岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪茶碗編/内村慎太郎 陶展より≫

2018-12-13 09:15:56 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も岐阜は、朝から爽やかな青空が広がっています。

さて、早いもので現在開催中の「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」【~16日()】も後半戦へと突入です。
おかげ様で、本年を締めくくるに相応しい逸品が揃った個展会場には、連日県内外から多くのお客様方に足をお運び頂いております。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、炎芸術№135/2018秋(阿部出版)を含めた「茶碗 編」です。
本年10月には京都・野村美術館に於いて個展を開催されるなど、茶人からも高い評価を受ける内村さん。
古格を漂わせた「茶碗」が数多く出展された今展でも、多くの愛陶家を唸らせています・・・。

先ずは、高麗シリーズと銘打たれたDM掲載作品を含む「高麗茶碗≪I≫」から。
内村先生の作品は、古陶磁を手本にした作品と、芸道での修業の段階を示す「守破離」の「破」にあたる作品の2種類に大別されます。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものは取入れ、心技を発展させる意味があるとのこと。
土や釉薬、焼成は今までのままに、より造形を意識された「高麗シリーズ」は、今後も更なる進化を遂げていくことでしょう。



   内村 慎太郎 作 「高麗茶碗≪I≫」 H10.3×D11.4cm・・・・・(売約済



   内村 慎太郎 作 「高麗茶碗≪I≫」 H 9.2×D12.5cm・・・・・(売約済

続いて、炎芸術№135/2018秋(阿部出版)掲載作品を。





   内村 慎太郎 作 「絵唐津茶碗」 H 8.9×D13.0cm・・・・・(売約済





   内村 慎太郎 作 「彫唐津茶碗」 H 9.1×D11.8cm・・・・・(売約済





   内村 慎太郎 作 「奥高麗茶碗」 H 9.4×D14.0cm・・・・・¥162,000-



最後は、所々に火間が生じた景色が見所の「古井戸茶碗」を。 梅華皮状を呈した高台は、圧巻です。



   内村 慎太郎 作 「古井戸茶碗」 H 8.0×D13.8cm・・・・・(売約済

明日の「私の一押し作品!!」は、皆様お待ちかねの「酒器編」をご紹介致します。 乞うご期待!!
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「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」会場奥風景。

2018-12-12 17:00:59 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から青空が広がり、陽射しも暖かく小春日和といった陽気でした。

さて、現在開催中の「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」【~16日()迄】。
嵐が過ぎ去り、画廊内もようやくいつもの静粛さを取り戻しつつあります。
昨日は、若手作家さんたちが来廊され内村先生の新作群に大きな刺激を受けていました・・・。

本日21:00~ 弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも今出品作品を順次掲載し販売させて頂く予定です。

それでは、昨日に引続き、「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」の会場風景をご紹介致します。



会場奥正面は、炎芸術№135/2018秋(阿部出版)に掲載された茶碗群が整然と並びます。



 額は、陶芸界の巨匠 加藤 唐九郎(1897-1985)による書 「土は生きている」 。

【三嶋】【黒高麗】による魅力溢れる花入類と共に、代表作【高麗≪I≫】による茶碗が来場者の目を楽しませてくれます。



続いて、違い棚を飾るのは【高麗青磁】による茶碗や花入など。 湯呑は、ほぼ完売となるなど人気を博しています。



最後は、人気の「酒器」コーナー。 今展でも逸品揃の多種多様な酒器が出展され、多くの酒器党の方々を悩ませていました・・・。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いている「私の一押し作品!!」を作品別にご紹介していきます。 乞うご期待!!
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「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」開幕です!!

2018-12-11 12:49:26 | 工芸
皆様、こんにちは。

早くも12月。 今年も残すところひと月を切ってしまいました。

さて、2年ぶりの開催となる「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」 【~16日()】が、先週末8日から始まりました!!
おかげ様で、1年を締めくくるに相応しい展覧会となっています。

天候にも恵まれた初日・二日目は、全国から多くの愛陶家の方々に足をお運び頂き、閉店時まで大賑わいとなりました。
福岡から来岐された内村先生生ご夫妻も三日間在廊され、お客様方の応対に大わらわでした・・・。

明日12日(水)21:00~ 弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、今出展作品を順次掲載し販売させて頂く予定です。
どうぞ、そちらの方もお楽しみ下さい。

それでは、野村美術館での個展同様に逸品揃となった「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」の会場風景をご紹介致します。





入り口正面を飾る作品は、【奥高麗】【井戸】【朝鮮唐津】による酒器揃。 
額は、日本画の巨匠 徳岡 神泉(1896~1972 文化勲章・帝国芸術院会員 )作 「蜜柑」。



床の間を飾る作品は、藁灰釉の白濁色に鉄釉が幾筋も流れ落ちて美しい景色を作る【朝鮮唐津蹲壺】【朝鮮唐津窯変花入】
掛軸は、川合 玉堂 画伯(1873~1957 文化勲章・帝国芸術院会員 ) による 賛「楽 分」を。



使い手に器が育つ楽しさを感じてもらいたいとの想いが強い内村先生。
今展でも絵唐津/粉引/朝鮮唐津/奥高麗/高麗青磁・・・など、使い勝手が良くいかにも育ちそうな食器群が多数出展されています。





内村先生が制作に最も力を注ぐ【水指】【茶碗】など茶道具類が整然と陳列されて、会場を引き締めます。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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