【1】恐竜時代の終わり
複合型大型書店のレンタル事業が底打ちしてしまた今後どうなるのだろう。
まず考えられるのは他業種Bへの店舗貸しで家賃の1/2への軽減をだろうが。
この場合は、本業で経営が成り立ってきたという実績が必要。
その上でBの集客の良さの「おこぼれ」で売り上げを向上させるという考えは安易すぎる。
【2】エサは自分で狩る。
大型複合書店の根本的な欠点は、自ら勉強しない点である。
「私たちは書店だ」「本が好きだから書店員になった」というしょもないプライドがある。 書店経営 以外のノウハウを何も持ってない。或いは持とうとしない 点である。
選択肢としては、安易にフランチャイズの契約 なんかをするから結局は美味しい部分(利益)は 全て FC本部に食べられるわけである。
【3】
能力のない書店経営者には FC の募集概要を見ただけでバラ色に見えてしまうのであろう。それが募集商売だから当たり前である。どこから見てもバラ色に言える。バラ色に見えるのだろうが もう少し考えて勉強して自分でやれば初期投資は半分以下で済むであろう。同じ商売を数店舗するのに、同じFC入るのは無謀というより最低。
【4】
真実を調査することだ、本部ではなく、実際に経営してる「フランチャイジー」に聞くことから始める。
例えば、それがジムなら、社員を複数のジムの会員になってもいらい
実際を知ることだ。
複合型書店を10店舗あり、それで全店舗、FC加盟するのは愚の骨頂だということだ、それより最初から自主独立路線を模索することで成長出来る可能性もノウハウも得ることが出来る。それしかないです。
【5】
複合型大型書店の半分を、どんな業種にするかという問題で[
「カフェはどうでしょうか?」というお問い合わせを、書店さんから過去に数件お問い合わせをいただいております。
なぜか皆さんやってはいけないことを選んでしまう習性があるようで、残念でなりません。
① コンサルタントを入れる。(確実に終わる)
② 大手企業の手を借りる。(コンサルと同じ)
③ 誰もやってない基軸を探せない。(独自がない)
④ 運営人数が多過ぎる。(甘い)
【6】
諸々の問題点を克服出来ず。終焉するパターンは決断力の欠如でしかない。
目標数字自体がが間違っている場合がある。
目標数字には絶対に到達しない。
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これから先はお問い合わせください。
コンサルタントではありません。
FC参加は儲けがないです。
ダメになる企業は全て安易な道を行く。
目指すはイン キャッシュフローしかない。
損益分岐点が限りなく低いこと
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【7】
不採算店舗は閉める。
ギリギリも閉めざるを得ない。
残った店舗で、企業として上昇気流に乗れるのか?
乗れません。
「アマゾン」という巨大生物が居るからです。
自分が小さな動物達(小規模書店)を食べて大きくなってきた歴史が繰り返されます。
「本屋」はただの小売業で粗利22%前後では生き残れるわけがありません。
A:書店 B:他業種 (これが儲かるレンタル)
つまり本当は「書店」は随分前から終わっていたわけです。
今後、A < B を本業に育てる以外に道はない。Aは既に終わってるわけです。
今の富士フィルムは、フィルムを売ってるわけではない。転換した社長がエライ。
全く違う分野をメインに育てなければなりません。
コンサル入れるような馬鹿社長では終わる。
【8】
いつもここで終わる。
本業を捨てる覚悟という意味である。
ない。
地方の大型書店は、いい加減なBである。考えてない。取敢えずBである。
知人の立場を自分に置き換えると切実である。
がしかし、私ならとっくに会社(小さな会社なら)を整理している。(儲かってる間に)
【まだは、もうなり】
もう終わってる。
地方に書店が無くても良い。アマゾンがある。
地方書店には買う本がない。
店長の色もない。今更不要だ。
各社の決算は見ている。ずっと右肩下がりある。
これは経営者失格である。
もうスクラップ&ビルドも出来ない。
冒険もしない。