私は大学で能楽部に入っていましたが
最近は部員が入らず廃部の危機にさらされている能楽部も多いみたいです。
20年ほど前でも、毎年新入生は一人か二人、多く四人でした。
辞める人もいますし。
能楽そのものに馴染みがない人が多いうえ、独特な芸術なので、二年くらいしないと、良さがわからないこともあります。
私も何度も辞めようと思いました。
辞めます!と言おうと決意した日に限って、他の子が辞めます!と先をこされたため言えなかったり、他の日にまた言おうとしら、友達が私がいるから入部したいと言ったり…と。
結局そのまま、ズルズル続け、一回本気でやめるために、仲のよい友達(先述した途中入部の子)に相談したら、私がその子があまりに熱心に私をひきとめてくれる姿に惚れちゃって(友情として)、そのまま部活をやめれず、やっと4年生になって、能楽と良さに気がつきました。
私は元々古典に興味あったし、芸術が好きだったのに、能楽は三年間無理でした。
だから、気軽に、能楽楽しいよ!とか
能楽のここが良いアピールとか
できないです。
私から言えるのは
「やってみな!何年かかるかわからないけど、絶対にハマるから!」
だけです。
ハマるとすごいんですよ。
今までの世界が一変する。
私は、絵がすごく上手になりました、日本史の教え方が格段に面白くなった。
能楽は、日本の歴史と文化が
ぎゅーーーーっと
詰まった芸術です。
日本の芸術の集大成とも言えます。
これに触れることは
アイデンティティの確立
の手助けをしてもらえる
ということかも?とも言えます。
文化は触れなきゃ、わからないところは
たくさんありますので♪