Old soldiers never die, they simply fade away
【老兵は死なず、ただ消え去るのみ】
これはマッカーサーが退役した時に話した文句だと言われてます。私もそういう境地に入らなければない年代に既になっています。
そして本日もSCAJ会場に沢山の方々にお越し頂き、心より心より感謝致します。
知ってる顔、思い出した顔、本日ここで再会した人々も初めて会った時よりも私と同じ齢を重ね風貌も変わっていました。
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同
時代は変わって行き我々の世代の多くの出展者の中で来年は定年だと言う話をあちこちで聞きました。それも世の定めです。
同時に、出会った頃は大学を卒業したばかりのA君が、今回は堂々数人の部下を率いて我々のブースに立って貰いました。もうすぐ3件目を開店するそうです。
そのA君と初期に諸事情で別れ、現在別の店舗を営んでるT氏にも、それ以来で初めて再会した。会うまでは「どついたる」と思ってましたが、彼は彼の人生を歩んでいる。事実はもうそれしかない。善悪ではない。
いや~、私もすっかりモノ分りの良い人になりましたね。う
今日、ここで再会させて頂いた他の懐かしい顔々は、言い換えれば【コーヒー業界】に残ってる証明でもあります。みんな輝いてる顔でうい
ある。
悩みが有ったり、死にそうな状況では、この祭りには来れないと思います。
そういう沢山の笑顔は私の焙煎講座を通して知り合った顔です。
全国から、本当に多くの顔がありました。書ききれません。そこに一人一人の人生の物語があります。
強調したいことは、
先に触れたA君の【今】は実は上手くいかなかった結果なのです。彼は諦めなかったのです。その結果でしかないと講座でも伝えています。
逃げたらその時点で終わる。
風に立った人だけが明日を手に入れることが出来る。
さて、今回の【La San Marco】は、私の取扱いではありません。私と同じ貿易会社を営む甥が全く独力で超多忙の中で手掛けたブランドです。今回は私はただのサポート役です。
古人復た洛城の東に無く
今人還たす落花の風
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
歳歳年年人同じからず
言を寄す全盛の紅顔の子
応に憐れむべし 半死の白頭翁
白頭翁になった私が
短いこの業界ですが振り返って、しみじみ痛感することを最後に書きたいと思います。
自分事だけしか考えなかったセコイ、小さな人々は見事に全員消えたという事実です。
それは彼等には誰も幸運のカードは配達しなかった事実だ。
配られなかったから、彼等にはそれが有ったことさえ判らないのである。
運、不運とはそういうものである。
今日、多くの笑顔に会った。各々に感謝します。
みんな、風に立つライオン達である。
笑顔とは逆風に耐えた顔である。
苦労があるから幸せがある。
吉野家で「生姜」を山盛りに取るなという意味は、メタファーである。
ガソリン1円2円でスタンドを替える人にも、カードは配られることはない。
あと
「WinーWinの関係で行きましょう」・・て奴。(笑)
私は絶対に付き合うことはない。
その関係じゃなくても、付き合う人が大事な人だ。互いにね。
そうだと思いませんか?
「Give & take 」でもないです