先週もたくさんのアクセスをありがとうございます。
先週は双方のご実家に帰ったりで、なかなかPCに触れず、更新がなかなかできずにすみませんでした。
私の方の実家に帰った時に、母と一緒に映画館に行ってきました。
現在、実家に最寄りの映画館では、
名作のリバイバル上映をしているので、それを観に行きました。
先週は、
白黒映画で、1950年代のイタリア映画の「鉄道員」が上映されていました。
さすが名作!という感じで、最初から最後まで目が離せず、ひさびさに涙まで出てきました。
この作品の主題は、
「みんなそれぞれ言っていることは正しいのに、それは決して両立できない。」ということと、
おのれのおごり高ぶりを痛烈に批判し、
「家族、というのは歩み寄らなければ、ばらばらになってしまう。」というものだと思います。
そして、家族の心をバラバラにした張本人の主人公は、
最後に、ばらばらになった家族をまとめ、幕を閉じます。
実はイタリア映画というものはほぼ初めてだったのですが、
イタリア映画は、音や間(ま)をすごく巧みに使い、とても芸術性を重んじている作品をつくるんだな、
と思いました。
それぞれの国の芸術性の特徴ってあるんですが、
イタリアの芸術性は「音」なんだな、と。
(日本は「アングル」、アメリカは「会話」、フランスは「色」がとくにすぐれている、と思います。勝手な想像ですが・・。)
毎週、上映される映画が違うので、時間のあるかぎり通いたいなぁ。
映画を見ることで、それぞれの国の状況などもわかるので、勉強にも役立つので、
ぜひ「名作」と呼ばれるものはご覧いただくと良いかな~と思います。