社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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「いじめが悪いこと」と理解できない子もいるかもしれない

2013年02月25日 23時37分31秒 | いじめについて

塾講師・家庭教師を10年以上やっていて、

どれだけ、わかりやすく教えても、情熱をもって接しても、

勉強の内容が理解できない子をたくさん見てきました。

 

自分が悪いのかしら、と悩んだこともありましたが、

ある一定以上は、生徒個人の問題だと、最近は思うようになりました。

もちろん、先生の教え方次第で、変わる子も多くいます。でも、変わらない子もいるんです

 

勉強は、できる子が良い子で、できない子が悪い子、では決してありません。

勉強の出来る出来ない、成績が良い悪い、は、

その人の勉強以外の評価(たとえば性格など)とは全く関係ありません

 

今回、私が言いたいのは、

勉強だって、学校でも塾でも先生が教えても、

理解出来ない子がいるように、

道徳的観念も、先生が教えたからと言って、

全員が理解できるわけではないだろう、ということです。

 

つまり、いくら先生や親が

「いじめは悪いこと、してはいけない。」と言ったって、

それを理解できない子は必ずいるはずです

また,表面上は「いじめは悪いこと」とわかっていても、

自分がその悪いことである「いじめ」をしている、という自覚がない子も。

 

もちろん、先生の姿勢・教え方次第で、いじめが減るのは確かです。

多くの子は、先生の言っている意味を理解し、

いじめをしなくなります。

だから、先生たちがしっかり指導していくのは大切です。

 

しかし悲しいことに、いじめが完全になくなることはない、と私は思います。

それが良いことだと思っていません。

 

減らそうとする努力は大切。

でも、いじめがおきたときに,

先生の指導や親の教育のせいだけにしていては、

完全な解決にはならない

と思います。

 

いじめが起きないようにしよう,という努力も大切ですが,

いじめがおきてしまったときに,それが広がらない・悪化しないよう

対処することが,一番大切かも・・と私は思います。

いじめられた子の心のケア,いじめた子がなぜいじめたのか,の分析をし,

同じ状況下にならないようにすること,など。

 

いじめ問題はとても難しいもので,理想論だけでは解決できないもの。

私も実際に目の前でいじめが起きたら,的確に動けるか自信がありません。

でも,目の前の現実から逃げずに,真正面からがんばりたいです。

 

※こちらは私個人の意見ですので絶対のものではありません。

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 ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。

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※こちらは私個人の意見で,これが絶対的なものではありません。

※特定の方を批判したものではありません。

 

 

 



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