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社会のノートのまとめ方のポイント

2014年06月08日 23時55分31秒 | 勉強方法について

なかなか更新できず、失礼いたしました。

最近、絵の勉強と精神安定のために、服装の歴史、というものを勉強しているのですが、

それが楽しくてしょうがなくて、なかなかPCを開けませんでした。

服装の歴史の勉強では、

1つの本をメインに定めながら、電子辞書を片手にノートにまとめています。

最初は、その方法だけでやっていたのですが、

服装の専門用語や、忘れている歴史用語などがたくさんあることに気が付き、

サブの本(主に服装についての簡単な説明本)も用意し、毎回、まとめるごとに、

自分で用語の辞書も作成、という形にしています。

 

 

そういう作業をしていると、

 

社会の自主勉強方法

に通じるな、と思ったので、

今回、社会のノートのまとめ方について、お話したいと思います。

 

 

 

よく、ノートをまとめる、というと、ただただ教科書の言葉を書き連ねる、という子もいますが

それだと、おそらく、理解していない状態が多いです。

わざわざ、教科書に書いてあることをノートにまとめる、ということは、

自分だけが理解できるようにするためです。他人の目は関係ないです。(先生に提出するのなら別ですが・・)

自分が何をわからないか把握し、それを解決していく手段がノート作成です。

 

 

1:メインの本(教科書・塾のテキスト)を1つに定め、さらに用語調べを並行して行おう。

 

たくさんの参考書や本を読むのは良いことです。

しかし、ノートまとめや理解する作業をする際には1つのメイン本を定めることが重要です。

そうすることで、何を主軸に勉強するかわかりやすくなりますし、

その本の内容に順番にやっていくことになるので、自分の好みだけ勉強していく形にならず、

まんべんなく勉強できます。

高校までなら、教科書が一番です。

私立中受験の場合は、学校の教科書では受験勉強の内容が入ってないことも多いので、

塾のテキストをメイン本に定めます。

 

そして、そのメイン本をもとに、ノートにまとめていくと、

わからない用語が出てきます。

そこで、サブ本が必要です。

サブ本に適しているのは、用語集、辞書、資料集などです。

 

私の場合だと、用語の意味がわからないときは、

高校内容までは教科書に沿った紙の用語集で、

大学以降のように準拠用語集がない場合は広辞苑や専門用語集などを使います。

時には、電子辞書やインターネットでも。

イメージができないときは、資料集も確認していました。

 

用語の意味がわかる、と、かなり理解ができるようになります

 

 

 

さて、ここで注意点をば。

 

「用語の意味がわからない」というのはどういう状態か?

というと、

 

「その用語を自分の言葉で説明できない」

「イメージできない」

「地名なら、地図上のどの位置にあるか、またその場所の気候や歴史はどうだったのか?を知らない」

という状態です。

 

そして、辞書等で調べたら、必ず、それをノートに書き写します

(私の場合は、ノートにまとめているときに、その用語の横か上に薄字で書いて、その後、

別に用意してある、用語専門のページに、もう一度、同じように書きます。

英語の、文章でのメモでの意味を書いてある場所と、単語のそれぞれの意味が書いてある、のと同じです。)

 

 

2:毎回、同じ形式でノートにまとめる

たとえば、数字の並び方(1、(1)、Aなど)も毎回、同じようにします。

縦の並びも揃えます。

色ペンも同じケースで同じ色、という形に。

(私の場合は、暗記すべき用語は赤、暗記用語ではないが、暗記用語を覚える際にポイントとなる用語を青、

記述で出される文章は緑、という形。

さらに、問題集を解いていて、頻出の用語・記述問題はマーカーぺンをひきます。

 

他には、ノートの端っこに、自分が思ったこと、

どこにも載ってないけどおそらくこうなのだろうか?と考えたことを

吹き出しで書いたりしました。私の場合は、イラスト付きで。イラストを描くと、良い気分転換になるので。)

 

 

以上です。

あくまで、私独自のやり方なので、それ以外のやり方もあります。

 

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

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