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沈壽官窯にて

2023-08-19 | ◆日記・エッセイ・コラム


■ 設置作業中にちょっと抜け出して訪問です。車も借りて。

■ 滞在時間は5分程でした。収蔵品、茶店、施設見学せず。
次回のゆっくりと伺いたいです。
基本、モノは自分で買わなければ判りません。ガラスの向こうの作品みても判りません。 図録を買って屁理屈は言えるようになるかもしれませんけれどね。
買って手にして、使って初めて判る。

購入したのは取っ手がないコーヒー茶碗です。決断に5秒ほど掛かりました。即決しないといけません。
それで少し店員さんに聞いてみることが出来ます。つまり質問する権利代金として買いました。

それで【抹茶茶碗】はもうすぐ出来上がることがわかりました。



■遠く過ぎて薩摩焼は正直馴染みがないです。旧地名は苗代川です。それならピンと来るのに、何故かといえば、司馬遼太郎の【故郷忘じがたく候】で覚えてます。
それ以降14代目さんはよく対談されていましたね。
今は15代目さんです。

日置市観光で検索して偶然見つけました。


■ 魂が揺さぶられるほどの出会いがあれば、買えば良い
衝動買いしかないです。交通事故。











使いはじめに、まず【貫入】を早めに入れて行きたいので、取り敢えず【紅茶】に一日漬け込みます。
これは私の【遊び】です。
きっと、
いい感じなる前に取り扱い不注意で【割れ】ます。

これは【金継ぎ】をしますけど。

私は陶芸はしません。それは製陶業者の仕事。
自分の窯が持てる大名ならやったでしょう。
(三重県ですと川喜田半泥子氏)


茶も、本来、大名のものです。
いや、本当にそう思ってますが、
私は小商人です。大店の旦那でもないので、
分相応に楽しむ。

一部を切り取る程度しか出来ません。
小市民な味わいですわ。

■ 旅先では、陶器の産地なら絶対に訪れます。それが旅の楽しみでもありますが、もう料理はしないので、それに合わせる器を探すということはないですから、単一で成り立つモノとして、茶碗がいいかな?という程度で、あとは出会い。
コレクッションもしない。
これはいいなぁ、一生持っていようと思ったものは、人に差し上げます。
これを繰り返せば、集めようと気がなくなります。





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