年末年始の忙しさは終わって、あとは本格的に入試に向けてがんばるのみです!
今は、先生としてもとっても不安でしょうがありません。
あの問題もやっておいた方がいいかな?
出るか出ないかわからないようなところまで詳しく教えるのがいいか?それとも絶対出るところを徹底してやらせた方がいいかな?やらせすぎて風邪をひかせたらもともこもないけれど、だからといって宿題を少なくしてもどうか?・・など。
しかし、答えはありません。
ただ、一番いけないのは、迷っていて結局何もせず!ということ。
なので、どれが正しいか?よりも目の前にあるものを確実に解けるようにする!ということを徹底させるのです。
ちなみ今は受験校の過去問を解く時期です。(難関校は、その学校ごとの対策のテキストや市販の問題集もあるので、それも使って。)
難しいものでも、解く努力を。
わからないから、基礎問題集からやり直し!という悠長なことは言ってられません。
過去問が解けなければ、当日も解けないのですから。
ですから、過去問を解いて、過去問の答え合わせ・解説を見て(先生から聞いて)、そのあとまた自分でやり直し!自分の力でできるまでがんばる!それが大切です。
よく「過去問は過去のものだから、今年は出ないからやる意味がない!」という方もいらっしゃいますが、それは誤解です。
すべて一緒の問題がでるわけではありませんが、学校ごとに毎年出す問題のタイプは似ています。
距離・速さ・時間の問題を毎年出す学校なら、「去年は速さを聞く問題だった。おととしは、距離を求めた。だから、今年は、時間でも速さ・距離のどれを聞かれても答えられるようにしよう!」など、対策を練れます。
毎年解き方は一緒で、答えるものが違うことが多いので、過去問はぜったいに解く必要があります。ただし、最低3年分(多くて5年分)くらいでかまいません。
多くの年数を解くことに専念するのでなく、目の前の問題を自分だけで解くことができるように努力することが大切ですので、そちらを今のうちにがんばって合格を勝ち取っていただければ!と思います。