焙煎機を受注するにおいて・・
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■常日頃から、ここで書いている基本姿勢(思想)を崩してまでも
焙煎機の改造を受注することはありません。
つまり、世界標準の焙煎をして頂くのに理に適ったモノです。
そうでないモノ(改造)は一切受注いたしませんので、どうかご了承下さい。
下記は改造出来る(受注出来る)一般的なものです。
フジローヤルの改造に関してです。
他に何かあれば相談して下さい。
【R-101】
直火式・半熱風式の選択のみ
【R-103】
直火式・半熱風式の選択
排気ファンの高効率化 (標準)
独立排気(但し 冷却側のサイクロンなど絶対に不要です。)
若干のバーナー(増強)追加
【R-105】
直火式・半熱風式の選択
排気ファンの高効率化
若干のバーナー(増強)追加
独立排気(但し 冷却側のサイクロンなど絶対に不要です。)
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ご存知の通り焙煎方法が今もデタラメが流布されている日本は、
コーヒー焙煎の歴史が先進国と比べると最も歴史が浅い国の一つです。
当講座を受講された方は理解出来ますが、フジローヤルは非常に優れた焙煎機です。当店でも複数の1、3、5キロと何台も使って参りましたが、何一つ不満はありません。(全て無改造です。3キロだけは最初から排気ファン換装)
しかし、基本設計は外国の焙煎機とは違います。
だから外国の設計思想(視点)でフジローヤルを考査(比べる)することも絶対に間違ってます。
また、当然ですが「排気ダンパー」を操作している人の意見など全て噴飯モノですから意見(考察)以前の問題です。
変な改造を信じないようにして下さい。
■ あなたがどんな先生を師事しようと当方の関知することではありません。変な思想でバーナー増強・胴二重巻やるのはもちろん自由です。自由ですが、当店では絶対に受注しません。
先ほど書いた通り、基本設計がそういう風になっておりません。
「定価のない」世界に引きずり込まれて、結局、上級機とほとんど変らない価格になることは私自身は笑えません。
フジローヤル(R-101)1キロ機はノーマルで充分です。
■ プロバットにも海外の他社にも焙煎途中で操作する「排気ダンパー」は装着されてません、つまり世界中(世界標準)では、誰もそんな事はしてないのです。それで焙煎が変るというのは実は単純な「トリック」なのです。これは「手網焙煎」と同じです。
目の前で簡単に騙すことが出来ますし、やってる本人さえ実は判っていない。
その程度の馬鹿が日本では先生をしています。
■ 時代・時代で、その時に新しい改造がもてはやされて、一時は人気になりますがスグに廃れます。 炭火焙煎、遠赤外線などもそうですが、何をやっても温度が上昇すればコーヒー焙煎は出来ます。
物知り顔でジイさんが「遠火の強火」なん言ってますが、とても高温の為、離さないとコゲます。(笑) 遠火の近火は出来ないだけです。
どうか発注する皆さんは、程度の低い先生に翻弄されることなく、決して定価の世界から離れることなく、本当のコーヒー焙煎から「しっかり」と真実を見極めて下さい。
フジローヤルは優れた珈琲焙煎機です。だから何十年も使用に耐え、今もベストセラーであり続けます。この事実を否定する者こそ、実は要注意なのです。
焙煎機は数字のスペックでは判りません。
日本は工業社会です。電気や鉄が主体です。
そして、製品でも、外見では見えないもののも方が大事なのです。
だから自動車でも誰もヒュンダイを買いませんでした。
当講座の焙煎ソフトウェア自体も、見えないものを相手に行っております。
それはどういう意味でしょうか?
マニュアル人間に理解出来るわけがない。しかし、勘仕事とか職人ワザでは決してないのです。
私達(受講者さんを含む)は、ちゃ~~~~んと見えているわけです。はい。
■ 知ったぶりした「カフェ坊」が「XXはバランスが良いよね」なんて抜かしますが、一体、「バランス」って何?爆
重量? 釜に対して実焙煎量? 店の大きさとの? 貯金と支出?全く噴飯モノです。
事実を見際める選択眼こそが、最初から必要なのです。安いからってヒュンダイ買わないでしょ?買うの?