今号で、山際淳司氏に関した文章は良かった。そう、彼が今、生きていたら何を書いてただろうか?
私は歳をとり、沢木耕太郎を読まなくなった。
昨日、東京からの帰り、運転してるヤツがラジオ聞きながら
「寺田恵子って幾つですか?」と聞いてきた。
私がスマホで調べたら「60歳」だった。
二人とも、しばらく無言だった。
「・・・・・・・・」
40数年前、片岡義男をよく読んでいた。
彼が訳した「ビートルズ詩集① ②」で育ったようなものだ。
今でも、「時々」 BSA GOLDSTAR単気筒で、旅に出たい・・
集団で走ってるバイク達には、何故か一切のシンパシーを感じない。
関わりたくも、話したくもないが、
独りで旅してるライダーには心が共鳴する。
同じモーターサイクルを見ても
集団でチカラを誇示したいと思う人と
孤で有り続けたいという思いの違いの出発点は
私は、片岡義男の一連の作品であることは間違いない。
彼の作品に、飲み屋の出口で割り勘する60男は絶対に出てこない。(笑)
そんな小説で人生が変わることもないが
孤独な心を癒されていたのだろう
SHOW-YA - 限界LOVERS
ちょっと考えるな~~~
ブレイディ・みかこは何から読んでもいい。
これもお勧めです。
文章は上手。
中身は日本の誰よりも的を得ている。