なかなか更新できず、すみませんでした。
今回は夏期講習について。(過去の記事を再編集したものです。)
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さて,だんだんと夏休みが近づいてまいりました。
夏休みといえば,塾の夏期講習がありますね。
夏期講習は,受験生にとってとても大切な講習になります。
それはなぜかというと,
受験勉強ではない勉強をする最後の機会になるのと,
ここでまじめに勉強するかで受験の結果がかわってくる,からです。
受験勉強と普段の勉強は違います。
受験勉強とは,とにかく点数を取るテクニックを学び,
確実に点数を取るべきところで取る技術を身につけるものです。
ですので,最悪,よくわかっていなくても,
反復していくうちに点数が取れることもあります。(理解してなきゃ技術も身につかないものもあります。)
でも,受験勉強のテクニックだけですべてを網羅するのは不可能。
そこで必要なのが,普段の勉強。
普段の勉強では「理解」を優先します。
また,基本問題が解けるような努力をします。
基本問題とは,一方的な聞き方しかしない問題ということ。
たとえば,数学では一次関数なら一次関数の内容だけの問題(受験問題だと,一次関数・二次関数・三平方の定理がまざってでてくる),
社会だと,「◎◎をしたのは誰ですか?」(受験問題だと,◎◎した人物と同時期に活躍した人物の著作物を選べ。)など。
普段は,聞かれたことにそのまますんなり答えればよいことになります。
また「理解」には時間がかかります。でも「理解」しないと,暗記もできないし基本問題も解けない。
・・ということで,夏期講習では,「理解」をできる最後の時間です。
2学期からは時間に余裕がありません。受験勉強をするのでいっぱいいっぱいです。
「理解」ができなければ,到底受験勉強はできないので,必ず,
「理解」して「基本問題」は解けるようにしましょう!
また,よく,苦手教科の克服を~,という話が出ますが,
苦手教科の克服をしつつ,
得意教科で確実に点数を取れる努力もしなければいけません。
得意・不得意にかかわらず,算数(数学)と英語ばかりに頭がいきがちな人がいますが,
受験はすべての教科の総合です。ですから,受験科目はすべて勉強すべきです。
また,勉強の成果が出るのは、最低、3カ月かかります。
ですので,受験前だけ一生懸命勉強しても成果はほとんど出ません。(しないよりはマシですが・・)
夏休み7・8月にしっかり勉強しておくと11月には結果が出てきます。
そして9月から受験勉強を始めれば,12月には成果が出てきて,
1~2月の受験(愛知県の場合)に間に合います。
ということで,受験に悔いがないよう,
塾での夏期講習や家庭教師の授業,そして自主勉強をがんばってほしいなぁと思います。
※こちらは私個人の意見ですので絶対のものではありません。
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