今回は塾に通っておられるみなさん&保護者の方々へのお話です。
(この記事は過去に書かれたものを再編集した記事です。)
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そろそろ夏期講習の案内が塾から渡される(もしくは、さまざまな塾のチラシが入る)ころだと思います。
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記事① <転塾を迷われている方へ>
※現在通われている塾をそのまま継続するつもりの方は、記事①は飛ばして、記事②に行かれる形でかまいません。
今の塾を気に入っている(もしくは転塾は考えていない)方は
そのまま夏期講習は受けた方が良いでしょう。
また、今の塾に不満を持っている方は、
夏期講習から転塾というのも良い機会です。
どの進学塾も夏期講習は、1学期の復習をすることが多いので、
その塾の教え方が自分に合っているか?を確認することができます。
(もしくは、受験生で転塾するか迷われている方は、夏期講習まで受けて決めても良いかもしれません。夏期講習でその塾のカリキュラムが終了することが多いので、一通り習ったことになるので。ただ、塾によってさまざまなので一概には言えませんが・・。)
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記事② <夏期講習の意義>小5~中3の方々全般
さて、ここからが本題です。
小6・中3の受験生は、
夏期講習で最後の基本的な内容の復習を行います。
ここで、基本分野を押さえておかなければ、入試問題に対応できなくなってしまいます。
また、苦手教科を克服する最後のチャンスでもあるので、夏期講習はとても大切です。
苦しんでがんばった末に、学力が向上することが多いですので、あきらめずにがんばってほしいと思います。
また、小5の生徒さん(と親御さんたち)は
、「こんなに私立中学受験が大変だったとは知らなかった・・。」
「受験をやめようかな・・。」という、私立中学受験をするか迷いが出るころだと思います。
小5では、一度にたくさんの量を覚えて(理解)していかなければいけない最初の時期で、
全然解けないこともあり、かなり精神的につらいです。
しかし、夏休みにもう一度1学期にならったことを復習するので、
そのときに、「あれ?こんなに簡単だっけ?」と思う内容も出てきたりします。
ですので、小4(もしくは小5の春)あたりから塾に通われていて、
私立中学受験をするか迷われている方は、
小5の夏休みに夏期講習を受けて、「がんばれそう!」と思ったら、
私立中学受験をすることにして、
「やっぱりもう限界!」と思ったら、
私立受験をやめることを決めるのも1つの手です。
私立中学受験をやめることを決められた時期は、小5の夏休みを終えてか、小6になる直前の方が多いです。
そのため、現在私立中学受験勉強を続けるか迷われていたら夏期講習で決めるとよいと思われます。
「今の次期になんとなく辞める」だと悔いも残ります。
きっぱりとあきらめがつく(またはやる気がでる)ためにも、
一度夏期講習という受験の天王山で自分を限界まで頑張らせるのも大切だと思います。
中1・中2の方も夏期講習は大切です。
中1は、中学の内容を長期間、塾で勉強をするという最初の経験をします。
これで長期間勉強する姿勢がつく可能性大です。
中2は、高校受験でよく出題される内容を勉強することになります。
中2までで習った範囲が半分以上入試に出ます。
ですので、中3だけ勉強しても到底追いつかないので、中2のうちからコツコツ勉強して、
中2までの内容を確実にしておくとよいでしょう。
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ではではみなさん、夏期講習で、より頑張っていただいて、少しでも第一志望校に近づいていただけたら、と思います。