ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

“名車模型のモデラーたち“展に行ってきました。

2011-06-19 | 模型いろいろ
昨日は東京京橋のINAXギャラリーに“凝縮の美学 名車模型のモデラーたち” 展を
見に行ってきました。

日本を代表するスクラッチビルドのモデラーの作品展です。
センスの良い展示会場に並べられた作品群は、数こそ多くはないものの
どれも溜息ものの代表作ばかり。

時々書かせていただいているトヨタの斎藤 勉氏や水野 秀夫氏の作品はもちろん
昔から雑誌で拝見したことのある酒井文雄氏、アリステア・ブルックマンやジェラルド
ウィングローブ氏の代表作まで、初めて目にする作品には時間を忘れます。

ミゾロギさんやLotus49fordさんと一緒に、あれこれお話しながらひとつひとつ見て
回りました。
あまり写真を撮れなかったので、全体像はミゾロギさんのブログをご覧ください(笑)

sportscar graphic : 凝縮の美学 名車模型のモデラーたち 展

会場に入ると一番最初に目に飛び込むのは山田健司氏の巨大な1/5のフェラーリ250GTO.
ボディーのみならず細かいパーツすべて、バルサ材から作り出しています。
制作中のF40もありますが、あらためてバルサというのに驚きます。



斎藤氏は例のカングーロは制作中なので会期の長いこの展示にはありませんが
代表作のひとつ、このフェラーリ・モデューロの原型とキットなどが。




一番見たかった水野氏のP68と69です。
すべてフルスクラッチとは思えぬ完璧なプロポーション、非の打ち所がない完成度。
素晴らしい…。
ボディーキットだけでも発売してくれたら、ヒロの中身と組み合わせてみたいものです。



今更説明も不要な酒井氏のジャガーDタイプ。
こちらは未塗装ベア状態ですが凄い迫力です。



濱上晴市氏の3台の1/24ベントレー4 1/2。
戦前のレースカーはどれも非常に美しく魅力的です。
こういったキットが出てくれると嬉しいのですが。
AIRFIXの1/16が作りたくなります。



お馴染みブルックマンのフェラーリ500F2。
シャークノーズ156が確か350万円!で、これはもうちょっと安かったと思いますが(笑)
フロントエンジン・フォーミュラのマニアにはたまらないでしょう。
私はリバイバルかCMCで我慢。

このあと近くで開催されていた空山 基氏の展示会も見て、数年ぶりに銀座のカレーの老舗
ニューキャッスルで“懐かし味”の辛来飯(カライライス)をいただきました。

展示会のカタログは小版ではありますが内容、写真ともに非常にクオリティーの高いものです。
見て楽しめる内容です。
展示会は8/20まで東京、その後9月から11/17大阪、12月から来年2月まで名古屋と
巡回展示されます。
期間が長いので是非時間を見て足を運んでみてください。