社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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人は変わる,を念頭に指導すること

2013年01月27日 00時15分35秒 | 教育者としてのつぶやき

 

塾講師は,長い間,同じ生徒さんを担当することがあります。

大概は,小4~小6,もしくは中1~中3の3年間ですが,

小3から高3まで,など長いおつきあいのときもあります。

 

何年かかけて,私が,同じ生徒さんを担当する際には

 

「人は変わることもできるし、変わってしまうこともある。」

 

ということを毎回念頭に置いて指導するようにしています。

 

 

どういうことかというと、

最初は全然だめだめだった人ががんばっていくうちに素晴らしい一人前の人間に育つこともあるし、

昔は良い子だったのに、どんどんと堕落したり犯罪に手をそめたりするということ。

 

ですので、最初に態度が悪かった子とか、失敗を何度も行っていく子が、年月をかけて成長しても、

最初の悪いイメージのまま、その子や部下や仲間に接しているのは、相手に失礼だと思います。

 

過大評価をする必要はありませんが、

過去の失敗は置いておいて、

現時点でのその子の状態や能力を評価するのが教師の正しい役目だと・・。

 

 

また、逆に最初は先生の言うことをよく聞くいい子だった子が、

次第にやる気をなくしたり、いじわるなことを同級生にしていたりすると、

「あなたはそんな子じゃなかったはずよ!」と過去をひきだして説教しがちですが、

それは現時点のあれているその子を見ていないし、何の助けにもなりません。

その子をこのようにさせた原因を突き止めそれを除去するのを努めつつ、

その子がいい子だろうと悪い子だろうと同じように愛す!のが教師の役目だと思っています。

 

 

良い子じゃないと愛さない、なんて、教師の身勝手ではないでしょうか?

 

 

どんなときでも愛してやって、その子がうれしいときは一緒に喜んで、

つらい時は支えになってあげることが大切だと思います。

 

 

 

変わろうとした人、変わった人に、過去に影響されて、その人自身を見ていないのは、

「未来をつくることができる」教育者ではありません。

過去にしか生きることができない、過去のレンズを通してしか人を評価できない人なのです。

 

私もこのような教育者にならないように、

「人は本気になったら変われるし、いやおうなく変わってしまうこともある」ということを忘れずに、

今を見て生きていきたいと思います。

未来をつくるっていくのが、教育者の役目ではないかな?と。

 

 

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※現在,過去の記事を削除・編集しております。その中の記事の中でいくつかピックアップして

 

ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。

 

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