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旅する方法・・

2017-07-23 | ◆日記・エッセイ・コラム

東京に行っても、東京タワー、皇居、浅草、上野へ行かなければいけないことはない。ある人にとっては、秋葉原だけが東京かもしれません。 神田の古書街かも、原宿の人もいるでしょう。概して言えば、観光の目玉は行かなくても良い

しかし、もし、イタリアに行くのなら、ローマのコロッセオだけは行くべきだと思います。 それを機に「ローマ帝国」を少し勉強すれば、イタリアを少しだけ理解出来る入り口に立てる気がします。今、私はそこに立ってます。

帰国してからでも良いです。そしてもう一度行けば、何度も行けば、少しずつその国が判りますが、居住しない限り本質的な事は判りません。つまり役所の手続きとか暮す難しさとか諸々のことです。

それでも、一つの国を少しでも知ることは楽しいことです。

旅する方法とは、どう自分自身が生きてるかを感じることです。

ガイドブックに掲載されてる店に行くのはその確認ですか?それが旅ですか?一番つまらない旅行の仕方です。そういう安全パイな人もいるでしょう。そういう生き方です。

嫌味な例ですが、農協のツアーは、やはり集落が動いて,ただ農協がもうかるだけという日常があるだけです。

旅を続ける限り人は幸運に巡り会えます。勿論同数の不運もSETです。

Just walk on the bright side of the street

人種差別・列車の遅れ、飛行機の遅れ、自然災害は普通にあります。むしろ当り前、その時に自分で対処出来れば良いのです。

TVのニュースでは新幹線が止まると、駅員に怒鳴ってるオジサンの姿が写されますが、駅員に怒鳴れば、新幹線が動くのか考えれば、判りますね。

それが大事な用事ならタクシーで行けることろまでいく、仕事上大事なら、身銭切っても行く(自分の金は一円も払いたくないなら別です)

先日のローマでは、テルミニ駅に一応の集合時間は午後6時で夕食をして、帰り便が8時発でミラノ着が11時半。(切符もその指定です)が、

私は、5時の時点で、30分列に並んで切符を変更、6時30分の列車に変更、その時点では何も表示もされませんが、徐々に全ての特急が遅れはじめました。6時で2時間遅れでした。 結局、若い連中も6時発で90分遅れで離れたようです。

もうテルミニ駅はごった返しです。場所の確保です。(壁が背後にあること、一人がトイレで離れても2人分荷物を見れる)などなど

予定は未定、その場の「勘」に任せることもあります。スマホを見ていてはそういう事は無理です。現場の雰囲気と対処しかありません。

だから私は旅行の添乗員の仕事は絶対に出来ません。入れ歯洗浄剤がない、便秘だ。足が痛い、アレルギーだ、サイフ取られたなんて言われても自分の責任しかないです。それで皆の予定が狂うなら自分は置いていってくださいというのが当り前の日本人が少なくなりました。

そして添乗員付きの旅行なら、最初に多少なりとも「寸志」を渡すべきです。

そういうことが出来ない人がジジイでも多いです。で文句ばかり言う。 

欧米ではチップが面倒だなんて言う人がいますが、全然気になりません。日本でも普通に今も行われてます。ポチ袋なんてのも使えます。タクシーのつり銭もそうでしょう。お金ではない、気を使うもアリです。以心伝心 (チェーン店では無理)

自然に生きる動物は、自由気ままに生きているわけではないでしょう。生き延びてるが正しい表現かもしれません。 自然に、危険を感じ取りながら慎重に行動しているということでしょうか?

スリが多いという情報が事前に有れば、勝負は5分5分だということに過ぎません。

予定調和はありません。 強いて言うなら

未定への調和です。

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観察してください。日本のコンビニでレジで何人の客が言葉を発するか?殆ど無言か?店員さんが「XX要りますか?」と聞かれて頷く程度です。これではイタリアはおろか世界中旅行は出来ません。語学の問題ではありません。

Aくんは、語学は殆ど出来ませんでした。出来たのはラテ・アートだけ。たったそれだけでピチャー一つでニュージランドへ旅立ち、今。暮しています。結局は「passion」の問題です。彼は今、旅の途中です。

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 ストリートビューで世界を見ても、それは視覚だけです。 旅には、五感覚と第六感も必要です。 旅も、商売もやってみなければ決して判らないのです。

皆さん、出来なかった、やらなかった言い訳が上手です。 結果だけで充分です。

するか、しないか? どんな場面でもそれは同じです。

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旅を語るには、旅に出るしかない。


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