【受講者さんより】
先日は焙煎講座、大変お世話になりました。ありがとうございました。
奥様からも沢山のおもてなし美味しかったです。ご馳走さまでした。
この至極真っ当な入口を示してくれたことに改めて感謝の気持ちと、まだ入口に立とうとしているところですが選択出来た自分を褒めてあげたいです。
目の前に否定しようがない事実があるのに、なぜ多くの焙煎者は気付かないのか?焙煎機で星占いでもやってるんじゃないかと疑うくらいです。
何よりも、あれほど不安がっていたのに
「わかりやすい!」
「焙煎楽しい!」
と一緒に参加した妻から前向きな言葉を聞けたことが一番の収穫でした。
作業としての手順の確認と当方の条件下での最適解を見つけるべく、
早く手元に焙煎機が欲しいところです。
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ご感想を頂き感謝いたします。
日本はその特異な言語故に何を書いても海外から指摘されることがありません。だからデタラメがまかり通るようになってます。
コーヒー焙煎の歴史は非常に浅い国の一つです。その理由は貿易制度にもあります。外貨が乏しかった頃の制度が戦後長らく存続し、大手商社だけが貿易が出来た時代が長く、舶来物と言われる品々は複雑な手続きが必要でした。
だから自家焙煎の歴史が無いに等しいのです。
そして今、噴飯ものの「間違いだらけ」の珈琲焙煎が広がってます。
コーヒー焙煎は作業です。
それは食品加熱加工業というジャンルです。
コーヒーの味は、生豆で決まります。
講座でお伝えしたように、「排気ダンパー」で大きく味が変化するというのはトリックであることが判りましたら、それ以外を実行すれば、あとは本物の焙煎があるだけです。
「水を抜く」とか「蒸らす」なんてのは大笑いです。
特に【中点】なんて語句を使ってる人は全くダメですね。
それが今、日本の多くの方が使っています。
【T.P】です。ターニング・ポイントの略です。
デタラメやってもコーヒー焙煎は出来ます。
適当にやってもそこそこ出来ます。加熱するだけですからね。
だから、気候で微妙と言ってるのですが、基本がないだけ。
縁なき衆生は度し難し。