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アメリカドラマ「ER」をみて、自立するということ

2011年03月01日 16時19分14秒 | アメリカドラマを観て

昨日もたくさんのアクセスありがとうございます♪

最近は、なんだか仕事が気乗りしないときは、

アメリカドラマ「ER~緊急救命室~」を見て、

やる気をふるいだたせます。

「ER」は迷いながらも、落ち込みながらも、それでも一生懸命やっていることで、最後に1つだけ光が感じられる、という雰囲気が好きです。

私も、どんなに批判されようが失敗しようが、前をむいてがんばろう!と思えるからです。

 

現在、NHKさん(BSのみ)で「ER15」(最終シーズン)を放映されているので

毎週楽しみに見ているのですが、先週の回(第20回)で、

いかにも、アメリカらしい、という考えのもとにつくられた回が観れ、うれしかったです。

(次の文からネタばれありです)

この回では、「ER」の舞台である総合病院を、ニーラという、

学生のころからそこで学び約6年間勤めた女性が

他の病院を去る、という内容でした。

ニーラという女性は、努力家(よく勉強する)で技術も能力もあるのに、

まったく自分に自信がないうえに

「失敗したらどうしよう」とかどうしてもネガテイブに感じてしまう女性です。

そして、差しのべられた手や目の前に舞い降りてきたチャンスを逃してしまう人でした。

 

師匠の先生がいないと、決断できない、不安で不安でたまらない、そういう人でした。

 

しかし、彼女は、師匠のもとを去って、自分で道を切り開こうと決意し、病院を去ります。

決断した後も、それが正しいか心配で、先に病院を去った親友アビーに電話して

後押ししてもらうのが彼女らしかったですが・・(笑)。

 

この回より前の回で、ニーラが別の病院に面接に行ったときに、

以前一緒に働いていたコーディ先生(結婚したからグリーン?でも死別したからコーディに戻った?)に

会ったとき、コーディ先生が言っていた言葉を思い出します。

「最初に学んだ場所では、ずっとあなたは先輩たちから半人前だと思われているわ。

しかし、別のところにいけば、あなたは一人前扱いされる。

子供はいつか親元から離れて、自立していく。それと同じ。

(意訳です。間違っていたらすみません)」

という言葉。

また、他の回でも、ニーラの先輩だったカーターがその病院に戻ってきて、

ニーラを半人前あつかいをしたときに、ニーラは「もう学生ではありません!」という(ような内容のこと)を

怒っていました。

 

この最終シーズンは、「ニーラの自立」が1つのテーマだったのではないか、と思います。

ニーラのあの自信ないところは私もそっくりなので、彼女が自立しようとしている姿を観れたのは

すっごくうれしいです。

 

これは、「終身雇用があたりまえ」「親にとっては子供はいつまでも子供。それが愛情」

という風潮がある日本では

「え?」と思われるものかもしれませんが、私は「そうだな。」と思いました。

 

最初に学んだ場所で身に付けた能力を生かして、別にところにいって(独立する)ことは、

大切なことで、悪いことではないんだな、と自分の生き方を肯定してくれたドラマでした。

 

 

 

 

 

 

 

 



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