社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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わかりやすく説明する方法

2012年09月01日 10時06分06秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

なかなか更新ができなくて申し訳ありませんでした。ちょっと夏バテ気味でした・・。

 

今日から2学期がスタートしますね!

中学の2学期の学習内容は,入試でもよく出題されることが多い(数学の図形とか)ので

がんばってください!

 

 

最近,娘は大人の言っている言葉の意味が少しずつわかるようになってきました。

「ダメ!」とか言うと,あきらめるし(時々はダダこねて泣きますが・・),

名前を呼ぶと振り返るようになってきました。

「バイバイ」と言うと,手を振るようになってきたりと・・。

 

まだまだ先の話ですが,子供に初めてのことを分かりやすく説明するのは

楽しみだったりも不安だったりもします。

 

どうしてかというと,初心者に専門用語ナシで説明するのは大変なことだから

実は,しっかりとその言葉の意味を知っていないと,わかりやすくは説明できないんですね

 

社会科,とくに歴史公民は,大人なら当たり前に知っている言葉を小学生や中学生に教えるのは

実はとっても難しいことなのです。

 

たとえば,私立中受験を希望している小5の子に歴史を教えるとき,

 

「大日本国憲法が制定されました。」

とだけ言っても,ほとんどの子供さんたちには意味がわかりません。

 

先生が,それ以上の説明をしないと,

子供たちは,その言葉を丸暗記し,テストに臨み点数を取ります。

そのようなことを繰り返すと,

「社会は丸暗記もの」「ゴロ合わせで覚えるもの」

と認識されてしまいます。

でも,丸暗記で点数がとれるのは,せいぜい,100点中30点ほどです。

とくに偏差値55以上の学校の入試では,しっかり理解し,イメージがついてないと,

到底点数はとれません。

やはり,「理解あっての暗記」です。

 

ですので,

 

「大日本国憲法の制定」の説明だったら,

 

「このとき,国でみんなで守るきまりが,日本で作られたの。

それが大日本帝国憲法というもの。

憲法は,国のきまりごとを書きしるしたものだと思って良いよ。

しかも,そのきまりは,みんなで話し合って,この国をどうしていこうか決めよう,という内容。」

と,補足で説明すると,すこしはわかりやすいかと。(その後,この憲法の問題点などを説明して・・と)

 

ここでポイントなのは,熟語・音読みの熟語で説明しないこと

訓読みで説明する形です。

「制定→決める(細かく言うと,違う点がありますが・・)」

「憲法→国のきまり」

など。

 

あくまで一例ですし,年齢・習熟度によっては熟語を使って説明した方がわかりやすいこともあります。

 

もしよかったら参考にして頂けるとうれしいです。

 

 

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