作品は、冒頭にご紹介致しました別冊 炎芸術「 ~見て・買って楽しみたい~ 酒器の逸品 」の掲載作品。

文錦堂お馴染みの深見 文紀さんによる限定10作の内の1作、 「漫画織部風雷神割高台ぐい呑揃」 です。
今回は、限定作品ということで特別に二重箱仕立てとなっています。

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。







鬼の姿を模し大きな袋を持った「風神」や、牛の角を持ち雷鼓を打ち鳴らす「雷神」の姿が、ユーモラスたっぷりに描かれています。



   「漫画織部風神割高台ぐい呑」 H 6.2×D 6.6cm



   「漫画織部雷神割高台ぐい呑」 H 6.2×D 7.0cm

深見 文紀 作 「漫画織部風雷神割高台ぐい呑揃」 (木札付風呂敷仕様 32,400円/風呂敷無 30,240円)・・・・・(売約済
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次回展DMのご案内

2016-04-01 18:25:13 | 工芸
皆様、こんにちは。

桜花咲き誇る季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今日から4月ということで新年度がスタートし、各地でフレッシュマンたちが希望に胸を膨らませながら「社会人」としての新たな一歩を踏み出したことと思います。
今春無事に大学を卒業した長女も、今朝はいつもより早く就職先の入社式へと出かけて行きました。
親としては、社会に貢献出来るような人に育ってほしいと願いつつ、これからも温かく見守っていきたいと思います・・・。

さて、先の「ー伊賀ー 新 学 陶展」以降、長女の卒業式や引越しなどに追われ、ブログの更新がすっかりご無沙汰してしまい大変失礼致しました。
新年度のスタートと共に、決意を新たにブログの更新も頑張っていきますので、今後とも宜しくお願い申し上げます

それでは、次回展をご紹介致します。
来週末からは、待望の岐阜初個展となる 「ー志野に想いを馳せてー 鈴木 都 陶展」 【平成28年 4月 9日(土)~17日()】を開催致します。
開催前から多数のお問い合わせを賜るなど、愛好家の方々の都さんに対する“注目”の高さがヒシヒシと伝わってきます。
先日、都さん宅に視察にお伺いし、窯出しされた新作の数々を拝見してきましたが、その素晴らしい出来栄えは目を見張るものでした!?
あと1回、ギリギリまで窯を焚かれるそうですが、否が応でも期待が膨らみます。

 DM掲載作品: 「紫志野茶碗」 高 8.6×径13.0cm

伝統ある美濃焼に、彗星の如く現れた大型新人 鈴木 都さんの待望の岐阜初個展です。
「唐九郎のやきもの教室」を読んで感化され、なんと幼少の頃からしぶや黒田陶苑さんに通い詰めたほど茶陶少年だったという都さん。
弱冠30歳の若さにして、伝統ある美濃焼を担うという信念で桃山陶・志野という大きな壁に挑まれます。
各方面からその将来を嘱望される都さんの岐阜初個展を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

9日(土)・10日()鈴木 都 先生在廊の予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする