社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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音楽教室に通っている娘のこと

2017年01月09日 15時42分51秒 | 教育者としてのつぶやき
この前、娘の音楽教室でした。

冬休みの間、よく練習させていたのですが、そのときに指摘したことを気をつけながら、レッスン中に弾いたら、初めて成功したときの娘の喜びようはすごかったです。

宿題や、家での練習って、よく「悪」と見なされます。とくに、アンチ学歴!の方々だと、「家では、子供の好きなこと、遊びを。そうでないと、良い子は育たない!」と、塾やおけいこ、そこに通わせている親を「悪魔」のようにおっしゃる方々がいらっしゃいます。

その方のお子さんは、その方の教育方針で育てればよろしいと思います。実際に、塾やおけいこ、に通うことで、辛い経験をしてしまったお子さんもいらっしゃるから。


でも、私のように塾に行くことで、人生が何倍も楽しいものになった人もいます。
娘も、基本的に自信がない子なので、おけいこ、などをして自信をつけさせてあげたい。
娘が拒食症のときは、音楽教室に通わせるだけで精一杯で、家で練習させられませんでした。そうしたら、当然、レッスン中に思うように弾けない。それで余計に本人がイライラしてしまう。できないから親や先生に怒られるからイライラしてしまうのでなく、うまく弾けない自分にイライラしてしまう娘。そういうタイプの子供は、劣等感より、やる気が打ち勝ったら、突然できるようになることは経験上わかっているので、とにかく、時間をかけて、音楽教室の自主練を嫌がらずにやらせる努力を夏から開始しました。

最初は、練習させようとピアノの前に座らせるだけで、かんしゃく起こしまくる娘。
無理矢理でもムチャクチャな演奏でもなんでも、とにかく、一曲はひかせる。
そして、逃げずにひけたら、ほめる!
「うまい!」というウソでなく、「よし!やり切ったぞ!」とほめる感じ。

そのうち、娘が、「音楽は、絵と違い、決まった法則にしたがってやらなきゃいけない決まり事がある」ということを認識していないことがわかり、「いいか?この本を見て弾くようにしているのは、ここに、決まり事が書いてあるから。その決まり事が、楽譜というもので…」と話をして、音符が音の高さと長さを2つ併せ持った記号であることを説明。
そうしたら、点と点がつながったらしく、娘は積極的に練習するようになりました。

そうして、今は楽しくレッスン受けています。

家で練習して、その成果がレッスン中に出る!という体験は、私は好きだし、娘も同じかな?という感触はあります。

誰かより優秀にしたい、という理由だけで、塾やおけいこ、に通うと、最初は楽しくても、必ず、途中で破綻します。でも、「できるようになりたい!」や「好き!」という感情で通うと、毎日が楽しいかも?とは思ったりします。

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